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推し、燃ゆ の商品レビュー

3.2

587件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    144

  3. 3つ

    239

  4. 2つ

    88

  5. 1つ

    28

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2023/08/07

文学的なものが好きな人には合うと思うなぁという感じの感想。私ははっきりした小説が好きなので、デビュー作の「かか」を含めこの人の本は読みづらくて苦手だなという印象を受けました。ただ、表現力や言葉の選び方、着目点は素晴らしいなと思いました。

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2023/08/11

生きているだけで皺寄せがくる。 重さを背負って大人になることを、つらいと思ってもいいのだと、誰かに強く言われている気がする

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2023/08/12

文体が読みづらくて量の割に時間がかかったけど、とても芸術的な作品で、ちょっとした仕草の描写が「そこ切り取るかぁー!」とビックリする視点が多かった。 こういう学生さんいるわ...とめちゃくちゃうなずきながら読んだ。推しを推すことや好きなことにはめちゃくちゃエネルギーを費やせるけど...

文体が読みづらくて量の割に時間がかかったけど、とても芸術的な作品で、ちょっとした仕草の描写が「そこ切り取るかぁー!」とビックリする視点が多かった。 こういう学生さんいるわ...とめちゃくちゃうなずきながら読んだ。推しを推すことや好きなことにはめちゃくちゃエネルギーを費やせるけど、現実面の人間関係や生活がうまくいかない人。 推しを推すことに生きづらさをぶつけるってとても現代的だと思ったし、この時代にこれを読めてよかった。 そして、小説という媒体で、言語化がうまくない人を主人公にすることに感動した。言葉に乏しい主人公で物語を展開するのってすごく難しいことだと想像するから。

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2023/08/05

こちらを読んでる最中に、ちょうど自分の推しが軽く炎上しまして。 なんてタイムリーなw 炎上しても推しの言動を解釈しようとし、受け入れようとしている人達の姿が主人公・あかりと重なった。 きっとその人達は、まさに推しが背骨と化し、存在そのものが愛おしいんだろう。 この作品の装丁のよう...

こちらを読んでる最中に、ちょうど自分の推しが軽く炎上しまして。 なんてタイムリーなw 炎上しても推しの言動を解釈しようとし、受け入れようとしている人達の姿が主人公・あかりと重なった。 きっとその人達は、まさに推しが背骨と化し、存在そのものが愛おしいんだろう。 この作品の装丁のように、推しの傀儡となってる気もするけど。

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2023/08/05

自立とは、依存先を増やすこと この本を図書館で読んだ帰り道に、全身青コーデの人を見てしまい、あまりの偶然に怖くなった

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2023/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あかりちゃん…すこしだけあらすじは見ていたので、なにかしらの病気であることは把握済 これは、発達障害系よね…特にバイトでの描写えぐいわ 言われたことがどんどん降り積もって対処できない いくつもの分岐を辿って対処していく(この分岐も何回も教えて貰ってやっと覚えたもの)あとは、漢字の 一、二、三、四…の流れに理解ができない とか そんなで家族ともぶつかる 唯一打ち込めるものが推し そんな推しが炎上 なにかひとつでも打ち込めるものがあるのは、すごいのよ…ブログでも推しの解像度めちゃくちゃ高くて、これができるなんてさ、充分じゃないの…と思いながら読む 生活するには、向かないかもだけどさあ…ええ、言葉にするの、難しいねえ…推しは最後、結婚して引退するんですけど、最後のコンサートにも結婚指輪 わたしがこの人のファンだったらもう、ブチギレるかしばらく落ち込むか、いや両方やるわ 話の終わり、綿棒を拾い集める(遺骨を拾い上げる)燃えた推しの供養 ラストに怒涛の死後的な表現が増える 直接的に 墓石の前だったり遺影とかの言葉が使われたり もっと深いところで推しと繋がっている でも自分で自分の骨は拾えない で遺骨に見立てた綿棒を拾い集める 失礼しました、これ以上深くは考察できません この後あかりちゃんがどう生きていくか(生きてるのか)わからないが、こんなに推しのことを深く追えて、理解深められるなら、きっと、どうにか…と思わずにいられないね は〜本の感想ってむずかし〜

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2023/08/04

21歳で書いたのか..、という、信じられなさ。 主人公の語り口だから、わざと表現力のない、言い表すことができないという感覚を文体に表現しているという、あとがきの文章に、こりゃ一杯食わされたと、思いました。 語り手もよく分からない気持ち、漠とした重さ、辛さ、生きにくさが、曖昧で...

21歳で書いたのか..、という、信じられなさ。 主人公の語り口だから、わざと表現力のない、言い表すことができないという感覚を文体に表現しているという、あとがきの文章に、こりゃ一杯食わされたと、思いました。 語り手もよく分からない気持ち、漠とした重さ、辛さ、生きにくさが、曖昧で大袈裟だからこそ、自分の似た感情に簡単にのり移ってきて、気持ちが悪くなりました。 こんなもの読んでいたら気が病んでしまう。 私は、この本はしばらく読みたくないと、思っています。

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2023/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「推し」は背骨。 〇〇ロスという言葉だけでは足りない表現と感情。 あかりが、自分を認めて、推すことができて、自分で立てるようになるだろうか。 ※タイトルのインパクト ※文字も大きくページ数も少ない ※夏休みの読書感想文に良いかも(中学生以上)

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2024/01/27

自分の推しが紹介していたので手に取った本です。 ひとりの推しに対しても、期待を寄せること理想型は人によって違っていて、それぞれが思い描く推しを拠り所に生き、そうではない姿を見せられれば推しを失ったように感じるんじゃないだろうか。 推しは最も近くでわかっていたいけれど、最も遠くてわ...

自分の推しが紹介していたので手に取った本です。 ひとりの推しに対しても、期待を寄せること理想型は人によって違っていて、それぞれが思い描く推しを拠り所に生き、そうではない姿を見せられれば推しを失ったように感じるんじゃないだろうか。 推しは最も近くでわかっていたいけれど、最も遠くてわかり合えない存在なのだと思います。

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2023/08/03

良かった。純文学もいいもんだと思った。推しのファンがいないから共感できないが、考えさせられる小説。最後の主人公の感情はなんとなくわかる気がした。

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