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杉森くんを殺すには の商品レビュー

4.2

99件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2024/12/27

好き。 育児より仕事を優先して働きまくって疲弊してた時期の自分を重ねながら読みました。最後の解説のとこでは泣いてしまったなぁ。

Posted byブクログ

2024/12/24

良い うちの高学年の子も、よかったと言っている  そして親の私も読んでみていいじゃん と感じた ただ、うちのいいじゃんという感情は、多感期の子どもに、なんて良本なのっと言う感情だ もちろん大人も楽しく読めるけど、感情が抑えきれない時期の子らには特におすすめしたい だからきっと親が...

良い うちの高学年の子も、よかったと言っている  そして親の私も読んでみていいじゃん と感じた ただ、うちのいいじゃんという感情は、多感期の子どもに、なんて良本なのっと言う感情だ もちろん大人も楽しく読めるけど、感情が抑えきれない時期の子らには特におすすめしたい だからきっと親が勝手に買って、そこら辺に置いておくのがベスト そして少しでも助けを求めてる子が救われたらいい

Posted byブクログ

2024/12/22

児童文学の定義ってなんだっけと思い、ネットで調べると一つに「大人が子供をおもな読者と想定して創作した文学」とあった。これを子どもに読ませようとするのは時代的にかなりチャレンジングだなと思いつつ、そういうチャレンジングさを失っていないことに良いなと感じた。主人公がいわゆる変わった子...

児童文学の定義ってなんだっけと思い、ネットで調べると一つに「大人が子供をおもな読者と想定して創作した文学」とあった。これを子どもに読ませようとするのは時代的にかなりチャレンジングだなと思いつつ、そういうチャレンジングさを失っていないことに良いなと感じた。主人公がいわゆる変わった子なので、変わった目線で話が進むのきつかったけど、最後の解説があって、良かった。

Posted byブクログ

2024/12/19

なんといってもタイトルのインパクトがすごい。相反するような表紙のポップさも惹きつけられた。 杉森くん?殺す?読み始めはわからないことばかりだけど、読み進めていくうちに本当の意味がわかってくる。 児童書だしサクサク読めたけど、なかなか考えさせられる話だなと思った。自分のイメージする...

なんといってもタイトルのインパクトがすごい。相反するような表紙のポップさも惹きつけられた。 杉森くん?殺す?読み始めはわからないことばかりだけど、読み進めていくうちに本当の意味がわかってくる。 児童書だしサクサク読めたけど、なかなか考えさせられる話だなと思った。自分のイメージする相手は幻想にすぎない、確かにみんな心にリトル〇〇がいるのかも。 良子さん、矢口くん、野崎くんとの関わりもよかった。相手のことを想って話すことができる子たちだなぁと感心した。告白シーンはなんだか可愛らしくて癒された。

Posted byブクログ

2024/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SNSでみかけて、児童書にしてはずいぶん刺激的なタイトルと、ポップな装丁というちぐはぐな組み合わせに惹かれて読んでみた。 『杉森くんを殺すには』だなんて、いかにも不穏。 一体どういうことなのか、主人公である15歳の女子高生・ヒロの真意を探りつつ読み進めていくことになる。 そうして、杉森くんというのは実は女の子で、ヒロとは幼馴染の同級生で、しかし少し前にすでに自殺してしまったということがわかってくる。 中学生になってからというもの、杉森くんは学校に馴染めず居心地の悪さを感じていた。 ヒロは、昔と変わらないまま自分に依存してくる杉森くんのSOSに気づいていたものの、むしょうに疎ましさを感じていて、とうとう寄り添ってあげることはできなかった。 それによる取り返しのつかない後悔や、杉森くんが自殺を選んだことへの怒りや非難、悲しみ、困惑、恐怖、生きているうちに交わした約束など、ヒロのなかでさまざまな思いが交錯した末に導かれたのが「杉森くんを殺す」だったのだ。 それをモチベーションとしてしがみついて何とか日常をやり過ごしていたが、ステップファミリーとなった義母や、義兄・ミトさんとの交流、クラスメイトと新たに育まれる友情を通して、徐々に杉森くんの死を受け容れていく。「わからない」が、一つずつわかるようになっていく。 思春期とはなんて複雑なのだろう。自分自身の感情の正体さえ理解できず、手に負えないものとして呑み込まれていくさまを、易しく見守るように書いてくれる物語だった。杉森くんも、ヒロも、二人ともが深く傷ついていたのだ。 解説にある、カウンセラーの方の言葉があたたかくて涙が出そうになった。自分の心や大切な人の心を、ひとりで守ろうとする必要はない。相談できる場所、依存先(安心や信頼のおけるところ)をいくつもいくつも見つけよう。 今まさに渦中にいるような悩んでいる子、悩んでいる子がまわりにいる子、そんな中高生たちにぜひ読んでもらいたい本。

Posted byブクログ

2024/12/13

これは最後の『解説』まで読むべし!です。 そして 今、人生に悩んでいる人や悩んでいる人が身近にいる人は、早くこの本と出会って欲しいと思いました。 私は悩み事を誰にも相談できないとき、答えが出そうな本を探して読みあさってました。  だから 多くの方の手に取っていただけたらと思...

これは最後の『解説』まで読むべし!です。 そして 今、人生に悩んでいる人や悩んでいる人が身近にいる人は、早くこの本と出会って欲しいと思いました。 私は悩み事を誰にも相談できないとき、答えが出そうな本を探して読みあさってました。  だから 多くの方の手に取っていただけたらと思います。 読んでよかった一冊です。

Posted byブクログ

2024/12/13

友達の自殺から立ち直る話。兄や友人や先生が適切に寄り添ってくれて立派。自分もこんな風に人に接することができるだろうかと見つめ直すことができた。 ただ、自分の好みとは合わない気がした。子供向けの本なのでこれ以上を求めるのは無理だとは思うが。

Posted byブクログ

2024/12/01

あぁ…なるほど…そういう話か… 主人公の友人、良子さんが良い子過ぎる。名は体を現す。良子さんのような人間になりたい。

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2024/12/01

私が学生の時に読みたかったなと思えた本でした。 社会人になってこの本を読んで、学生時代の人間関係を振り返って良好とは言えない人間関係だったなと思いましたし、今の時代を生きる学生さんには読んで欲しい一冊でした。 漢字にふりがなが振ってあるので小学生高学年くらいからでも読めるのではな...

私が学生の時に読みたかったなと思えた本でした。 社会人になってこの本を読んで、学生時代の人間関係を振り返って良好とは言えない人間関係だったなと思いましたし、今の時代を生きる学生さんには読んで欲しい一冊でした。 漢字にふりがなが振ってあるので小学生高学年くらいからでも読めるのではないかと思います。

Posted byブクログ

2024/11/30

ヒロが杉森くんを殺す理由が明らかになるにつれ、物語の状況も明らかになる。児童文学で読みやすいのに、何か大切なことを伝えてくれている。小さい子に読んで欲しい。客観はだれかにとっての主観

Posted byブクログ