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椿ノ恋文 の商品レビュー

4.4

273件のお客様レビュー

  1. 5つ

    124

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

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2024/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公が結婚出産を経て、代筆業を再開するシリーズ3作目 ですが今回、私にはちょっとピントが合わなかったようです 章立ては今回、季節の花の名前ですが、微妙にずれています 1つの依頼に対して1つの章というわけでもなく、ちょっと締まりがない構成に感じます あえて左手で書く件や、子供のふりして書くのはさすがにどうなのだろう? 子供には依頼すら、されていないし 終盤のバーバラ婦人はさすがでした 上手く纏まったなと思いました 必要のないことに、必要以上に悩んでしまうのは、あるあるですね

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2024/05/10

まいどの事だが続き物を読む時、前作の内容を多少忘れている。 読んでいくうちに段々と思い出す。 一瞬あれ?子供が3人だっけ?とか。 まっ、それは置いといて、今回も日常でありそうで、糸さんワールドにあふれる心が揺さぶられる内容でした。 先代に好きな人が!とか、QPちゃんが反抗期?と...

まいどの事だが続き物を読む時、前作の内容を多少忘れている。 読んでいくうちに段々と思い出す。 一瞬あれ?子供が3人だっけ?とか。 まっ、それは置いといて、今回も日常でありそうで、糸さんワールドにあふれる心が揺さぶられる内容でした。 先代に好きな人が!とか、QPちゃんが反抗期?とか。 ポッポちゃんが老後の心配するなんて。これは作者の気持ちが反映してるかな、なんて。 今回も面白かった。

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2024/05/09

この本はシリーズ3冊目なので、この本から読まないでほしい一冊。1冊目のツバキ文具店から読んでくださいね。なぜなら、過去からの登場人物がバンバンでて、代書屋の説明や先代との関係性なども読者が知っているていで進むからです。そして、「ツバキ」という言葉にこんなに深い意味があったとは・・...

この本はシリーズ3冊目なので、この本から読まないでほしい一冊。1冊目のツバキ文具店から読んでくださいね。なぜなら、過去からの登場人物がバンバンでて、代書屋の説明や先代との関係性なども読者が知っているていで進むからです。そして、「ツバキ」という言葉にこんなに深い意味があったとは・・! ■代書屋って本当にすごい 義母の料理に髪の毛が入っていることを伝えるって・・。まず、代書屋に頼もうという発想がすごい。相場はわかりませんがお金をだして伝えようと思う方がいるんですね。でも、完成した手紙はまったく角がなく、驚きました。こうやって冷静に伝えられる方法って存在するんですね。 また、また認知症の小森さんにはどんな手紙を定期的に送っているのか気になりました。毎回1通目と同じ手紙なのだろうか? 茜さんの娘への手紙は大変温かい内容で、涙が出ました。また、字体で伝わり方が全然違うのにも驚きました。でも、わたしが茜さんだったら、実際はもう書けないのに自分が書いた風の字体より、元気だったときのような字で書かれた方を選ぶのではとも思いました。 ■それでも、あの世で出会えたであろうか。 他の方も少しひっかかるところがあるこのシリーズ笑。 わたしも、パンティーっていうあだ名はどうかと思う派です。今回は、先代の若いときの恋が結構ポイントですが、相手に家庭があった以上、いくら相性がよすぎたといっても、問題なく本妻がいた以上、あの世でも会えないと思います。先代にも旦那さんがいたわけだし。それなのに、手紙供養後に「会えているといいですね」というのはひっかかりました。 ■バーバラ婦人 今回はちょこっとだけの登場でしたが、いい味出してましたね~!お隣さんバーバラ婦人に戻らないかな笑 ポッポちゃんが迷ったときにあの明るい雰囲気でぱーっとやってくれると、とても爽快で好きですね。

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2024/05/06

本を読んで感動して泣くことは多々ある。 表面的に見ればただの文字の羅列なのに、人の感情を揺さぶるなんてとてもすごいことだと思う。 だがこの本は、ただの感動じゃなくて、心が温かくなるそんな強さも持っている。 人間関係に疲れた時に読むリラックス本だ。

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2024/05/05

3作目は発刊の間隔と同様に6年の月日が流れ、QPちゃんは中3の思春期になり、新たに加わった妹と弟が小学校に進む。双子じゃないけど同学年、仲のよろしいこってって間違いなく云われるパターンだね。今回も代書と云う私が人生で一度も接したことのない話がメインだが、QPちゃんや先代との絡みが...

3作目は発刊の間隔と同様に6年の月日が流れ、QPちゃんは中3の思春期になり、新たに加わった妹と弟が小学校に進む。双子じゃないけど同学年、仲のよろしいこってって間違いなく云われるパターンだね。今回も代書と云う私が人生で一度も接したことのない話がメインだが、QPちゃんや先代との絡みが素敵!いい話でした

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2024/05/05

私は、キラキラ共和国を読んでいない! 読んでおくべきだった!いつ結婚した? この本は、挨拶状から始まっている。 「五人家族になりました。QPちゃんは 中学三年に、妊娠、出産が続き、小梅と 蓮太郎が揃って小学校に上がりました」 とある。そして、店と代書屋再開のお知らせになっている。...

