指先から旅をする の商品レビュー
ピアノを弾くように話す姿を見て、本を読みたいと思いました。本も同じく、柔らかい語り口で、綺麗な言葉で綴られています。音楽に真摯に向き合い、音を追求する気持ち、師事する方々へのリスペクト、彼のピアノを聴きながら読みたい本です。
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藤田真央さんと一緒にコンサート旅行をしている気分になる。彼の文章の巧みなこと。比喩表現が上手いので、思わずクスリと笑ってしまう。知ってる有名な演奏者がいっぱい出てきて、ヨーロッパのクラッシックの社交界を覗き見ている感じになる。なのに、真央さんはとても自然体で音楽性を共通言語にして...
藤田真央さんと一緒にコンサート旅行をしている気分になる。彼の文章の巧みなこと。比喩表現が上手いので、思わずクスリと笑ってしまう。知ってる有名な演奏者がいっぱい出てきて、ヨーロッパのクラッシックの社交界を覗き見ている感じになる。なのに、真央さんはとても自然体で音楽性を共通言語にしてお友だちを広げている様子がわかる。あっさり書いているけれど、すごいことだと感じた。
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“わたしの人生の節目には、 モーツァルトが現れる_” 冒頭の言葉から魅了されました 藤田真央さんのピアノの音色は 言葉では表現できないほど 1つひとつの音の粒が ま〜るい金の粒のように美しく キラキラと輝いている このピアノに 世界が恋をした!! ピア...
“わたしの人生の節目には、 モーツァルトが現れる_” 冒頭の言葉から魅了されました 藤田真央さんのピアノの音色は 言葉では表現できないほど 1つひとつの音の粒が ま〜るい金の粒のように美しく キラキラと輝いている このピアノに 世界が恋をした!! ピアノを心から愛し 偉大な作曲家の想いに寄り添いながら そして 誰よりも音楽を楽しんで 弾いているんだろうな…と たくさんの写真と文章から そう感じました これからの活躍が とてもとても楽しみです
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テレビでたまたま聴いた藤田真央さんのモーツァルトの音があまりに綺麗で、「あー、モーツァルトはこんな風に弾いてもらいたかったんだ、と喜んでるだろうな、モーツァルトもこんな風に弾いていたんだろな」と初めて感じた。 それで、興味が生まれて本を手に取ってみた。表紙だけ見ても自ずとわ...
テレビでたまたま聴いた藤田真央さんのモーツァルトの音があまりに綺麗で、「あー、モーツァルトはこんな風に弾いてもらいたかったんだ、と喜んでるだろうな、モーツァルトもこんな風に弾いていたんだろな」と初めて感じた。 それで、興味が生まれて本を手に取ってみた。表紙だけ見ても自ずとわかるけれど、本の作り、時々挟まれている写真など、所々からこのピアニストが本の制作に関わった人たちから愛されているのが伝わってくる。本を読んでこんなことを感じたのは初めてだった。 藤田真央さんは、(本から窺い知るに)音から想像する通り、天真爛漫で懐が大きく、世界をチョロチョロと難なく駆け抜けていく、天性のの才能と能力を持っているようだった。自分に自信があるのだなぁ、強いなぁと感じた。それだけの努力や経験を積んできて作られたものだろうけれど。 私は日本にいた時の大谷翔平さんがものすごく好きだったのだけれど、アメリカで活躍して変わってしまい、(もちろん、ご本人にとっても野球界にとって良いことなのだけれど)私はショックなのだが、海外で自信をつけてもまだ元の様子を残している方が、藤田真央さんなのかも…と、勝手に想像した。とても愛されキャラの方のようだ。 第一部はメモする事が多く、なかなか進まなかったが為になった。 第二部はご本人が綴った日記的なエッセイで、肩の力を抜いて楽しく読んだ。 今、日本人で一番注目されている、そして愛されているピアニストではないだろうか。私も、より藤田さんの演奏を生で聴きたくなった。コンサートに来て欲しいな。田舎だけど… 心に残った言葉が沢山あったので一部だけ ◯ピアニストが何かを選択する立場にいると勘違いしてはいけない。だから私はピアノと格闘するような真似も絶対にしたくない。どんなに盛り上がる場面でも、常にピアノに寄り添う姿勢を崩さないよう心がけている。ピアノをコントロールしきれず持て余し、挙句の果てに、対峙格闘するようなポーズを取る位なら、そんな難曲は最初から弾かなければいいし、弾いてはいけない。 ◯私は、演奏そのものには、殊更にメッセージを込めないように注意しておりました。それは私自身の思いを乗せすぎることが、時として豊かな音楽を濁らせてしまうからです。 ◯SNSなどで、演奏そのもの以外の情報が増えたせいか、クラシックの世界でも、目立つものが喜ばれる傾向が強まっていると感じられる。そんな時にいつも思い出すのが、野島先生のあのストイックな横顔なのです。 ◯自分の信じる音楽を突き詰めれば、派手な勢いや強い押し出しなどに頼らずとも、伝えるべきことがちゃんと伝わるのだと思い知らされた 恩田陸さんとの対談で、恩田さんの言葉〜 ◯今の時代に小手先のマーケティングをするのは無駄。数ヶ月で流行がガラッと変わる。世の中で、息の長い仕事をしようと思ったら、自分ができること、そして心からやりたいことをするしかない。
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テレビで拝見する限りフワフワとした印象の藤田氏の天才ぶりに驚愕した。次から次へと訪れる欧州での本番に臨む姿に、力みや気負いを感じない。突然の代役や厳しい条件すら楽しみと学びに変えてしまっている。共演者と共に音を紡ぐ素晴らしさに感動しながら、ただただ純粋に音楽と向き合っているように...
