サクラサク、サクラチル の商品レビュー
プロローグを読んだとたん、悲しい結末が予想されて、 胸の奥がざわついたまま読み進んだ。 主人公高志の家庭も、星の家庭も、 読んでいて辛い虐待の様子に、 誰か、救いの手はないのか、と叫びたくなる。 「復讐計画」が何なのか、 Xデーに何が起こるのか、 ドキドキの連続。 そして、...
プロローグを読んだとたん、悲しい結末が予想されて、 胸の奥がざわついたまま読み進んだ。 主人公高志の家庭も、星の家庭も、 読んでいて辛い虐待の様子に、 誰か、救いの手はないのか、と叫びたくなる。 「復讐計画」が何なのか、 Xデーに何が起こるのか、 ドキドキの連続。 そして、嫌がらせのメールやカンニング事件、 いったい誰が・・・ 警察も学校も、大人を信じられない追い詰められた中での、懸命な二人の姿にただ応援するしかない。 「サクラサク」は合格、 「サクラチル」は不合格、だが、 一度咲かなければ、桜は散れない。 その通り! 桜だけが花じゃない!
Posted by
阪南大学図書館蔵書検索OPACで貸出状況や所在を確認↓ https://opac-lime.hannan-u.ac.jp/opac/volume/900092
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辻堂ゆめの『あの日の交換日記』がとても面白かったたため、他の著書も読んでみたいと思い、図書館で借りて読了。 高志は教育虐待を受けており、親は高志を東大に行かせるためだけに、なんとトイレ休憩の時間まで決めて一切の猶予も与えず勉強させていた。姉の方が頭が良かったが、両親に過度な期待をかけられ、東大に落ちてから引きこもりになってしまった。 そんな高志が、貧乏で子供のバイト代を当てにするような親をもつ星さんと出会う。星さんと話をするうち、高志は自分の家庭の異常さに気づき、親に復讐をしようと計画を立てる物語。 高志への虐待があまりにも可哀想すぎて、途中読むのが辛くなったが、復讐の内容が気になってページを捲る手が止まらなかった。 犯人がまさかすぎてびっくりした。 明日がくるのが楽しみって思うのが当たり前な自分は、なんて平和な世界にいるんだろうと思った。世の中にこんなふたりのような辛い想いをする子どもがいなくなって欲しいが、実際はあるんだろうな… でも最後ハッピーエンドで、復讐の内容もスカッとしてよかった。
Posted by
度が過ぎる程恐ろしい染野家の教育虐待 あの状況で子ども達が高3になるまで親に従順なのが信じられなかった 染野家の両親の身勝手さが腹立たしく、最後常識人の叔父さんがスカッとさせてくれて良かった 高志くんも自分のやりたい学部に進めて良かった しかし、染野家の両親は未だに改心していない...
度が過ぎる程恐ろしい染野家の教育虐待 あの状況で子ども達が高3になるまで親に従順なのが信じられなかった 染野家の両親の身勝手さが腹立たしく、最後常識人の叔父さんがスカッとさせてくれて良かった 高志くんも自分のやりたい学部に進めて良かった しかし、染野家の両親は未だに改心していないようだ あの両親が自責の念に苛まれるところが見たかった 過去の栄光と保身と見栄に縛られる大人が、いかに子供に、世間に嫌われるかがわかった 星家の母も酷かった でも娘は親に理不尽に頼られていることを絆に感じているなんて でもエリカも大学進学して、親と離れ、負の連鎖に陥ることがなくて良かった 若い2人、お幸せに
Posted by
登場人物皆に存在感があって、 主人公二人にも応援したくなる要素があって、先は予想通りではあったけど 面白く読めた 受験、虐待、ネグレクト
Posted by
書名と表紙の絵からして青春ものだと思って手に取った。辻堂ゆめさんだから少しミステリー要素も入って…。 学校が舞台で、主な登場人物は高校生3年生の染野高志と星愛璃嘉。 ストーリーは親への復讐を計画して実行し、自分たちの幸せを得ること。 そこに誰からか分からない嫌がらせも入っている...
書名と表紙の絵からして青春ものだと思って手に取った。辻堂ゆめさんだから少しミステリー要素も入って…。 学校が舞台で、主な登場人物は高校生3年生の染野高志と星愛璃嘉。 ストーリーは親への復讐を計画して実行し、自分たちの幸せを得ること。 そこに誰からか分からない嫌がらせも入っている。 親への復讐 教育虐待や暴力を受けていた染野 ネグレクトの星 そんな2人が親から離れようと行動ができたのは良かった。 実際だとこんなに上手くはいかないだろうけど、自分たちの未来を自分たちの力で切り開いていけたのには素晴らしいと思いました。
Posted by
ふたりの心の傷を思うと苦しくなった。ラストではすっかり騙されたけど終わり方は好きだった。こういう話を読むと、自分は恵まれてるなと改めて思う
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家庭という狭い世界で、子供の体と心が蝕まれる描写は本当に読んでいてキツイ。 高志の両親は極端で明確な虐待だけど、もっとグレーな虐待は実際溢れているんだろう。 自分の子であっても完全に独立した人格であって、尊重すべき存在なのに。 私はそれほどスッキリした読後感ではなかったけど 苦労した彼らの心にゆとりができた頃、世界は意外と優しいのかもと思えたことが救い。 あと個人的には、恋愛要素無しの友情関係でよかったのではと思ってしまった。
Posted by
東大合格以外は認めない両親の過度な期待。染野高志本人はそれを虐待とは考えていない。でも、母親からネグレクトを受けている星愛璃嘉から同じにおいがすると「虐待」に気付かされる。 痛みを共感した二人はやがて復讐を計画していく。 ミステリー的要素もあるが、胸のすくような青春小説でもある。...
東大合格以外は認めない両親の過度な期待。染野高志本人はそれを虐待とは考えていない。でも、母親からネグレクトを受けている星愛璃嘉から同じにおいがすると「虐待」に気付かされる。 痛みを共感した二人はやがて復讐を計画していく。 ミステリー的要素もあるが、胸のすくような青春小説でもある。 ただ高志が受けた教育虐待はリアルで胸が痛くなる。引きこもってしまった姉もつらい。二人とも被害者というしかない。ある意味子どもにとって親は絶対的存在であり、見捨てないで愛してほしいと願っているから、耐えてしまう。 高志はよかった。星愛璃嘉に出会うことができたから。 姉の心が癒えますように。そう願う。 「幸せとは明日が来るのを楽しみに思えること。 そのために一度しゃがんで、我慢する日があっていい。」 辻堂ゆめさん3冊目。さらにのめり込みそう。
Posted by
教育虐待ー言葉では聞いたことがあったが、実際高志が受けた虐待は凄まじいもので、心が痛む。同時に、教育虐待まではいかないにしても、親として子どもの教育で期待を押しつけていることが少なからずあることも痛感した。 高志と星さんが手を取り合って、実行した復讐計画。その内容は、最後の方に書...
教育虐待ー言葉では聞いたことがあったが、実際高志が受けた虐待は凄まじいもので、心が痛む。同時に、教育虐待まではいかないにしても、親として子どもの教育で期待を押しつけていることが少なからずあることも痛感した。 高志と星さんが手を取り合って、実行した復讐計画。その内容は、最後の方に書かれていたので、どんなことを考えているのかワクワク?しながら読み進めた。 2人が考える「幸せ」 自分の進みたい道に進むこと 明日が来るのを楽しみに思えること めっちゃ共感できた。 自分も、自分の子どもたちも、この2つの幸せが当たり前にあってほしいと願う。
Posted by
