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さみしい夜にはペンを持て の商品レビュー

4.4

400件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2023/10/21

読み終わって、そのままノートを買いに行きました。 日記は今まで何度も書き始めて、その度数日で辞めてしまいましたが、今度は続けられそうな気がしました。何のために日記を書くのか。読み返す日を楽しみに、日々ノートを開こうと思います。 小学校中学年くらいになったら読めるかな。 子供たち...

読み終わって、そのままノートを買いに行きました。 日記は今まで何度も書き始めて、その度数日で辞めてしまいましたが、今度は続けられそうな気がしました。何のために日記を書くのか。読み返す日を楽しみに、日々ノートを開こうと思います。 小学校中学年くらいになったら読めるかな。 子供たちにもぜひ読んでほしい一冊です。

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2023/10/20

読み返したくなる本でした。5年日記をつけて2年目ですが、これからも続けていこうと思いました。 読みやすく面白くて一気に読めました。挿絵や装飾も可愛かったです。

Posted byブクログ

2023/10/20

子ども向けの本なのか、易しくて、柔らかい表現でのことばづかいで、海の中の生き物が会話をしながら進めていく物語になっています。 主人公のタコジローの気持ちは痛いほど理解ができて、共感ポイントがたくさんありました。 頭の中にある思いや考えを整理して、言葉として口にするまでの工程が...

子ども向けの本なのか、易しくて、柔らかい表現でのことばづかいで、海の中の生き物が会話をしながら進めていく物語になっています。 主人公のタコジローの気持ちは痛いほど理解ができて、共感ポイントがたくさんありました。 頭の中にある思いや考えを整理して、言葉として口にするまでの工程が噛み砕いて描かれていて、大人になった今でも、なるほどそう考えればいいのか。と発見ばかりでした。 自分自身が思春期の時にこんな素敵な本に出会えていたら‥と思いました。

Posted byブクログ

2023/10/20

文章を書くテクニックが書いてあるわけではない。 それよりもっと根本的なところ、文章を書くとはどういうことなのか、日記にはどんなことを書けば良いのか、どうすればそれを書けるのか、人と会話するとはどういうことなのか、それは文章を書くこととどう違うのか、それらがなぜ大切なのか、というこ...

文章を書くテクニックが書いてあるわけではない。 それよりもっと根本的なところ、文章を書くとはどういうことなのか、日記にはどんなことを書けば良いのか、どうすればそれを書けるのか、人と会話するとはどういうことなのか、それは文章を書くこととどう違うのか、それらがなぜ大切なのか、ということが物語調で書かれています。 漢字も少なめでイラストも多め、飽きさせない書き方をしていて、13歳向けですが、内容は大人が読んでも楽しいものでした。 【以外少しネタバレ?】 過去の出来事は覚えていても、その時の自分の細かな心情というのは、思い出そうとするとどうしても現在の自分のフィルターを通してしまいます。 13歳のあの頃の自分はなにを考えていたんだろう。きっとそれが残っていたら財産になっていただろうな。 でもなにもしなければきっと30年後、今の自分に対しても同じことを思うのかもしれない。 今日の自分をスケッチして残しておくのも楽しいかも。と、思わずペンを手に取りたくなる本でした。

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2023/10/19

感情に答えなどあるのか、答えなんか見つかるのか?という問いに対して、 「答えは見つけるものじゃない。出すものだ。」という答え。答えは探していても見つからない。出すものか、納得した。 ものごとを決めたくない、なぜなら可能性が残るから。その気持ちは理解できるが、可能性のなかに生きて...