テレビで拝見する限りフワフワとした印象の藤田氏の天才ぶりに驚愕した。次から次へと訪れる欧州での本番に臨む姿に、力みや気負いを感じない。突然の代役や厳しい条件すら楽しみと学びに変えてしまっている。共演者と共に音を紡ぐ素晴らしさに感動しながら、ただただ純粋に音楽と向き合っているように感じた。 最後のページ、客席に深々と頭を下げる写真と共にある文章には、藤田氏の謙虚なきれいな心が表れているように感じた。 ぜひコンサートで氏の演奏を聴いてみたいと切に思った。
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クラシック音楽は好きなのですが、指揮者 演奏者の名前は覚えられずこんなにも才能を開花している人々がいることに驚きました。藤田氏は童顔で威圧感を与えないので懸命に努力している姿が想像できませんが文章から真摯にピアノにむかっておられることがわかりました。気難しい音楽家に受け入れられて...
クラシック音楽は好きなのですが、指揮者 演奏者の名前は覚えられずこんなにも才能を開花している人々がいることに驚きました。藤田氏は童顔で威圧感を与えないので懸命に努力している姿が想像できませんが文章から真摯にピアノにむかっておられることがわかりました。気難しい音楽家に受け入れられてるのも彼の演奏者としての素質もあるのでしょうが人柄が惹きつけているのだと思いました。これからの活躍がますます楽しみです。
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演奏途中でのMC(で良いのか?)お話し時のように、時にはクスッと、ベイスターズの話は異様に熱く…という真央さんらしさが本にも溢れていた! 表紙の、マオの本が素晴らしいものになるなら、とわざわざピアノを移動して撮影した写真がまたステキ!ストックサの中にある優しさ見たいな、人柄が溢...
演奏途中でのMC(で良いのか?)お話し時のように、時にはクスッと、ベイスターズの話は異様に熱く…という真央さんらしさが本にも溢れていた! 表紙の、マオの本が素晴らしいものになるなら、とわざわざピアノを移動して撮影した写真がまたステキ!ストックサの中にある優しさ見たいな、人柄が溢れる一冊 演奏そのものにメッセージを込めないように注意してある、私の思いを載せすぎる事が、豊かな音楽を濁らせてしまうから 空間のどこに届けるか、音の響きを考えながら演奏する、楽曲によっても変わり、ラヴェルやドビュッシーは、最も丁寧に空間を読む必要がある。ホールで鳴らすとうねりのようなものが生じる。ドビュッシーは、パレットの絵の具を幾重にも塗り重ねたような複雑なハーモニーの組み合わせで成立している p. 32 人の営みと、人が生み出すあらゆるものに対する好奇心は、わたしの中で尽きることがありませんね。その最良のもののひとつとして、音楽という存在があるのだと思っています。p. 65 プログラム作りにおいて、音の響きを大切にしている。+曲の背景や物語性を意識して構成 恩田陸との対談で、 コンクールの順位ばかりフィーチャーされがち 文学賞の選考も同じ、面白いプレイヤーがいる事をみんなに知らしめる通過点であって、目標になってしまうと歪みが出るのかもしれません。 p.120 緊張を背負ったときは、それにどう対処するかではなく、それ自体を受け入れ、極限まで音楽に集中することが大切、偉大なるピアニストにして指揮者のウラディーミル・アシュケナージの言葉 p. 148 パラード、バレエでは、エリックサティが作曲、コクトーが脚本、ピカソが衣装と美術を担う パリのラ・ロントというカフェにてp. 186 マイスキーのチェロ 教会愛好家は、ゴシック、ルネサンスからのロマネスク様式に。シルヴァカンヌ修道院@ 南仏 ラ ロック=ダンテロン
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愛らしい表情のピアニスト、藤田真央くん。 若干25歳。 チャイコフスキー国際コンクールで2位になったのは20歳の時。 今では世界中から熱狂的な支持を得ています。 ゆっくり言葉を選びながら、話す時はいつも笑顔。 鍵盤に向かうと、あっという間に音の異世界へいざなわれます。 音に集中す...
