勘違いが人を動かす の商品レビュー
ハウスフライ効果について書かれた本 ・選択肢が少ない方が売上があがる ・習慣やデフォルトから逃れることは難しい(変化させる労力を嫌うため) ・カジノでは罪悪感を減らすため、現金ではなくチップを使わせる。時計がなく時間感覚が狂う ・灰皿がわりに世界一のサッカー選手は、ロナウ...
ハウスフライ効果について書かれた本 ・選択肢が少ない方が売上があがる ・習慣やデフォルトから逃れることは難しい(変化させる労力を嫌うため) ・カジノでは罪悪感を減らすため、現金ではなくチップを使わせる。時計がなく時間感覚が狂う ・灰皿がわりに世界一のサッカー選手は、ロナウドかメッシか、と書くとポイ捨てが減る
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
144ページ 人に何かをしてほしいときは、必要以上に難しくせず、かつ明確で楽しいものにすべき ・明快な言葉で伝える ・タスクを切り分け、ステップ・バイ・ステップの計画を立てる ・選択することへの不安を生じさせないために、選択肢の数を減らして、できる限りシンプルにする ・「デフォルト」を用いて何も選ばせないことに誘導するときには、なにをデフォルトにするかを注意深く検討する ・通知を切る 【常にシンプルな方がいい】←いちばん大事なこと 292ページ 「注目してしまう」と好きになる 注目を引くという単純な事実が、対象に対して人が抱く感情に影響を与える(フォーカシング効果) →「これが目に留まったということは、私の賢い脳がまさにこのモノや人を選んだということだ。きっと何か特別な価値があるに違いない」と思い込む。 全体を通していろいろと心当たりがあり、さまざまな場面で人間はうまい具合に誘導されているのだなと感じた。、
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人間の意思は自分が思っている以上に外部情報に左右されている。 行動経済学の知識は知っておいて損はないですね。 面白かったです。
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人間という生き物が、どう言うプロセスで判断し行動するのか?を行動経済学の初歩的な内容を使って説明している本。人間は単にお金銭的報酬を目的として行動するのではなく、金銭的報酬が逆に期待しない結果をもたらすなど、笑ってしまう内容も多く面白かった。数値化の危険についても、万歩計の歩数を...
人間という生き物が、どう言うプロセスで判断し行動するのか?を行動経済学の初歩的な内容を使って説明している本。人間は単にお金銭的報酬を目的として行動するのではなく、金銭的報酬が逆に期待しない結果をもたらすなど、笑ってしまう内容も多く面白かった。数値化の危険についても、万歩計の歩数を稼ぐために万歩計を手で振って歩数を稼ごうとするなど、過去に自分がやっていた事を見事に事例に書かれてしまい、恥ずかしくなってしまった。数字は嘘をつかないとよく言われるが、取得した数字の信ぴょう性は常に疑ってかからないと間違った施策を打ってしまう危険がある事、常に留意したい。
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広告業界の一線で働いている人は、ここに書かれている内容のほとんどは入社1、2年で知る「業界の当たりまえ」に感じるかもしれない。その業界の当たり前が分かりやすく言語化されている。他業種の人もこの本一冊で入社後1、2年分の知識を得られるのだ!と考えると良い本だと思う。
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「なぜスーパーの入り口は野菜売り場から始まるのでしょうか」の問いの答えが気になるタイプの人は読むと面白いと思います。 日常生活の中で「どうしてこれはこうなのか」という疑問を多く持てる人ほど、得られる答えが多い本に感じました。
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表紙のハエにも意味がある(私は女性なので知りませんでしたが、彼氏に聞くところによると高速のSAに多いそうな)。海外のユースケースが記載されてることもありピンとこないものもあった印象。 巻末に、登場した行動経済学の理論と簡単な解説のサマリがあり、ときおり参照したい
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有名な行動経済学が端的にまとまっています。 本の表紙にハエがとまっているのもまんまと罠にハマり書店で購入してしまいました。
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なるほどねぇ。と思うことが沢山ある内容。 これをどう現場で応用するかは使う人次第。 バイアスとナッジについての知識は浅く広く得ることができる内容かな。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275642
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