ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/01/29

コロナ禍のミステリとのことで、確かに町の様子や、人間関係の背景には、コロナの影響が感じられた。しかし、殺人事件そのものは、あまりコロナに関係なく拍子抜けした。でも、もし自分の家族が殺されて、しかも地元の同級生たちが容疑者だったらと想像すると、極悪人がいない話で、ほっとした。探偵役の尊大な口調にイライラしたが、見た目は、和製シリウスブラックと自分に言い聞かせたり、主人公とのかけ合いを読んだりしているうちにそこまで気にならなくなった。

2024/01/28

新たなキャラ登場。

元マジシャンが事件を解決。警察には出来ない禁じ手の数々、元マジシャンやりたい放題(^_^)
軽快なストーリー。また映像化するんだろうな。

2024/01/28

探偵役のキャラクターが素晴らしい。手品師という設定で多少の粗は誤魔化せ、人間性のマイナス面が特異性を増幅させている。未登録の番号から着信した時は、相手の名前が表示されないと思うが…

2024/01/27

コロナ禍という外部環境が内容にも反映されていることがまず興味深かったです。
元マジシャンという一見なんでもありの設定も、おもしろくもありツッコミどころもあるような感じ。ガリレオとも違うし、名探偵コナンのキャラクターを彷彿とさせる気もしました。

2024/01/27

かつて教師をしていた父親が何者かに殺された。犯人は誰か？

娘がマジシャンの叔父さんとコンビを組んで解決します。マジックのショーのような読みやすいミステリーです。
コロナ禍を描いていて、現実的な状況なのに、マジックで非現実的なことをする叔父さん。なんて言うんだろうか。マジックと言えば何でもできちゃうのではないか？というご都合主義を感じてしまいました。
ちょっとそこが残念ですが、ショー的なエンタメ作品として受け入れれば面白かったです。
シリーズ化されてるし、映像化されるんだろうなと思います。ブラックショーマンは誰が演じるのだろう、、、年齢に合ったイケオジ俳優に演じてほしいです。
他のシリーズ作品も読もうと思います。

2024/01/26

教師の父親が何者かに殺され、その娘の真世と叔父の武史で犯人探しが始まる。
テンポが良く、スラスラ読める。一癖ある武史だが、ラストの粋な計らいが良かった。

2024/01/24

東野圭吾はやっぱりグイグイ読ませる
ここ最近、というか、わりとズッと、
「ミステリーはもういいかな」の気分なんだけど
読み始めるとどんどん読んでしまう
やっぱり面白い

なんだか気が重くなりそうな事件なんだけど
ぶっ飛んだ元マジシャンの叔父さんの出現と
わりと明るい主人公のおかげか
気が重くならずにサクサク読める
ドラマ化するのかなぁ

2024/01/24

さすが東野さん、サクサク読めて楽しめるミステリー。新しいシリーズみたいなのでこれからが楽しみ！思ったより軽いかな？と感じたのは、東野作品ってだけで、ハードル上げすぎてるのかも(笑)

2024/01/23

さすが東野さん、サクサク読めた。登場人物も多かったけど、キャラがたっていて混乱しなかった。殺人の動機はそんなことで？？？って感じで理解し難かったけど…
ヒロインが結婚を迷った理由も、もっと捻りが欲しかったかも。

2024/01/22

東野圭吾らしいミステリー。映像で見てみたいなと思った。一方で、もう少し深みのある事件にしてほしかった気もした。祈りの幕などと比べると少し単純なような。