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迷彩色の男 の商品レビュー

2.9

43件のお客様レビュー

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2026/02/22

う〜〜〜ん 表紙や物語の雰囲気から 迷彩色というよりケバケバしい原色のイメージを持った ゲイのハッテンバで起こった殺人の物語で おもしろくなくはなかったけど ちょっとついていけない感じだった 誰が?どうなったの?ってなった

Posted byブクログ

2026/01/23

自分が言いたいことを言えるように読書を始めたけど、本作は、世の中に自分の知らない世界(同性愛者同士がまぐわう場所)があることを教えてくれたし、きっとストレートの人には表現できない感覚の描写がもう新鮮で、あっという間に読めた。描写に関しては、色や音の描写がリアルでそこが好きだ。 ...

自分が言いたいことを言えるように読書を始めたけど、本作は、世の中に自分の知らない世界(同性愛者同士がまぐわう場所)があることを教えてくれたし、きっとストレートの人には表現できない感覚の描写がもう新鮮で、あっという間に読めた。描写に関しては、色や音の描写がリアルでそこが好きだ。 それにしても、ほかの作家と違うところは他に何だろうと考えてみたら、以下のことに突き当たった。 ・いぶき以外の登場人物に名前がない(匿名性が高く、誰かにあてはまるかもしれない可能性を孕む) ・「男」と出てきたからといって次に出てきた「彼」と同一人物ではない。別人。これは男女の物語しか読んだことがなかったから起きてしまった混乱だ。 本書の他のレビューを読んでみたのだが、概して「読みにくい」という感想が多かった。もしかしたら上記二点が理由なのではないだろうか。 だから二番目に挙げた「男と彼の関係」によって、最後の、いぶきを殺した人物を殺すシーンは誰が何をしているのか理解するのに何回か読み直したけれど、それでも初めて読むクィア文学がこの作品で良かったと思っている。 ジャクソンひとりは、性描写が無理で途中で止めていたので、2作目のこちらももしその描写が酷いようだったら、私はこのまま安堂ホセという人物の書く小説を敬遠して過ごしていくのかなと思っていたが、そうならなくて良かった。むしろ何年かおきに再読して、自分の成長深化を測る作品としたいので、星5つにした。 その他に… 地下と地上に世界を分けているのが興味深い。蛇にピアスのDesire(シバさんが働いてるところ) を思い出した。地下=人目に触れちゃいけないところ。

Posted byブクログ

2026/01/23

前作は何が起こってるか分からない部分もあれど、次々に切り替わる視点にタランティーノの映画を観ているようなワクワクがあった。今作は、よく分からん。自分の読解力が無いだけかと思ったが、ここまで「何が起こっているのかすら分からない」というのは、著者が下手なんでは無いか??と思ってしまう...

前作は何が起こってるか分からない部分もあれど、次々に切り替わる視点にタランティーノの映画を観ているようなワクワクがあった。今作は、よく分からん。自分の読解力が無いだけかと思ったが、ここまで「何が起こっているのかすら分からない」というのは、著者が下手なんでは無いか??と思ってしまう。哲学や雰囲気はいいんだけど、描写が決定的に下手だと思う。

Posted byブクログ

2025/11/03

よくわからない!オチも自分が殺して配信したってことなのか???読解力の無さが悲しくなった。いつか再読したいな〜〜 新宿三丁目を深夜1人で歩いていた時に恐怖を感じた感覚に近い。そこから一段階段を降りて覗いているよう感覚がする。

Posted byブクログ

2026/02/04

自分はゲイだからこういう小説が読めて嬉しい日本にはまだクイア文学が少ないからもっと増えてほしい。ただ安藤さんの作品はちょっと難しい。終盤辺り読み取れませんでした。結局犯人は誰?デートピアも読んだけどいまいちよく分からない。だけどこの方の作品は今後も期待してる。

Posted byブクログ

2025/08/10

なんだろ、ワンパターンなのかなこの人の作品。人種的マイノリティ、ヘイトクライムって日本で目立ちやすいかもだが、海外だとありふれてて、話題にもならない作品だと思う。アファーマティブアクションに繋がらないようにして欲しい。そんな恨みって連鎖するもんかな。ハッテン場くらいでしか関わりの...

