それは誠 の商品レビュー
修学旅行の自由行動を友達と抜け出して、生き別れたおじさんに会いに行く。 簡単に言ってしまうとそれだけのことが、それがこんな青春小説に仕上がってしまうのはさすがだなと思った。 高校時代の笑いや、クラスメイトとの距離が縮まるきっかけってこんな感じだったなと思い出しながら読んだ。 こう...
修学旅行の自由行動を友達と抜け出して、生き別れたおじさんに会いに行く。 簡単に言ってしまうとそれだけのことが、それがこんな青春小説に仕上がってしまうのはさすがだなと思った。 高校時代の笑いや、クラスメイトとの距離が縮まるきっかけってこんな感じだったなと思い出しながら読んだ。 こういう出来事って、大人になっても不思議と鮮明に覚えている。 誰しもが持っている感覚を呼び起こされる小説だと思った。
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━…━…━…━…━…━…━…━ 1.感想 ━…━…━…━…━…━…━…━ ちょっと、私にはあわなかったです。 非常に読みにくいし、少年たちの会話の流れがとてもわかりにくく、178ページがとてもながく感じました。 冒険感もよくわからず、何がしたいのかもよくわらず、とにかくストーリ...
━…━…━…━…━…━…━…━ 1.感想 ━…━…━…━…━…━…━…━ ちょっと、私にはあわなかったです。 非常に読みにくいし、少年たちの会話の流れがとてもわかりにくく、178ページがとてもながく感じました。 冒険感もよくわからず、何がしたいのかもよくわらず、とにかくストーリーに入り込めませんでした。 もう、純粋さとかわからないから、入り込めなかったかもな… ざんねん。 ━…━…━…━…━…━…━…━ 2.あらすじ ━…━…━…━…━…━…━…━ 修学旅行で東京に行くことになった佐田誠は、自由行動の1日を利用して、日野に住むおじさんに会いに行く計画を立てる。 最初は反対していた3班の男子メンバーが、行動を共にすることになっていく。 ━…━…━…━…━…━…━…━ 3.主な登場人物 ━…━…━…━…━…━…━…━ ■3班 佐田誠 目立たないキャラ 井上奈緒 班長、 蔵並研吾 勉強できる、まじめ 大日向隼人 スクールカーストで上位キャラ、サッカー部、王妃 松帆一郎 松、なんらかの障害持ち 畠中結衣 おとなしい 小川楓 明るい、リーダー的キャラ、人気女子 ■先生 名取先生 担任 高村先生 細くて美人、女子生徒に人気
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こんなにも真っすぐな青春を描いた小説は久しぶりだった。周囲の同級生→友人・仲間となる子たちのセリフから、主人公の人となりが自然と浮かび上がってきて、とても魅力的な青年が浮かび上がる。眩しい1日をわくわくしながら体感した。
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乗代さん初読み。最初の3ページが読みづらかったけど、そのあとはスラスラ。人との距離感が縮まっていくのって、こんな感じだよなぁってのが丁寧に描かれてた。宮沢賢治の溺れる人の話は考えさせられるなぁ。ラストにかけて爽やか過ぎるくらい爽やかだった
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冴えない立場の高校生がちょっとした冒険で友情を見つける物語。ラインは交換しなくても少しづつ友達になっていく感覚が愛おしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たった1日の冒険。離婚して離れてしまったおじさんに会いにいく。東京への修学旅行のグループ自由行動の1日、主人公の誠の計画はちょっとずつ固まっていく。グループ行動となるため、GPS携帯を支給される中で1人だけ抜けるという計画は、いつしか、男友達2人が参加し、さらに女子の協力も得て、みんなのプロジェクトになっていく。 友情を知らない、愛を知らない、そういう孤独な子供の心と、どこかで友達が欲しい、でも近づけば傷付く、そんな微妙な感情が入り混じる。青春の一幕は、そういう愛憎も交えながら進んでいくものだ。 最後に出会えたおじさんには、女がいた。それでも伝えたいメッセージは、ありがとうだったんだと思う。色々辛いことがあったけど、大好きなんだということを伝えたかったんだと。そして、おじさんからのメッセージは、友達経由できく事になるのだけれど、すごくあったかくて、でも絶望的で、友達との友情が何よりの戦利品だったということだ。 自分自身の修学旅行でも、その当時の彼女とTシャツをこっそり合わせてみたりとか、2人で抜け出したりとか、そういうことってしたけれど、そのスリルが最高に青春だったんだと思い出した。本筋とは異なるが、甘酸っぱい思い出を改めて思い起こさせてくれて、ありがとうと言いたい。 読者にはちょっと難しいリズム感なのが特徴で、文体は少しねっとりした、テンポを変えながら進んでいく。イライラだったり、熱くなったり、そういう感情がないような日記のような進め方に違和感を感じていたが、最後はなんで文章に認めることにしたんだろうか、そんな疑問を爽やかにまとめてくれる良作。
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本書のことはポリタスの石井千湖さんと豊崎由美さんの紹介に惹かれ、内容をほとんど知らないまま読んでみた。冒頭数ページが“首尾よく失敗した導入”なので、(ついていけるかな?)と思わせておきながら、それが読み進むうちに気にならなくなり、この“だらだら”感にうまいことしてやられた後の爽快...
本書のことはポリタスの石井千湖さんと豊崎由美さんの紹介に惹かれ、内容をほとんど知らないまま読んでみた。冒頭数ページが“首尾よく失敗した導入”なので、(ついていけるかな?)と思わせておきながら、それが読み進むうちに気にならなくなり、この“だらだら”感にうまいことしてやられた後の爽快感。 表紙の4人(と、ここには居ない3人)それぞれのキャラクターがすごく良い!
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とてもよかった!!世間を少し斜めから構えて見ている青年。本当に日常のやり取りの描写、東京修学旅行の思い出。忘れられない一日。
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自意識過剰な高校生が照れつつカッコつけてる文体が、読んでいて遠い昔の恥ずかしさと懐かしさを喚起する。修学旅行で冒険する高校生4人が気持ちを繋げてゆく過程がじんわり心地よい。協力する女子生徒たちもとても素敵。
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星4か迷う。 生き別れたおじさんに会いたいと、修学旅行の自主研修を1人の為にみんなが行動してくれる。 個性ある班員だが、協力的。 とにかく前置きも、おじさんの所へ辿り着けるのかも長いなと感じるが、おじさんに会えるのかだけを確かめるべく、ずるずると読了。
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