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世界はなぜ地獄になるのか の商品レビュー

3.7

62件のお客様レビュー

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2024/04/26

社会がどれだけ複雑化しているのか、これでもかと例を見せられる。 格差、差別、敬語問題、キャンセル文化、etc..これらを理解しつつ、変な地雷を踏まないように過ごすしかない。

Posted byブクログ

2024/04/10

・タイトルの命題を現在進行形の事例をもって解説していく本。 ・では、それの対処は?これらを肝に銘じ「地雷」を踏まぬ様、慎重にそれぞれの日々を生きよ。 ・広範な事例を元に結構明け透けな(でもリアルな)結論を提示した本書。 ・全てに賛同できる訳では無いが、ある種実践書の様相を見せてい...

・タイトルの命題を現在進行形の事例をもって解説していく本。 ・では、それの対処は?これらを肝に銘じ「地雷」を踏まぬ様、慎重にそれぞれの日々を生きよ。 ・広範な事例を元に結構明け透けな(でもリアルな)結論を提示した本書。 ・全てに賛同できる訳では無いが、ある種実践書の様相を見せているこの本の正直さには好感を持った。

Posted byブクログ

2024/04/08

リベラル化の潮流 自分らしく生きられる  社会が複雑に 孤独に 自分らしさが衝突 格差拡大    リベラル化の帰結、その一部としてのポピュリズム キャンセルカルチャー 反倫理 反道徳  小山田圭吾 東京パラリンピックテーマ曲   ロッキングオンジャパン記事 和光学園 高機能自閉...

リベラル化の潮流 自分らしく生きられる  社会が複雑に 孤独に 自分らしさが衝突 格差拡大    リベラル化の帰結、その一部としてのポピュリズム キャンセルカルチャー 反倫理 反道徳  小山田圭吾 東京パラリンピックテーマ曲   ロッキングオンジャパン記事 和光学園 高機能自閉症  地位についた者が攻撃の対処、キャンセルできる地位になければ無視  資格がないと辞退すべきだった・・・ ポリコレ political correctness ~グローバル空間での適切なふるまい方  身分制から生まれた日本語 相手のとの距離を調整 上下/内外  大きな差別がなくなり 小さな差別へ 言葉づかい 過剰な敬語    会田誠「犬」  オリエンタリズムを超える「低俗な変態的画題を風雅な日本画調で描く」  アーティストではなく、プラットフォームへの抗議  言論・表現の自由: 何が正しいかは議論で決着・・できない  評判格差社会のステイタスゲーム   80億人の中で ステイタスを上げる  「成功」「支配」の地位にない被害者が「美徳」で正義を振りかざす  「帰属する集団のステイタス」アイデンティティ融合(推し)   共同体の制約の中、ステイタスの高いものを引きずり下ろし、自分を高める ↓ 社会正義  欧米の左派の信念 あらゆるものに差別がある 陰謀論 リベラルと対立 ↓ 大衆の狂気 ~法に触れなければ何をしてもいい  キャンセルカルチャー産業によって作り出される地獄  特定の問題に時間資源投じられるマイノリティが そうでないマジョリティを抑圧  脳はしゃべり続けている差別主義者 ←前頭前野がブレーキをかけている  「極端な人」 一定の抑圧がされているが 批判されるとブレーキが外れる人    地雷原に近づくな 個人を批判しない リベラルの立場で発言する 

Posted byブクログ

2024/04/04

それぞれじゅうぶんな大義があるとする。だがますます複雑化する社会で、すべての理想を叶える魔法のような政治制度は存在しない。だからこそ、誰もが不満を抱えつつも、ほどほどのところで妥協するしかない。これが「寛容」と「中庸」だ。 奇しくも「不適切にもほどがある!」の最終回のテーマが「...