なんだろ、ワンパターンなのかなこの人の作品。人種的マイノリティ、ヘイトクライムって日本で目立ちやすいかもだが、海外だとありふれてて、話題にもならない作品だと思う。アファーマティブアクションに繋がらないようにして欲しい。そんな恨みって連鎖するもんかな。ハッテン場くらいでしか関わりのなかった、同じ人種的背景を持つ人が殺されたからってさ…。おしゃれなのかわかんないけど、ほんとに読み辛い。何がどうしたってはっきり書いて欲しい。

Posted byブクログ

2025/07/05

新しいことをしようとする気概は感じた。またストーリーの運ばせ方にも、抽象的な描写の多様で作家の特徴性を感じた。 個人的にはラストがどうにもしっくりこない。ザ・日本の純文学的な終わらせ方には、それまでの文体とは違った固定概念のようなものを読み取った。

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2025/06/18

うーんよく分からん。 「読みたい」で登録したのはざっと一年半前。 誰かの感想を読んで面白そうだと思ったんだろうな。 読みたいって思ったらすぐに読まなきゃダメね。

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2025/06/14

怒りは屈折する。 人に降りかかった苦痛は、やがて怒りへと変わる。怒りは憎悪の対象を見つけ出し、暴力を加えることを許可する。私たちが生きる社会では怒りと暴力がはびこっている。憎悪の対象に暴力を振るう「青い」多数派を批判的に見ていた「赤い」自分自身でさえも、他の誰かの憎悪の対象にさ...

怒りは屈折する。 人に降りかかった苦痛は、やがて怒りへと変わる。怒りは憎悪の対象を見つけ出し、暴力を加えることを許可する。私たちが生きる社会では怒りと暴力がはびこっている。憎悪の対象に暴力を振るう「青い」多数派を批判的に見ていた「赤い」自分自身でさえも、他の誰かの憎悪の対象にされる。やがて受け付けきれず、あふれた苦痛は怒りへと変わり自身も「青い」存在へと変わる。 〈イエロー〉から見た〈ブラック〉の人間。 〈単一の男〉から見たホモの男。 ヘテロからホモへ、ホモからホモへのアウティングという暗黙の暴力。 普段は目に見えない憎悪は、まるで〈やりたい〉から〈邪魔〉へと簡単にコマンドが切り替わるかのように、小さなきっかけで露呈される。 ヘイトクライムや差別問題に切り込み、読者に「赤い」自身を追体験させる批判的かつリベラル派な小説だと感じました。短く簡潔な文ながら、その一つ一つの言葉に複数の意味を持たせ、切れ目なく続く物語構成も印象的でした。

Posted byブクログ

2025/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういった業態の店があるということや、そこにはどんな目的で客が集まるのかといったことを、今回初めて知った。肌で語り合うのがどんな感覚なのだろうと思ったし、NPCやコマンドといった言葉が出てくるのが印象的だった。交際関係を結ぶことへのハードルの高さがうかがえて、そこでの常識やほかにも暗黙のルールのようなものがたくさんあるのだろうと思った。 迷彩色の男の素性は最後までわからないままだし、名前が出てくるのは「いぶき」だけだった。どれだけ親密になろうとも、いぶきを超えられる存在ではなかったんだろうか。男のヘイトクライムは深刻なものだったと思うし、悪意に満ちた言動がとても怖かった。小さな怒りは光の屈折のように道を変え、本人すら思いもよらない姿に形を変えたりもするのだと、男を見ていて思った。 一瞬の出来事を、まるで永遠かのように描写するので時間の感覚が狂う。ごく狭い世界を凝視していて、読んでいるうちに息苦しく感じられてくる。 どう捉えればいいのかわからないが、結果的には復讐したような形になるのかもしれない。でも主人公の胸のうちではそんな単純なことでもない。他人のことを他人が理解できるわけもないのかもしれない。

Posted byブクログ