ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 の商品レビュー
さすが東野圭吾。読みやすくて、光景が直ぐに目に浮かぶ。ブラックショーマン、黒服のマジシャン。父親殺しの犯人は誰か?叔父のマジシャン共に独自で犯人探し。犯人探しの対象者をドラえもん、のび太、ジャイアンなどで例えるあたりはわかりやすくて面白かった。事件解決する過程の叔父の傲慢振りも楽...
さすが東野圭吾。読みやすくて、光景が直ぐに目に浮かぶ。ブラックショーマン、黒服のマジシャン。父親殺しの犯人は誰か?叔父のマジシャン共に独自で犯人探し。犯人探しの対象者をドラえもん、のび太、ジャイアンなどで例えるあたりはわかりやすくて面白かった。事件解決する過程の叔父の傲慢振りも楽しい。既に続編も出てるので楽しみ。
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あまりの本の厚さに、後回しにしてしまっていた作品。 被害者hの弟はなかなかのクセ強。 東野圭吾作品は面白い!一気読みしてしまいました。 続編も楽しみです。
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叔父のキャラが読めば読むほど深みが増し、鋭い推理と不器用ではあるが相手への深い思いやりのある行動に人間味を感じた。シリーズ化が楽しみ。
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新たなシリーズの登場でしょうか。安定して読後の安堵した感じを改めて実感しています。 未曾有の感染症で乱れた心身が幾重にも交錯し、表裏のギャップを持たねば維持できぬ平静の時節かもしれない。そんな最中のとある秘密が主軸の事件を引き起こす。関係者にも少なからず後ろめたい事情がある。...
新たなシリーズの登場でしょうか。安定して読後の安堵した感じを改めて実感しています。 未曾有の感染症で乱れた心身が幾重にも交錯し、表裏のギャップを持たねば維持できぬ平静の時節かもしれない。そんな最中のとある秘密が主軸の事件を引き起こす。関係者にも少なからず後ろめたい事情がある。混沌とした捜査を横目に密かに独自に進めるマジシャンは、また魅力あるテクニシャンで怠惰な表面の裏面には思いやりも隠し持つ。 相手を翻弄する会話のオチには、解決を見出すための対話をタネ明かしのように授ける。苦悩の当事者も糸口を掴むキッカケを与えられた状況を好機と捉えているようにも感じた。
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タイトルと表紙絵に惹かれて読んでみた一冊。 あらすじを読まずに手に取ったので、外国の話か…?と勘違いしていた…。ただ、面白そうだな、という直感は当たったのでよしとする。 主人公真世の父、神尾英一が何者かによって殺害された。警察と共に現場である生家にいくと、叔父の武史と再開することに。2人は英一殺しの犯人を独自に探ることとなるーーーといったストーリー。 東野作品全般に言えることだが物語に非常にまとまりがある。読み終わった後だから言えるが、タイトルも秀逸。手癖の悪さと強欲さが目立つが、武史のキャラクターも憎めないし、真世のワトスンぶりが狂言回しにぴったり当てはまった。もし映像化されるなら、マジックのシーンは大変だろうがきっと見応えのあるものになるだろう。 登場人物が多すぎると誰が誰やら分からなくなることも多いが、それぞれのキャラクターがたっていて尚且つドラえもんのキャラに作中でも置き換えてくれたので、想像しやすかった。特に警察の柿谷さんは読んでいてどんどん好きになっていった。 肝心かなめの謎も、ミスディレクションはすぐ分かったが、犯人は意外性があったし読み応えがあった。 武史に関してはアメリカから何故帰ってきたのか、何故マジシャンを目指したかなど謎な部分も多いので、次作に期待。
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父の死、叔父との再会。そして 犯人捜し。 叔父さんの推理に感心したり呆れたり。ちょっと怪しい、灰汁の強い探偵も 面白い感じ
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また、なんかめちゃ濃いキャラ出てきたな(笑)無茶苦茶すぎて最初この人犯人か?とか思うほどだったわ。#読了
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東野さんの最近の作品です。ちょうど文庫版が出ていたので購入しました。500pのボリュームでしたが、やはりあっという間に読めてしまった。さすが東野さんの作品だな、、、と思います。既に続編が出ているのでおそらくシリーズ化するのでしょう。 自分の兄の殺人事件に関して、元マジシャンの男...
