リカバリー・カバヒコ の商品レビュー

青山美智子(著者)

2023/11/14

友人からのプレゼント
このブログでもたくさんの方の本棚に

大好きな青山美智子さん
ワクワクと手に取った

帯から
≪公園の古びたカバの遊具、カバヒコ。カバヒコに触れると、治したいところが回復するという≫

表紙カバーのとぼけたカバに悩殺される
そして裏表紙のカバのお尻にウひょひょムニュ（わけわからず）

５話の短編それぞれの悩み
小さくても本人は落ち込む
でも！カバヒコがいてくれる

大丈夫だね
そう思いつつあったかい気持ちで本を閉じた

今回もよかったあああ
設定がうまいなあ、まいったなあ

≪　カバヒコは　泣いて笑って　だいじょうぶ　≫

2023/11/14

カバヒコ。
サクッと読めるんだけど、
やっぱりじんわり涙がポロポロ。
好きだなぁ、青山美智子さんの書くお話。
スッと心に入ってくる言葉がたくさん。
ママ友のお話が1番好きだった！

2023/11/13

素敵な短編の連続で電車の中で泣きそうになった。人は1人じゃ生きていけないな、みんなそれぞれ誰かに支えられて生きているなって改めて思った。
•何が大事で必要か、そのつど選択しながら生きているってことでしょ。何もかも全部はっきり見てやろうなんて、そのほうが傲慢ですよ

2023/11/12

2023/09/20リクエスト　13
連作短編小説
カバヒコという古びたアニマルライドがある公園。
痛いところを触ると治る、という都市伝説があり、いろんな立場の人が訪れやがて次の人に語り継がれていく。
特にひねりのある話ではないが、穏やかな気持ちになれる。
途中、何度か登場する雫田さん、ステキだな。

2023/11/12

目の前の不安や悩みに押しつぶされそうになった人が、サンライズクリーニングと公園の寂れた遊具カバヒコによってリカバリーされる。青山さんの｢きっかけ1つで大切なことに自分自身で気づく｣物語が、私は本当に好きだ。元気になる。

2023/11/10

自分の治したい部分を触ると治るという都市伝説を持つカバヒコに会いにくる人々の話。勉強や人間関係に悩んだ時にそっと寄り添ってくれるカバヒコ、少し息をついて自ら進んでいく人達に私も頑張ろうと勇気づけられる。要所で出てくる雫田家が良い人すぎて好き。

2023/11/14

あぁ…とても素敵なお話して心温まりました…。
青山さんの本は「月の立つ林で」が初めてで今回二冊目。
「月の立つ林で」もそうでしたが、今回も5つの話がどこかで繋がっていて、後に出てくるその人たちが既にリカバリーされた後で、みんな前に進んでいけてるのがまたいいなぁと思いました。

「誰もが抱く小さな悩み…」
どの話しもとても身近で同じ様な体験もあり、凄くわかるなぁ、と。
そして、所々に心に響くメッセージも潜んでて書き留めました。
なかでも、スグルくんがカッコいい！セリフも！
転んでしまう所なんて泣きました。

それと37頁に「店のドアが開き、大きな紙袋を提げた女の人が入ってきた。三つ編みを一本に束ねているそのひと…」！！

繋がってたんですね～
気が付いたとき少し鳥肌立ちました。
とても素敵な本でした。

2023/11/10

リカバリーカバヒコと呼ばれるカバの遊具のカバヒコに悩みを打ち明ける人たち

人との関係の中で、傷付きながら生きている人もいる
近い関係だからこそ、言えないことある
小さな人間関係の中で、傷付く人もいる
負けた時の言い訳をしたくないから、頑張るひともいる

誰かと競争する生き方もありかもしれないけど、
「誰かに勝ちたかったんじゃなくて、私が、がんばりたかったんだ」という考え方も素敵だと思う。

人間関係で傷付く人もいるけど、そこからリカバリーのきっかけを貰うのも人間関係なんだと思う。

青山さんの優しい物語に今回も元気づけられました。

2023/11/08

もう青山先生のお家芸？
大人だって、子どもだって、
生きてれば痛いし、つらい。
助けれてくれるのは、結局自分なんだけど、
自分を動かすキッカケが可愛い。
カバヒコ、私も会いたい。

2023/11/06

悩んだり、困ったりしている人達に優しく寄り添ってくれる温かい5つの短編。青山さんのお話は、共感できるところや気付きが沢山あり、今回もとても癒されました。
私もカバヒコに会いたい！