それぞれじゅうぶんな大義があるとする。だがますます複雑化する社会で、すべての理想を叶える魔法のような政治制度は存在しない。だからこそ、誰もが不満を抱えつつも、ほどほどのところで妥協するしかない。これが「寛容」と「中庸」だ。 奇しくも「不適切にもほどがある!」の最終回のテーマが「寛容になりましょう」だった。 「寛容が肝要」だ。

Posted byブクログ

2024/03/31

リベラルの行き過ぎで曖昧さがなくなると地獄になることが事例をもって示されている。自由の国米国もどんどん不寛容になっているのかも知れない。「不適切にもほどがある」を思い起こさせる。大きな問題(戦争やあからさまな人種差別)が片付いた今、こまかな問題をあげつらって議論することになり、意...

リベラルの行き過ぎで曖昧さがなくなると地獄になることが事例をもって示されている。自由の国米国もどんどん不寛容になっているのかも知れない。「不適切にもほどがある」を思い起こさせる。大きな問題(戦争やあからさまな人種差別)が片付いた今、こまかな問題をあげつらって議論することになり、意見の一致が得づらくなる。大変興味深い本だったが、今後の生き方として「炎上をなるべく避ける」という方策が述べられていて、暗い気分になった。

Posted byブクログ

2024/03/27

行き過ぎたポリコレ、誰もが振り翳し幸福感を感じる社会正義、ターゲットになるとキャンセルカルチャーが蔓延し、正義を讃美するかの様な風潮が世界に溢れる。SNSやネットにより情報は取りやすく広まりやすくなったが、世界はユートピアどころではなくディストピアに向かっているのではなかろうか。

Posted byブクログ

2024/03/21

脳は下方比較を報酬、上方比較を損失と捉える。 そのために、キャンセルカルチャーやネットの正義が蔓延してしまう。

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2024/03/17

『#世界はなぜ地獄になるのか』 ほぼ日書評 Day769 読むのにも時間がかかったし、読み終えて評を書くまでにも時間のかかった一冊。 他の方が各種評にも書かれている通り、勉強にはなる。冒頭の小山田圭吾や会田誠ネタは賞味期限短いと思うが、その後のトピックは、かなり普遍的なもの...

『#世界はなぜ地獄になるのか』 ほぼ日書評 Day769 読むのにも時間がかかったし、読み終えて評を書くまでにも時間のかかった一冊。 他の方が各種評にも書かれている通り、勉強にはなる。冒頭の小山田圭吾や会田誠ネタは賞味期限短いと思うが、その後のトピックは、かなり普遍的なものである。 が、どうにもスッキリしない。 ひとつには、ちょうど今クール流行りのドラマ『ふてほど(不適切にもほどがある』と同じで、超めんどくさい、どーでも良いじゃん的な生理的反応がきてしまうこと。 もうひとつには、著者が書中では批判的な立場もとりつつ、やはり「リベラル」思想の持ち主だからだろう。 第1章、東京オリパラ開会式の作曲担当を「いじめ事件」炎上ゆえに辞退に追い込まれた、小山田圭吾問題。当時、表面的に語られた"いじめ被害者"と小山田は、実は奇妙な"友情"とでもいうべきもので結び付けられていたことについて、かなりの使紙面を割いて語られる。 そこで開示される"事実"は、我々自身が自らの胸に手を当てて、過去を振り返った場合に、常に持つ傷が皆無と言える人は稀ではないかと思われる内容である。にもかかわらず、筆者の結論は「開会式の作曲担当を受けるべきではなかった」…それだけなのだ。 あまりに"ナイーブ"(英語の語源的な意味で)な結論である。 https://amzn.to/3TEQW5F

Posted byブクログ

2024/03/17

トランスジェンダーについての疑問点が言語化された。 その他おかしいと思っていることについて述べてある。

Posted byブクログ

2024/03/14

ものすごくおもしろかった 太っている人を差別することも禁止されている、という箇所で激しく動揺した もう一度借りて、マインドマップを描きたい

Posted byブクログ