感情に答えなどあるのか、答えなんか見つかるのか?という問いに対して、 「答えは見つけるものじゃない。出すものだ。」という答え。答えは探していても見つからない。出すものか、納得した。 ものごとを決めたくない、なぜなら可能性が残るから。その気持ちは理解できるが、可能性のなかに生きているかぎりぼくたちはものごとを真剣に考えなくなる 考えるためにはどうしたら良いか、自分で考える習慣を身につけるには=書く習慣を身につける どんな文章にも読者がいる。 日記の読者は「未来の自分」。たしかにそうだ。 日記は「書きたいから書く」のではなく、「読みたいから書く」。忘れた頃に読み返すことで、日記の面白さが増す。

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2023/10/19

◾️日記を書こう。読者は10日後の自分自身。 ◾️コツは全体より細部を見る、語彙を増やす、世界をスローモーションで眺める。 ◾️愚痴や悪口も書いていい。過去形にして、距離を置く。

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2023/10/22

挿し絵が沢山で、漢字も少なめなので、 対象年齢は低めなのかなと思ったけど、 内容はしっかりしていて色々と考えさせられました。 日記を読むために書くというのは自分にはなかった視点でした! 何回でも読み返したくなる本です。 ただ何で海の世界をモチーフにしたのかは謎でした。笑 そのせ...

挿し絵が沢山で、漢字も少なめなので、 対象年齢は低めなのかなと思ったけど、 内容はしっかりしていて色々と考えさせられました。 日記を読むために書くというのは自分にはなかった視点でした! 何回でも読み返したくなる本です。 ただ何で海の世界をモチーフにしたのかは謎でした。笑 そのせいで引用する文献が「泳げメロス」や「吾輩はウニである」などに変更されてて内容も分かりづらくなってる気がしました。

Posted byブクログ

2024/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 なかなか面白い本だった。  見た目は子ども向け、文章も平易で、ほぼ会話で構成されている。漢字も少な目。  海の中の生きものが登場人物で、「うみのなか中学校」に通うタコジローが主人公、クラスメイトのイカリ、トビオ、ウツボリが登場し、担任はカニエ先生だ。挿絵もふんだんに盛り込まれていて、ちょっと文字が多めの絵本のようでもある。  中学生にありがちな悩みを、タコジローが学校をさぼって訪れた「うみのなか市民公園」で出会ったヤドカリのおじさんと出会い、気持ちを整理し、自分の考えを持ち、自分自身を見つめ直す手立てとして、日記を書くことへと導かれていくお話。  もやもやした自分の感情を、「ことばにする」ことで喜びを感じ、その場限りの“思い”でしかない“ことば”を、書き留めることで“考え”へと深めていく。  考えることは、答えを探すこと、それを文章にするのは、暗算で計算するのではなく、筆算で問題を解いていくようなものだという例えは、分かりやすくて面白い。  日記を書くことで、自分自身を客観的に見詰め、一時的な感情である“ことば”を、文章にすることで距離を置く、そんな日記をしたためる効用を、ヤドカリのおじさんが丁寧に説いていく。 「考えないのは、危険なんだ」 「だれかが用意してくれた『わかりやすい答え』に飛びつくんだよ」  SNS上や、薄い人間関係のなかで交わされる会話だけで過ごすことの多い昨今。自ら考えることへと導いていく教えは、とても貴重だ。  平易な文章と、ちょっとした冒険譚にもなっている物語で、大切な教えを伝え、書くことに興味を持たせる、なかなか意義ある一冊。

Posted byブクログ

2023/10/18

2023.20th (言葉にすることで考える。)考える習慣がないとわかりやすい都合のいい答えに飛びつくことになる。 日記の読者は将来の自分。 装丁が綺麗で惹かれて購入しました! 上に書いたようななるほど!と思う箇所はあったものの、全体的にはそれほど刺さる書籍ではなかったかな。レビ...

2023.20th (言葉にすることで考える。)考える習慣がないとわかりやすい都合のいい答えに飛びつくことになる。 日記の読者は将来の自分。 装丁が綺麗で惹かれて購入しました! 上に書いたようななるほど!と思う箇所はあったものの、全体的にはそれほど刺さる書籍ではなかったかな。レビューとかSNSで書き慣れてる人にとっては言わずもがなな部分も多いですからね。

Posted byブクログ

2023/10/17

読みやすく一気に読んだ。日記を書くことの意味とコツが分かりやすく書いてあるけど、それだけではない。考えることの大切さ。この本には希望があると思う。10代の人だけでなく、私みたいなおばさんも何か書きたくなった。

Posted byブクログ