椿ノ恋文 の商品レビュー
まず、冒頭の「お世話になった皆様へ」のお手紙を読んで驚き。 前作から6年の時が流れ、次女と長男が生まれて、守景家は5人家族になっていました。 そして、あんなにかわいかったQPちゃんも中学生になり、なんと絶賛反抗期中。 癒しだったかわいいQPちゃんがいなくなってしまって、最初の方...
まず、冒頭の「お世話になった皆様へ」のお手紙を読んで驚き。 前作から6年の時が流れ、次女と長男が生まれて、守景家は5人家族になっていました。 そして、あんなにかわいかったQPちゃんも中学生になり、なんと絶賛反抗期中。 癒しだったかわいいQPちゃんがいなくなってしまって、最初の方は読みながら少し寂しかったです…。 マダムカルピスが話していた、「トキグスリ」。 時間が経って見える景色が変わるのを待っていれば、すべてはいつか解決する。 大切な人と関係がこじれてしまったり、離ればなれになったりしても、生きてさえいれば、きっとまた笑顔で再会できる時がくる。 このシリーズらしい、優しいメッセージだなと思いました。 鳩子とQPちゃんも、最後には反抗期を乗り越えて、良い関係性を取り戻せてほんとに良かった。 まだ続編あるのかな? またツバキ文具店のみんなに会えるのを、楽しみに待ちたいと思います(^^)
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QPちゃんが反抗期だなんて!お隣さんから苦情の手紙がきたときの、ミツローさんとの考え方の違い、家族になったからこそのズレみたいなんもリアルで。みんな生きていっているんだなと思う。そして、バーバラ夫人の素敵さは相変わらず。
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もしこの本を読むのであれば、前2作をぜひ読んでからをお勧めしたい。 素敵だったミツローさんの嫌なとこが見えていたり、可愛く幼かったQPちゃんが反抗期だったりと、家族として過ごしてきたからこそ「嬉しい」「楽しい」ばかりでない感情を持って過ごしている様子が良かった。 それもひっくる...
もしこの本を読むのであれば、前2作をぜひ読んでからをお勧めしたい。 素敵だったミツローさんの嫌なとこが見えていたり、可愛く幼かったQPちゃんが反抗期だったりと、家族として過ごしてきたからこそ「嬉しい」「楽しい」ばかりでない感情を持って過ごしている様子が良かった。 それもひっくるめて、家族として歩んでいることに前2作を読んできたファンとしては感慨深さがある。 育児は忙しく、お隣さんのバーバラ夫人がお引越ししていたり、代書屋を再開し始めたばかりであったりと環境の変化は多い。 でもどんな問題にも真剣に悩み向き合い、手探りでありながら温かな答えを導き出す鳩子に、安心感を持って読むことができた。 今作も温かい気持ちになれる素敵なお話だった。
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ツバキ文具店シリーズ。 毎度心地の良いリズム感で、読んでいるとゆったりとした気持ちと雰囲気になりました。 人って正体が不明だから怖くなる…今までに無い考えで、目からウロコでした。
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基本図書館派の私がここ数年で唯一買った本といえばこのシリーズツバキ文具店とキラキラ共和国。 大好きな小川糸さんの最新作がポッポちゃんなんて、読まない訳ないじゃない! 皆さんのレビューでなんとなーく内容知っていたけど、勿体ないからゆっくり読もうと思っていたのに、2日で読んじゃった。...
基本図書館派の私がここ数年で唯一買った本といえばこのシリーズツバキ文具店とキラキラ共和国。 大好きな小川糸さんの最新作がポッポちゃんなんて、読まない訳ないじゃない! 皆さんのレビューでなんとなーく内容知っていたけど、勿体ないからゆっくり読もうと思っていたのに、2日で読んじゃった。 バーバラ夫人が引っ越してたのは本当驚いた。 でもやっぱり最後にポッポちゃんを導いてくれる安心のバーバラ夫人。 QPちゃんの反抗期も可愛かったなぁ。 うちの娘も絶賛反抗期だから可愛くないんだけどね? ちゃんと家族になったんだなぁっていうところがね。 反抗期ってさ、絶対的な信頼関係がないとできないじゃない。 私は反抗期なかったの。できなかったの。家庭環境が許さなかったの。 だから娘の反抗期も腹が立つしムカつくけど、ちゃんと反抗期ができて良かったなとも思うの。 ポッポちゃんとQPちゃんはましてや血の繋がりのない親子だからね。 それだけQPちゃんがポッポちゃんに信頼を寄せてそれだけの関係を築いてきたんだなって思うと胸熱で。 最後ポッポちゃんが泣いちゃって、ミツローさんも泣いちゃって、あらあら(^^)って思って本閉じたら私まで泣いちゃって。 今回もとても良い本でした。 余談だけど、これ読んで大島に行ってみたくなった! どうやったら行けるか調べてみよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんと言ってもコノ大人の、恋にやられまして。 お花⁉︎木⁉︎ん?植物の章。 アタシも好きな、そしてお散歩で愛でる身近な植物。 季節を感じる章。 良かったぁ。またも、じんわりあったまるアタシの心。 表紙の島、江ノ島だと読んでおりましたが。 いやいや…。みえるのですねー。大島。 伊豆大島への旅と、椿。冬馬と十夢。 干し羊羹を薄ぅく切ってレモンをかけて、お酒のあて。 源氏池で小鳩豆楽いただきたいな、と。 思う次第。
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読み進めるうちに登場人物達のことを徐々に思い出した。QPちゃんがすっかり大きくなって反抗期を迎えていたり、先代の知られざる秘密が明らかになっていく展開など、前作を読んでおくことでより楽しめると思う。
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幸せは、日々もがく泥の中にあるのかもしれない。 良かった〜〜〜〜 途中、何回か泣けた。 この中の人たちに会いたい。 鎌倉に行ったら会えるような気がする。 ブンブン紅茶店、行ってみたい。
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いつのまにか時がたち、ポッポちゃんも立派なお母さんに。 代筆も心にしみて素敵だった。 最後の女子会、懐かしい面々にあえて私もうれしかった
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