地雷グリコ の商品レビュー

青崎有吾(著者)

2024/10/13

創作ゲームが日本人なら誰でも知っているゲームが元になっているはずなのに新鮮でやってみたくなるものを作れるのはすごい！個人的には最初の方のルールに基づいて心理戦を主とする話が好み
めっちゃ面白かった。もう一回読むべき！

2024/10/13

割と最近ありがちな，ちょっと特殊なゲームによる対戦もの。主人公はゆるふわ系女子高生というのが珍しいかも。そして当然の設定としてこの子は無類の勝負強さを持っている。一応単なる運勝負ではなく頭脳を駆使した能力勝負である。
ただ最後まで読んでも爽快感は特にない。というか何か釈然としないものを感じてスッキリしない。特に最終戦はちょっと演出過剰というかやりすぎというか。
月末に青崎有吾さんのサイン会があるのでこの本を買ってサインしてもらおうと思っていたのだがどうしようかな。

2024/10/13

読む手が止まらなかった！！！

子どもの頃誰もが遊んだようなゲームなのに
論理的で複雑でスリリング…！

全話展開がすごいし、登場人物全員魅力的。
椚先輩が好きだった。

2024/10/12

くらくらするような頭脳戦。
生徒会との文化祭会場をかけた「地雷グリコ」この勝負をきっかけに始まる様々な「ゲーム」。相手の行動、意図だけでなくその正確、周りの状況、すべてを操り恐るべき洞察力で皆の予想を見事に裏切っていく女子高生真兎ー

誰もがこれは負けだろうと思う状況で勝ちへと持っていくその展開が実に気持ちがよい。恐ろしく頭が切れる高校生たちが真剣に一見他愛ないゲームをやっている姿がまた想像すると面白い。

2024/10/12

５つの勝負ともによく練られていて内容に惹き込まれる。優れたシンプルなゲームだからこそほぼ活字で内容が理解できる。主人公と相方のキャラも良い。

2024/10/12

ギフテッド。まさにギフテッド。こんなに瞬間的に戦略を練れるなんて、あり得ないのだが興奮する。西の成瀬、東の射守矢！

2024/10/11

とっつきにくい名前の登場人物に億劫になるも物語全体を通して読むとまぁ、ありな世界観かなと思う。
昔遊んだ身近な遊びをこれほどスリリングに本気で取り組ませようとするゲームのプランナー、そしてそのルールの裏をかいて渾身の勝利を勝ち取るやり取りは読んでいて楽しい。素直に読む分には。
読んでいてすぐにオチのわかるものもあればなるほど、うまく隙をついたものだと感心のするもの、少年コナン君くらい押しつけがましいのといろいろあったけれど概ね良し。生存本能とちょっとばかし大げさな能力としての適応力のおかげで圏点だらけなのはミステリー小説の必須表現だけど、この物語に限っては圏点なくてもキーとなるワードが分かりやすく初心者にもやさしく読めるのがいいかな。ちなみに後出しになるが自分も地雷グリコのあのルールを聞いたら三連続地雷にするわ。っていうかしない選択肢がないよね。

2024/10/11

頭脳バトル小説おもしろい！天才対天才だけど、置いてけぼりにならず、真剣に読めばついていけるが、そんな発想が〜と天才たちに驚きまくり。真兎ちゃんの勝ち方がおもしろい！こんな天才に生まれてみたいわー。

・地雷グリコ
・坊主衰弱
・自由律ジャンケン
・だるまさんがかぞえた
・フォールーム・ポーカー

やっぱり表題作の地雷グリコが一番好き。やってみたい。

2024/10/10

ゲームの設定、戦略、心理描写どれをとっても秀逸な小説。とにかく戦略の緻密さが最高で言葉一つ一つに意味があるのが面白い！

2024/10/10

学園モノの青春なカイジって感じ。

天才の頭脳戦はアホな私に理解できない！
ただでさえ百人一首とポーカーの知識ゼロなのに特殊ルールが追加されて思考停止しました。
じっくり読むというよりパラパラ流し読みになってしまったので私の評価は低いけど実際はかなり面白いんだと思う。頭の良いかたにはおすすめ。

これは実写化ありそうだなー、むしろ映像のほうが分かりやすいのかも。