愛らしい表情のピアニスト、藤田真央くん。 若干25歳。 チャイコフスキー国際コンクールで2位になったのは20歳の時。 今では世界中から熱狂的な支持を得ています。 ゆっくり言葉を選びながら、話す時はいつも笑顔。 鍵盤に向かうと、あっという間に音の異世界へいざなわれます。 音に集中するため、演奏会では楽譜は使わないとのこと。 突然代役を務めることになり、ピアノコンチェルトを2日で覚えて弾いたこともあるそうです。 私はテレビで真央くんの演奏を観て聴いて、すっかりファンになってしまいました。 この本にあるのは、真央くん自身が綴った演奏記録。 共演した奏者、指揮者、時にはスタッフについてのあれこれ。 ピアノについての うんちく。 そして世界中の魅力的な演奏会場について。 それはヨーロッパの歴史あるコンサートホールだったり、教会だったり、私邸だったり。 専門的過ぎて理解の難しい記述もありますが、若者らしくほほえましい表現も。 例えば、「大谷翔平のような切れ味が必要」とか、「竈門炭治郎の『全集中』」など。 時には ペペロンチーノから演奏者としてのあるべき姿を学んだり、面白い視点が披露されるところも。 『蜜蜂と遠雷』の作者、恩田陸さんとの対談も興味深かったです。 映画では、天才少年・風間塵 役のピアノ演奏をしたのが真央くんでした。 また、わくわくしたのは、ふんだんに差し挟まれる写真の数々。 プロの写真家さんこだわりの美しい仕上がりが 目を楽しませてくれます。 ところで表紙の写真は、森の並木道にピアノを実際に運んで撮ったものだそうです。 優しい音色が響いてきそう。 最後に。 真央くんは大の本好きで、いつも何かしら手元に置いて読んでいるそうです。 「時間をかけて言葉を紡いでみたら、世界の見え方が変わりそうに思う」と真央くん。 恩田陸さんの返答が素敵でした。 「表現方法が広がると、頭の中に新しい回路が開かれそうですね」 真央くんのこれからの活躍、とてもとても楽しみです。
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専門的な知識のない私には高度過ぎて理解できないことが多すぎました。 1音にも、間の大切さにも深い意味があること もっと聞き込まないと・・・・ 浅いクラシックファンには 奥が深~い
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イスラエル ユダヤ教安息日シャバット エレベータがすべての階に止まる 温かい食べ物なし 火や電気の使用禁止 モーツアルト 瞬間ごとの即興性 音色の変化 音数が絞られシンプル 律儀さと繊細さ ピアノソナタ全集 2022年 ミラノ スカラ座 ピアニシモ 指先の力 フォ...
イスラエル ユダヤ教安息日シャバット エレベータがすべての階に止まる 温かい食べ物なし 火や電気の使用禁止 モーツアルト 瞬間ごとの即興性 音色の変化 音数が絞られシンプル 律儀さと繊細さ ピアノソナタ全集 2022年 ミラノ スカラ座 ピアニシモ 指先の力 フォルテ 身体全体 スタインウェイ 36万番台 鍵盤が象牙 汗を吸い取り弾きやすい 表面ざらつき 東京 オペラシティ シューマン 痛み 愛情 シューベルト 客観的 ベートーベンがやりつくした後の時代 歌曲のような情景 楽譜の解釈が最重要事項 作曲家のバックグラウンド 想いや経緯 この曲はどういうことを表現したいのか 演奏の流れの大方針を立てる 大まかにパートに切り分け個別に検討 より狭い範囲で同じ作業を繰り返す 最後は一小節、一音の単位で わたしを表現するのではなく音楽を共有したい 橋渡し役 ピアノに寄り添う 解釈は言葉によって 読書 塩野七生 ローマ人の物語 ヴェルビエ音楽祭 ミハエル プレトニョフ 引退宣言の後カワイに出会う Shigeru Kawaiを愛用 プログラムの組み方 音の響き、曲の背景や物語性 モーツアルト リピートと即興演奏 コンセルトヘボウ 赤いじゅうたんの大階段を降りてステージのピアノに向かう 食堂に電子レンジ 夕食はスーパーの冷凍食品を暖めてホテルに帰り食べる 加湿器、カイロ、ヒーター サウナ状態で血の巡りと発汗、ラフマニノフ三番 最初から技巧開始できる 5000円くらいの服を2着バーゲンで安く買って使いまわし
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