新版 科学がつきとめた「運のいい人」 の商品レビュー

中野信子(著者)

2024/09/17

自分は運がいいと思い込むだけで、人生が前向きに進むという話をエビデンス有りで紹介した本。自己啓発に近いが、ちゃんと根拠があるので試してみたくなった。

2024/09/16

運がいい人とは成功している人や夢を実現している人
よくある自己実現の自己啓発本で書かれている内容がどこどこの研究で〜とか書かれている

夢を紙にかく
人に優しくする感謝する
自分はツイてると言う

神メンタルや後悔しない時間の使い方など表現は違うが言ってることは同じなんだと認識できた

継続の重要性を説くにあたり
ハリーポッター、ディズニー、スターバックスの話がよくでてくるから、いつか違う例がでてる本を読んでみたい

2024/09/10

運がいい、運をよくする、それらを脳科学の見地から考えてみようという本。10年以上前に出た本の新版。セロトニンとかオキシトシンとかよく聞くようになったけど、そのはしりだったんかな。
運のいい人は自分を大切に扱う。割窓理論のように、自分を大切にしていない人間は他人も大切にしようと思わない。自分の脳が何を幸せと感じるかを把握する。自分が心地よくなるのは脳の報酬系を刺激することで自己一致（自分が好き）の状態になり、結果人を引き寄せる。
無意識の好みには科学的な根拠があったりするので、自分の好みを大切にする。日々の選択基準をおもしろさにするのも有効。主観的に幸福な人は免疫系の物質が整いやすい。反省しても自分を好きと言ってあげる。
同じような事象に遭遇しても自分は運がいいと決めてしまったほうが、長年その積み重ねは大きく人生を変え得る。ミラーニューロンの影響があるので運がいい人のそばにいるべし。早寝早起きでセロトニンを分泌させる。よい妄想をしてドーパミンを分泌させる。オキシトシンが学習と記憶を向上させる。適度にストレスがかかってたりリスクがあるほうが能力は向上する。
勝ち過ぎず遊びをもち他者と共に生きようとするほうが逆に生き残れるしパフォーマンスも上がる。ゲーム理論のしっぺ返し戦略のように、先手をとってどうこうではなくまずは品良く。利他行動が人間関係を改善しネットワークが盤石になるので結果として運がよくなる。他人をすぐほめることができる。
明確な目的があるからセレンディピティを発揮できる。自分の幸せのものさしをしっかり持っていないと、他人から見たら幸運でも不幸になることもありうる。ゲームからおりない、簡単にあきらめない。
周りの人も幸せになるように祈る。よい祈りは脳内快感物質を分泌させる。苦手な人を考えているときはコレチゾールが分泌されるが、その人の幸せを祈ると快感物質が分泌される。

2024/09/03

元々運がいいと思っている自分大好き人間には必要ない本でした。
そもそも自己啓発本が必要ないタイプだが、「科学がつきとめた」っていうタイトルから何か新しい発見があるかと期待したが、所々に研究の実験結果が添えられているだけで画期的な何かはなかった。
その添えられた研究も、実験結果とこの本での結論が微妙にマッチしないことがあるように感じた。もう少し間の説明が欲しいところもあったし(賢い人なら2ステップくらい飛ばしても関連を紐づけられるんだろうが)、捉え方によって別の意味でも使えそうなものもあった。
自己啓発本というのがそういうものなのかもしれないが、何回も同じ話を繰り返しているので、目次だけ読めば十分だと思う。
さらに、大体の内容はまあよくありそうな考え方の指南だったが、最終的な結論が、祈ること？？いやまあそういうのも確かに人生を好転させるために必要だけれども、祈り方の説明で締めくくられていたので、何の話だったっけ？となった。途中の部分で、運がいいとは、の説明もあるので、筋が通っていないわけではないけれど。
この本を読むと、いい人と思われる人にはなれそうだと思った。

唯一なるほどな、と思ったのが、「だれかを助ける行為は尊いことですが、相手の気持ちに負荷をかけているということも忘れずにいたいものです。」だ。太字でもなく、話の本筋とはずれるが、確かになと思った。相手に何かしてもらったら返さなくてはという気持ちになるのは自分だけじゃなく相手も同じだということが、文字として読んだことではっきり意識できた。

2024/08/31

脳科学を元にした「運がいい人とは」の観点が面白く興味深かった。専門用語を用いて分かりやすく説明しているのも面白かった。
でも終盤になるにつれてどこかしらで読んだような啓発本の内容と重なって、「これこれこうだからそういう人は運がいいのです。」(。。そもそも運が良いとはナンダッケ？)てこじつけな感じに内容入らなくなってしまった。

2024/08/24

運がいい人のセオリーは何冊か読んだことがあるけど、特に目新しいことはなかった。
もうだいたい解き明かされているのかもしれないと思った。
この系統の本を読んだことがない人にはおすすめです。

・ランダムウォークモデルを仮定すると、人生という限られた期間における目の出方はどちらかに偏ってしまう。でも圧倒的にマイナスとかプラスになる人は滅多にいない。
・自分を世間の標準に合わせる必要はない
　これが1番大切。自分の考え、価値観、体、直感など今の自分を大切にする。
・他の人から大切に扱われるようにするには、まず自分で自分を大切にする。
・他人の尺度ではなく自分の尺度で動く。自分が心地よい、気持ちよいと考える行動をする。
・選択に迷ったら、正しさではなく、おもしろさを判断基準とする。
・自分のことばかりではなく家族や友人、上司部下を思いやる
・明確な目的を持ち常に忘れないことが、神様が放った幸運の矢を捉えられる。
・自分が叶えたいと思う願いの先に自分以外の人の幸福がないかを考えて祈る。素敵な人と巡り合えますようにという願いなら、両親も喜ぶような素敵な人と巡り合えますようにと願う
・運がよい人はより多くの人のために祈る
・朝は夜より前向きになりやすい
・朝と晩の1日2回お祈りをする
・朝は将来なりたい自分、夜はその目標のために何ができたか考える

2024/08/20

普段は小説しか読まないがたまには、と思って読んでみた。科学がつきとめた、と言うように実験の内容など細かく説明していた部分は面白ったが、全体的にはなるほど！という箇所はあまりなく、最後の祈りの話は腑に落ちなかった。

2024/08/19

真面目で不安を感じやすく、ネガティブに考えがちだったがこちらの本を読み、もっと楽観的に自分を大切に生きて行くことが自分の思い描く未来に近づけるのだと気づけた。自分だけではなく周りの人も大切に生きていきたい。病は気から。スラスラ読める1冊！

2024/08/15

本屋で見かけ、タイトルに惹かれて
手にとってが最初は戻したが、
自分自身の"運"について気になり再び手に取りました。

自分は"運が良い"と決め込んで生きているので
この本に書かれている"思考"と"行動"は既にできていると
思って読んでみましたが。。

出来ておりませんでした(笑)

中野先生が色んな人を見てきて中で
成功している運が良い人の特徴が書かれております。
納得出来たものとイメージ出来なかった所もありました。
イメージ出来なかった所は、書かれている事を
実践した事がないからだと思っているので
行動に移してみて自分の"運"が向上するのか
日頃の生活の中で実践してみます！

僕の所に巡りくる強運な軌道を掴みとってくれる！
BIGな存在になるので、みててください(笑)！

2024/08/11

全てその通りと思うと同時に、どこかで聞いたことのある内容のパッチワークのような内容
誰しもが理解できるように易しく書いた本と言われればそれまでかもしれない