私は、キラキラ共和国を読んでいない! 読んでおくべきだった!いつ結婚した? この本は、挨拶状から始まっている。 「五人家族になりました。QPちゃんは 中学三年に、妊娠、出産が続き、小梅と 蓮太郎が揃って小学校に上がりました」 とある。そして、店と代書屋再開のお知らせになっている。二人の子供が同時に 入学というのは、と計算している私がいる。忙しそう!と思ってしまう。 連作短編、紫陽花、金木犀、椿、 明日葉、蓮という目次が味わい深い。 この本では、先代とお相手の恋文が出現し、それを供養する為に椿で有名な伊豆大島へ行く。 椿の木は、地中に根を強く張り倒れにくく、防風林にもなるという。 花びらはジャム、塗料にもなり、枝は炭焼きにして炭に。葉は餅等を包むのに いい。捨てるところがないらしい。 店の前の椿は、藪椿。藪椿は山椿ともいい、野生の椿だ。 先代は、もしかしたら大島に住む想い人を慕い、ツバキ文具店、と名付けたのかも知れない・・・・ 私は、大塔宮鎌倉宮という所へ行ってみたい!護良モリナガ親王、鎌倉幕府を終わらせた方が祀られている。“厄よけ石”を 投げてみたい!「かわらけ」という素焼き石に、息を吹きかけ、厄を乗せて、厄割り石めがけてかわらけを。割れれば厄よけ完了だ。ん~興味ある! そしてもうひとつ、お賽銭は二十五円が 良いらしい!何故かって、二十にご縁を 頂けるように。フフフ(^・^) ・・・・でも、その時になったら忘れてしまいそうな気がする。私のことだから・・・・ ツバキ文具店、第四弾が出たら今度こそ 読み逃すことのないようにしたい!    2024、5、4 読了

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2024/05/05

やっぱり ぽっぽちゃん 好きです ますます にくめない等身大のぽっぽちゃんがそこにいた お母さんのぽっぽちゃんが そこにいて なんだか ほっこりしました 懐かしい友人に会えた気分

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2024/05/02

よかった!よかった! 読みながら、「ツバキ文具店」のストーリーも、 「キラキラ共和国」のストーリーも、 どんどんよみがえって、さらに楽しめた。 懐かしい人たちも次々と出てきて、うれしかった。 バーバラ婦人は、やっぱり、素敵! 「恋文」の内容が、何だろうとワクワクしつつ、 「椿ノ...

よかった!よかった! 読みながら、「ツバキ文具店」のストーリーも、 「キラキラ共和国」のストーリーも、 どんどんよみがえって、さらに楽しめた。 懐かしい人たちも次々と出てきて、うれしかった。 バーバラ婦人は、やっぱり、素敵! 「恋文」の内容が、何だろうとワクワクしつつ、 「椿ノ恋文」で、先代の切ない恋、大島の椿、とわかり、 たまらなく感動。 姑の料理、免許証返納、末期がんの母親、など、相変わらず、素晴らしい代筆仕事に、あっぱれ! 依頼人と受け取る人と両方に寄り添った心遣いがすごい。まるで依頼人が憑依したかのような文章。 お隣さんに向けた子供の字、可愛かった。 古い絵葉書はリアル! 反抗期に入ったQPちゃんに向けての手紙は、読んでいてウルウルした。 QPちゃんからの手紙で、反抗期の訳がわかった時、胸がいっぱいになった。 第4作、ぜひ読みたい! 先代の若かりし日のことも、レディババの父親も知りたい。 子供達の成長もまだまだ見守りたい!

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2024/05/02

ツバキ文具店、キラキラ共和国に引き続き、手にする。 今回はQPちゃんの反抗期と先代の秘められた恋について。 伊豆大島での話がとても良かった。 鎌倉の街なみの描写に、ひさしぶりに行きたくなりました。 QPちゃん、船に乗り遅れたからって、大胆だなー。

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2024/04/26

ツバキ文具店、キラキラ共和国の続編。 QPちゃんが中学3年、ミツローさんとの子が年子の同学年で小学1年生というところから。鳩子さんも子育てに追われ、代筆業を休止していましたが再開します。 QPちゃんの反抗期(原因や解決への道が見えず迷走する鳩子さん)、バーバラ夫人宅に越してきた住...

ツバキ文具店、キラキラ共和国の続編。 QPちゃんが中学3年、ミツローさんとの子が年子の同学年で小学1年生というところから。鳩子さんも子育てに追われ、代筆業を休止していましたが再開します。 QPちゃんの反抗期(原因や解決への道が見えず迷走する鳩子さん)、バーバラ夫人宅に越してきた住民とのトラブル、先代がなんと秘めた恋をしていたらしく、見つかった手紙からその恋の輪郭が浮かび上がっていく。 春先からQPちゃんが高校生になる1年間がさまざまな手紙とともに綴られていきました。やはりいろいろな人生が透けて見える手紙を読んでいると感情移入で落涙すること多く、人前で読めない本だなぁと思います。 鎌高前駅は、例の踏切まで行かなくても、駅のベンチからも景色を堪能できるのでしょうか。この本に出てきた場所に座ってみたいです。 人生が語られる中で男女の仲の描写があるので小学校にはNG。

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