商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/06/29 |
JAN | 9784163917214 |
- 書籍
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それは誠
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それは誠
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商品レビュー
4
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幼い時離婚と病気で両親を亡くした一人の学生がたった一人の血のつながったおじさんを探し求め修学旅行の日程に組み込む。「孤独」に対する希望を描いた書だ。「孤独」は自分自身の思い込みと行動の所為だ。だから孤独を解消する、乗り切るには何か一つでも他人よりもできることを一途にする事だと、思...
幼い時離婚と病気で両親を亡くした一人の学生がたった一人の血のつながったおじさんを探し求め修学旅行の日程に組み込む。「孤独」に対する希望を描いた書だ。「孤独」は自分自身の思い込みと行動の所為だ。だから孤独を解消する、乗り切るには何か一つでも他人よりもできることを一途にする事だと、思う。それが楽しくできるようになれば自ずと自信が生まれ、仲間にも褒め称えられていくはずだ。
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どこまで誠の文章を信用するかで、いろんな解釈ができる凄い作品だと思った。 個人的には、たぶん誠は何らかの言語障害を持っていて、現実ではうまく人とコミュニケーションを取れない子なのではと思った。だから、パソコンで文字を打ち込んで会話するシーンもそうだし、松との関わり方もそうだし、相...
どこまで誠の文章を信用するかで、いろんな解釈ができる凄い作品だと思った。 個人的には、たぶん誠は何らかの言語障害を持っていて、現実ではうまく人とコミュニケーションを取れない子なのではと思った。だから、パソコンで文字を打ち込んで会話するシーンもそうだし、松との関わり方もそうだし、相手を見て喋るシーンが極端に少なかったり、まさに「見つめ合うと素直におしゃべりできない」子なんだと思う。背伸びしてカッコいい事を言いたがる年頃の感じも、どこか現実での鬱屈した部分を書くことで発散させるため。という、そんな想像をしながら読んだ。
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男子高校生たちの修学旅行中の小冒険。冒頭の独白部分は読み進めるのになかなか体力がいるけど、いざ会話が始まると自然に各キャラクターが思い浮かび、グイグイと進んでいく。ひさしぶりに青春を過ごさせてもらった。
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