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勘違いが人を動かす の商品レビュー

3.9

49件のお客様レビュー

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2024/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハウスフライ効果=便器に書いたハエの絵=認知バイアスによる。 ゴールデンハンマー効果=ある解決策がすべての問題を解決してくれるように感じる効果。ハウスフライ効果は万能ではない。 ラスベガスでの例=プラスチックのチップを使うのはお金よりも苦痛を感じなくするため。迷路のように作られていて簡単には出口に行けない。毛足の長いカーペットは歩くスピードを鈍らせる。店内には光は入ってこない=時間がわからない。鳴り響く音、点滅するライトは、興奮させるため。 p45

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2024/10/19

人を動かす認知バイアス。と、書かれても手は出さなかったであろう、一冊。勘違いが人を動かすとは言い得て妙な良タイトル。 本書を読み進めていくうちに、読まされてる感覚や買わされた感覚に陥る。なんとも不思議な効果の数々。 何かに活かそうとか、騙されないようにとかは思うなくても、リラック...

人を動かす認知バイアス。と、書かれても手は出さなかったであろう、一冊。勘違いが人を動かすとは言い得て妙な良タイトル。 本書を読み進めていくうちに、読まされてる感覚や買わされた感覚に陥る。なんとも不思議な効果の数々。 何かに活かそうとか、騙されないようにとかは思うなくても、リラックスしてただ読み物として楽しめる、行動経済学、心理学の名著に出会えた。

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2024/09/27

行動経済学の知識がたっぷり詰まっている。 そのなかでも、小さな事が人の行動に大きな影響を起こすハウスフライ効果と有名な認知バイアス(先入観や偏見による勘違い)の二つが肝。 少しかじっただけで、自信過剰となってしまうダニング=クルーガー効果。 印を大きな枠と小さな枠、両方別に...

行動経済学の知識がたっぷり詰まっている。 そのなかでも、小さな事が人の行動に大きな影響を起こすハウスフライ効果と有名な認知バイアス(先入観や偏見による勘違い)の二つが肝。 少しかじっただけで、自信過剰となってしまうダニング=クルーガー効果。 印を大きな枠と小さな枠、両方別に囲むと小さな枠の印が大きく見えるデルブーフ錯視 直前に考えた事にイメージが引きずられるプライミング効果(これは、発生原因がわからないらしい) 人が楽して行動できるようにするナッジ 必要以上に難しくて行動をためらわせるようなものをスラッジ そして、自殺としての、鎮静剤の大量摂取を減らすため、あえて個包装にする事で自殺率を減らす事に成功したスラッジ 2択の選択肢に、酷い劣化版を加える事で、選択を誘導するダミー選択肢 そして、とにかく楽したい。アンケートのチェックを外すことすら面倒というデフォルト効果。 これは、人が同じブランドや有名ブランドを購入する事にも繋がる。だから、ブランドがリニューアルすると失敗しがち。 アプリのアイコンの新着通知に対応したくなるツァイガルニク効果。 手に入れる時より、失う時の方が何倍も心理ダメージを負う。そして、お金を使う時、人間は本当に痛みを伴っている。 人気が出る程冷めてしまうスノッブ効果 良いことを言ったら、それで満足して良い行動に反映されないモラル・ライセンシング効果 誘惑に抗い続けることで意思力がつきてしまい、自然消耗 低い数字より、高い数字順に並べて選択させた方が高い数字を選ぶ様になるアンカリング ボーナスをもらえる人の幸福度より、もらえない人の不幸度の方が大きくなる。 献血に来てくた人にお金を渡すと、献血の人が減る押し出し効果。 多すぎてキリがない。 本書には、この何倍もの知識が詰め込まれている。

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2024/08/27

行動経済学が面白く読める本。 生活の中にある身近な「認知バイアス」をこれでもか、といういうくらい紹介。 400ページを超える本だが、楽しく気楽に読むことができた。 認知バイアスとは、物事の判断が、直感やこれまでの経験に基づく先入観によって非合理的になる心理現象だが、身の回りをよー...

行動経済学が面白く読める本。 生活の中にある身近な「認知バイアス」をこれでもか、といういうくらい紹介。 400ページを超える本だが、楽しく気楽に読むことができた。 認知バイアスとは、物事の判断が、直感やこれまでの経験に基づく先入観によって非合理的になる心理現象だが、身の回りをよーく見渡してみると、実はいろんなところに潜んでいる。自分はそんなものには騙されないぞ、と思っていても、どうやら人間の脳は、不思議なことに騙されやすいようにできているようだ。 あまりにも多くの事例が紹介されているので、例を挙げることもできないが、本の巻末に付録として71個の認知バイアスが紹介されている。しかも使って見たいものにチェックができるようにチェックボックス付き。お試しあれ。

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2024/08/27

行動経済学というものに初めて触れました。この本には様々な認知バイアスとその具体例がこれでもか、と書いてあり、興味深かったのですが、行動経済学について知れたかと考えるとなんとも言えませんでした。笑 ここで得た知識を参考に別の行動経済学の本を読んでみたいです。

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2024/08/13

認知バイアスのはなし。 オランダでベストセラー 『Het bromvliegeffect 』(ハウスフライ効果) の翻訳版。

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2024/07/16

認知バイアスの本。 全7章ある。 1章から順に、自己欺瞞・怠惰・苦痛・同調・時間・誘引そして報酬をテーマに書かれている。 それぞれの章に多数の認知バイアスや◯◯効果が紹介されている。行動経済学入門というタイトルなので、詳しい方は読む必要がないかと思う。 太文字が多用されており...

認知バイアスの本。 全7章ある。 1章から順に、自己欺瞞・怠惰・苦痛・同調・時間・誘引そして報酬をテーマに書かれている。 それぞれの章に多数の認知バイアスや◯◯効果が紹介されている。行動経済学入門というタイトルなので、詳しい方は読む必要がないかと思う。 太文字が多用されており、1ページあたりの文字数も少ないので、分厚い割には読みやすかった。 ただ、全体的に雑というか説明を端折っているというか、そういう意味では読みにくさがあった。 入門書的位置付けだからだろうか、認知バイアスや◯◯効果についての実験話はあるが、なぜそういう反応や行動をとってしまうかまでは触れられていない箇所が多く感じた。 章内に多くのバイアス説明を入れているが、区切りがないので、次のバイアスの話なのか続いているのか分からなくなる時があった。 1ページあたりの量が少ないので、もう少し詳しく書けたのではないかと思った。 そうは言っても学びあった。個人的には6章の誘引と7章の報酬が役に立ちそうだ。 報酬はお金でなくフィードバックが効果的。

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2024/07/07

こんなことで?と思う些細なものや、なるほどと共感できるもの、いずれも良くも悪くも騙されてその行動をとることになる。 あげた例以外で何かに使えるか?というと・・・思い浮かばない。 139冊目読了。

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2024/06/21

感想 思考の癖。進化的に偏りができるような仕組みが作り上げられている。だがそれを知るだけでは不十分。逆に利用し消費者を誘導する。

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2024/06/08

マーケティングに関係する人は必読だと思いました。ビジネスでは顧客を知ることが重要と言われていますが、その顧客も認知バイアスに囚われた人であることを忘れないようにしないといけません。 「論理」よりも「情熱」よりも「認知バイアス」が人を動かす→ハウスフライ効果

Posted byブクログ