勘違いが人を動かす の商品レビュー
個別の行動経済学の理論について、軽めのエピソードと共に複数紹介してくれている。 入門編として大変読みやすく、仕事のアイディアにも活かせそうと感じた。 また折に触れ必要な箇所を読み返してみたい。
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要は認知バイアスの本質とそれを知ることによって自分が起こす行動のヒントを得ることができる一冊。オランダ人のエヴァとティムが著者であり、翻訳本であるため、たまにピンとこない感性もあったが全体を通して読みやすく、第1章から第6章までのキーワードはメモし、今後の自分の行動、決断に活かそ...
要は認知バイアスの本質とそれを知ることによって自分が起こす行動のヒントを得ることができる一冊。オランダ人のエヴァとティムが著者であり、翻訳本であるため、たまにピンとこない感性もあったが全体を通して読みやすく、第1章から第6章までのキーワードはメモし、今後の自分の行動、決断に活かそうと思った。
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経済活動にかかわることで、知っておくとスムーズに事が運ぶことが紹介されています。ベースにあるのは心理学です。
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図書館の返却期限が来てしまったので YouTube 動画で見たものを要約 人は手間のかかるものより、楽なものを選ぶ そのため やった方がいい行動を簡単にして、やりたくない行動をめんどくさくする 例えば つい食べてしまう おやつを 手が届きにくいところにしまう 運動をするためにとりあえず家の外に出てみる 意志に頼るのではなく 環境を変えることが効果的 嫌だけどやらなきゃいけないことと好きなことを組み合わせると行動力が飛躍的に上がる 例えば 勉強をしたらチョコレートを食べてもいいというルールを作ってそれを実行する 人を動かすには得よりも損を強調する方がいい 人は選択肢が欲しいが 選びたくはない そのため 選択肢は多くても10種類までに絞って選ばせることが大事になる 人は難しいものより分かりやすいものに流れる だから YouTube 動画 も分かりやすい内容にするとよい 人は誰でもお金や時間が不足すると頭が悪くなって、間違った選択をしてしまう 目標を小さくすることで行動できるようになる 例えば ジムで1時間 体を動かすという目標を作るのではなく とりあえず ジムで5分 体を動かすと小さい目標を 作ると継続しやすい やめたい習慣として例えば SNS をつい開いてしまうのであれば、毎回ログアウトして 閲覧をめんどくさくすると見なくなる 私も こういうことをやって SNS を見なくなった
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あるテーマについて少しだけ知識がある人は、自らの専門性を過大に評価しやすいことをダニング・クルーガー効果という。なお、テーマを学ぶに従い、過信の度合いは下がっていく。 自己紹介をすることで互いを知ることにより、共通点を見つけ、連携しやすくなる。すなわち、自己紹介の目的は「共通点」を探すことである。 認知バイアスを用いて人を動かすには 1.達成したい結果を明確にする 2.必要な行動を図式化する 3.行動の生か・事態が改善したことをどう測定するかを決める 4.相手の立場になってみる 5.一見すると小さなことが人の行動に大きな影響を及ぼす現象であるハウスフライ効果を用いる 6.試してみる 7.成果を確認し、必要に応じて5へ戻る
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タイトルに記載のとおり行動経済学の「入門」としての書籍である。 各章ごとに代表的な行動バイアスが紹介されており、既に「ファスト&スロー」や「予想通りに不合理」の他の書籍で記載されている内容の振り返りとしては良かった。 (上記の書籍を読んでいるのであれば、そちらの方がくわしく紹介されているため特段目新しい記載は無かったように思える。) また、既に他の実験で再現性が怪しいと言われているバイアス(自我消耗)なども特段注意点なしに紹介されているため、そういった正確性はいまいちな点があると感じた。
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何冊か行動経済学の本を読んだあとだったので、二番煎じ感は否めない。新しく何か得られたものはなかった。
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ハウスフライ効果=便器に書いたハエの絵=認知バイアスによる。 ゴールデンハンマー効果=ある解決策がすべての問題を解決してくれるように感じる効果。ハウスフライ効果は万能ではない。 ラスベガスでの例=プラスチックのチップを使うのはお金よりも苦痛を感じなくするため。迷路のように作られていて簡単には出口に行けない。毛足の長いカーペットは歩くスピードを鈍らせる。店内には光は入ってこない=時間がわからない。鳴り響く音、点滅するライトは、興奮させるため。 p45
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人を動かす認知バイアス。と、書かれても手は出さなかったであろう、一冊。勘違いが人を動かすとは言い得て妙な良タイトル。 本書を読み進めていくうちに、読まされてる感覚や買わされた感覚に陥る。なんとも不思議な効果の数々。 何かに活かそうとか、騙されないようにとかは思うなくても、リラック...
人を動かす認知バイアス。と、書かれても手は出さなかったであろう、一冊。勘違いが人を動かすとは言い得て妙な良タイトル。 本書を読み進めていくうちに、読まされてる感覚や買わされた感覚に陥る。なんとも不思議な効果の数々。 何かに活かそうとか、騙されないようにとかは思うなくても、リラックスしてただ読み物として楽しめる、行動経済学、心理学の名著に出会えた。
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行動経済学の知識がたっぷり詰まっている。 そのなかでも、小さな事が人の行動に大きな影響を起こすハウスフライ効果と有名な認知バイアス(先入観や偏見による勘違い)の二つが肝。 少しかじっただけで、自信過剰となってしまうダニング=クルーガー効果。 印を大きな枠と小さな枠、両方別に...
行動経済学の知識がたっぷり詰まっている。 そのなかでも、小さな事が人の行動に大きな影響を起こすハウスフライ効果と有名な認知バイアス(先入観や偏見による勘違い)の二つが肝。 少しかじっただけで、自信過剰となってしまうダニング=クルーガー効果。 印を大きな枠と小さな枠、両方別に囲むと小さな枠の印が大きく見えるデルブーフ錯視 直前に考えた事にイメージが引きずられるプライミング効果(これは、発生原因がわからないらしい) 人が楽して行動できるようにするナッジ 必要以上に難しくて行動をためらわせるようなものをスラッジ そして、自殺としての、鎮静剤の大量摂取を減らすため、あえて個包装にする事で自殺率を減らす事に成功したスラッジ 2択の選択肢に、酷い劣化版を加える事で、選択を誘導するダミー選択肢 そして、とにかく楽したい。アンケートのチェックを外すことすら面倒というデフォルト効果。 これは、人が同じブランドや有名ブランドを購入する事にも繋がる。だから、ブランドがリニューアルすると失敗しがち。 アプリのアイコンの新着通知に対応したくなるツァイガルニク効果。 手に入れる時より、失う時の方が何倍も心理ダメージを負う。そして、お金を使う時、人間は本当に痛みを伴っている。 人気が出る程冷めてしまうスノッブ効果 良いことを言ったら、それで満足して良い行動に反映されないモラル・ライセンシング効果 誘惑に抗い続けることで意思力がつきてしまい、自然消耗 低い数字より、高い数字順に並べて選択させた方が高い数字を選ぶ様になるアンカリング ボーナスをもらえる人の幸福度より、もらえない人の不幸度の方が大きくなる。 献血に来てくた人にお金を渡すと、献血の人が減る押し出し効果。 多すぎてキリがない。 本書には、この何倍もの知識が詰め込まれている。
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