東野さんの最近の作品です。ちょうど文庫版が出ていたので購入しました。500pのボリュームでしたが、やはりあっという間に読めてしまった。さすが東野さんの作品だな、、、と思います。既に続編が出ているのでおそらくシリーズ化するのでしょう。 自分の兄の殺人事件に関して、元マジシャンの男が超鋭い推理を様々な検証に基づきながらスピーディに展開していく。殺された男の娘(マジシャンの姪)と共に。ストーリーは常にこの娘の目線で描かれています。 この元マジシャンの叔父とその姪の実家のある東京近郊の小規模の観光地が「名もなき町」として本作の舞台となり、主に姪の同窓生が事件の謎解きに関わる人々として様々な人間模様を織りなしていく。 元マジシャンの叔父の推理の根拠は後に明かされます。ストーリーはシンプルで、途中で何となく犯人が分かってしまうようになっていたように思われます。 最後のネタ明かしについては、少し無理やり感を感じつつも、それ以外に答えは見出しようがない。 これまでのガリレオシリーズや加賀刑事シリーズと同様の深い感動が得られたのか?という観点では少し物足りないような気がします。(極めて個人的な感想です) 既に本屋さんに出ている続編を読もうか?そういえば「ラプラスの魔女」の続きはもうないのだろうか?あるいは「クスノキの番人」の続きはもう出たのか? どうにも東野さんの手のひらでコロコロと転がされているような?気分になってしまう。
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久しぶりに一気読みしてしまった! 他の作品と比べてしまうけど、東野圭吾さんの作品は最初から引き込み方が上手だし、そのまま終わりまで飽きさせないと思った。マジックについての種明かしはないけど、推理の種明かしはしっかりしてくれてて納得がいく。 エピローグまでしっかり読み応えがあるし、ところどころの伏線が、本筋のものとサイドストーリーのものとあって、読んでる間はもちろん分からないのもおもしろい。 真世ちゃん始め登場人物たちは同い年くらいだなと思って自分たちと重ねながら読めた。コロナや超大作の漫画のアニメ化、それによる町おこしなど今の時代に即しすぎててイメージしやすい。 個人的に真世と中学時代の地元との距離感も、私と重なってなんだか親近感。笑 唯一の家族となった父親が殺された割には冷静だなとも思ったけど、案外この年齢くらいだとそうなのかな。自分以上に淡々としてる武史叔父さんのお陰でもあるかも。 釘宮くんは自分のこれからを守るためにやったことが、結果的に壊すことになっちゃってもったいない。娘の真世が言う通り、お父さんなら事情をしっかり説明すれば分かってくれたんじゃないかな〜 エピローグ、私としては真世と健太2人で歩んでいく道を選べたらいいなと思う。煽ってくるようなメールの仕方だと、送信者の僻みにしか思えない。桃子たちとのビデオ通話の終わりもそうだけど、ちゃんと2人のことを気にして綺麗に取り持とうとしてくれる感じが武史叔父さんは英一の弟だなと思わせてくれてほっこりした。
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「謎を解くためなら、手段を選ばない」の帯。 東野圭吾氏の作品だったので気になり。 ただ、帯に踊らされて?かなりあくどい事をする主人公が生まれたのかと思っていたが、ちょっと変わってるだけの、ある程度の常識は持ち、姪のことを思いやれるキャラだと感じた。 ストーリーは、いろいろな展開をしつつ、関係ないところへ行っているようでやはり意味がある、という東野圭吾氏らしい作品。 面白かったです。 既に第2弾が発売されているようなので、追いかける予定です。 シリーズ化するのかな?
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