本心 の商品レビュー
自己肯定感の低い主人公にイライラしてしまいました。これ、同じようなこと何回も言ってない?と言う箇所が多いのですが、それは読み飛ばしても大丈夫ですよ。
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- ネタバレ
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こっち側の朔也 あっち側のイフィー あっち側からこっち側へ来た母 こっち側からあっち側へ行った三好 格差社会、AI、自由死(尊厳死、安楽死の延長?)、など現在の情勢をひとつずつ拾い集めた物語でした
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人間は少しずつ変わっていく、AIも学習しアウトプットを調整していく。他社の心の中身は分からない、AIの中身は誰も分からない。AIの技術が発展したことで、人間とは何か、他人を理解し愛することとはどういうことなのか、、根源的な問題を突きつけられている、、 本当に面白く、考えさせられる...
人間は少しずつ変わっていく、AIも学習しアウトプットを調整していく。他社の心の中身は分からない、AIの中身は誰も分からない。AIの技術が発展したことで、人間とは何か、他人を理解し愛することとはどういうことなのか、、根源的な問題を突きつけられている、、 本当に面白く、考えさせられる小説だと思う。AIが日常に入り込んでる近未来の話だが、とてもリアリティがあり話にのめり込めた。 話の最後の方までごちゃごちゃと内省的すぎる主人公に共感できなかったが、最後のシーンで自分の価値観を整理して前に踏み出していくところで感動した。人の本心など結局分からない部分が絶対残るが、そこを慮ったり関わり合うことで自分の心も成長し変わっていくのだと思う。AIがどれだけ人に近づいても、人の心は人であり続けるのだろう。
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「冷蔵庫の余り物でフランス料理を作り上げる」才のある平野氏。 何を目指しているのか、何を書こうとしているのか分からない。 庶民的な哲学のつもりかもしれないけど、手垢が付きすぎて、どれも新鮮さがない。 食材が新鮮で魅力があれば、フランス料理でなくても、そのままで食する方が美味のとき...
「冷蔵庫の余り物でフランス料理を作り上げる」才のある平野氏。 何を目指しているのか、何を書こうとしているのか分からない。 庶民的な哲学のつもりかもしれないけど、手垢が付きすぎて、どれも新鮮さがない。 食材が新鮮で魅力があれば、フランス料理でなくても、そのままで食する方が美味のときもあるだろう。 独自の食材を苦労して探してくる努力がないことが、つまり「迫ってくる」おもしろさもないということにつながると思うけど、誰も気付かないのでしょうか。
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【愛する人の本当の心を、あなたは知っていますか? 】「自由死」を望んだ母が生涯隠し続けた事実とは。『マチネの終わりに』『ある男』に続く、愛と幸福の真実を問いかける傑作長篇。
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