はーばーらいと の商品レビュー
読み始めたけど読み終わってない。 なので評価も3って間違ってるかも…。 今回は宗教2世の話し? 前はあんなに心に刺さった著者の小説が(といっても最近はエッセイばかりで小説は哀しい予感あたりで終わってるかも)全然響いてこなくなってしまった。 途中で挫折。私の感性が鈍ってきたのか、好...
読み始めたけど読み終わってない。 なので評価も3って間違ってるかも…。 今回は宗教2世の話し? 前はあんなに心に刺さった著者の小説が(といっても最近はエッセイばかりで小説は哀しい予感あたりで終わってるかも)全然響いてこなくなってしまった。 途中で挫折。私の感性が鈍ってきたのか、好みが変わったのかわからないけど、もう小説は手にとらなかいも。
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夏読54冊目。 ある宗教団体?に入信してしまった両親を連れ戻そうとするひばりを、助けようとするつばさや、周囲の人々のあたたかさやいびつさを描いたお話かな。 ばななさんの文章を読むのが、ただただ好き
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初めて吉本ばななさんの作品を読みました。 つばさのひばりを思う気持ち、つばさのお母さんの 強い性格と支える力がとても良いなと思った。 宗教はあまり良いイメージが無く読んでいて 上の立場の人が悪かったりする事もあれば、団体の 考えとかが普及して色々な事を良しと思い行ってしまうのか...
初めて吉本ばななさんの作品を読みました。 つばさのひばりを思う気持ち、つばさのお母さんの 強い性格と支える力がとても良いなと思った。 宗教はあまり良いイメージが無く読んでいて 上の立場の人が悪かったりする事もあれば、団体の 考えとかが普及して色々な事を良しと思い行ってしまうのかなと思った。 ひばりの幸せな人生を祈るしかない。 あとがきで書いてた通り、私も安倍元総理の事件は 決して忘れられない出来事で忘れられなかった。 他の作品も読んでみようと思う。
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名作「TUGUMI」と同じ伊豆を舞台に、宗教2世の女の子・ひばりと、彼女を大切に思い支えになり助けていく青年・つばさの物語。 安倍元総理銃撃事件着想を得て、宗教2世というものを少し掘り下げて、社会的にではなく、子供の側の心の中に起こることについて描いた作品。 「誰かが自分らし...
名作「TUGUMI」と同じ伊豆を舞台に、宗教2世の女の子・ひばりと、彼女を大切に思い支えになり助けていく青年・つばさの物語。 安倍元総理銃撃事件着想を得て、宗教2世というものを少し掘り下げて、社会的にではなく、子供の側の心の中に起こることについて描いた作品。 「誰かが自分らしく好きなように生きることが、巻き込まれた近しい人を傷つけることがある」 まさこれに尽きるんだろうな。相手が子供だったら、逃げる手立てもなく、親を愛するが故に自分と親の気持ちの間で葛藤し苦しむ。 親は自分が満足しているから、良かれと思って(善意で)子供を巻き込む。 いけないと言うのは簡単だけど、難しい問題だなと思う。 そういう問題を描いているだけに、ひばりの理論的なモノローグが多くて、ちょっとしんどい読書だった。 あと、別丁扉の位置が意味不明。 この装丁の効果は?
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あっという間に読み終わってしまった 筆者のあとがきに全てが詰まっていると思う 私もこんな人たちが好きだ 数年後の2人も見たい
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知らずに手に取ったけど、宗教二世をテーマにした物語だった。 さらっと書かれているけど、ひばりの連れて行かれた宗教施設での暮らしは、かなりおかしい。 一見、信者が善良な人に見えること、宗教を信じこんでいて相手にもよかれと思ってすすめているところ。こんな部分がたちが悪いのだよなと思っ...
知らずに手に取ったけど、宗教二世をテーマにした物語だった。 さらっと書かれているけど、ひばりの連れて行かれた宗教施設での暮らしは、かなりおかしい。 一見、信者が善良な人に見えること、宗教を信じこんでいて相手にもよかれと思ってすすめているところ。こんな部分がたちが悪いのだよなと思った。 ひばりとつばさの関係性は美しすぎる気もするけど、ばななさんと同じく二人のような「いい人」がやっぱり好き。
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題材は宗教2世ととても重いものだったけれど、内容はやさしく軽やかだった。 物語的に想定していたよりも簡単に施設を出られたけれど、宗教からの別離そのものよりも、それを取り巻く人々の心の動きが描かれかったのかなと思う。 あとがきにあった、タイトルの由来も素敵だったな。
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読了。作中の固有名詞(アーティスト、曲など)に若干の違和感があったけれど、長いセリフで淡々と心情をつづる感じや、恋愛についての描写でも恋愛に寄りすぎない感じが、どこからどう読んでもばななさんだなぁという作品だった。ばななさんの作品を読むときは、ばななさんを感じたくて読むので、懐か...
読了。作中の固有名詞(アーティスト、曲など)に若干の違和感があったけれど、長いセリフで淡々と心情をつづる感じや、恋愛についての描写でも恋愛に寄りすぎない感じが、どこからどう読んでもばななさんだなぁという作品だった。ばななさんの作品を読むときは、ばななさんを感じたくて読むので、懐かしさや安心を摂取できてよかった。 特に、アムリタなどでも登場する、苦手な人やものとどう距離をとるかの話なんかは、すっかりわたしのなかに根付いていて、生活のさまざまな場面で支えとなっている。どの作品のどこというよりも、全部ひっくるめてひとつという感じで。 今回はつばさのお母さんがとてもよかった。彼女が作るごはんをみんなでおしゃべりしながら食べたい。
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信じること。「信念」の話だった。 それはとっても曖昧で、時間の経過で途切れたり、褪せて薄まったり、誤解や気の迷いで捩れちゃったりするものだけど。それでも信じたいものを信じる選択、或いはその衝動は弱い人間の小さな勇気が生めるものだと思う。過程も結果も綺麗なものじゃないかもしれない。...
信じること。「信念」の話だった。 それはとっても曖昧で、時間の経過で途切れたり、褪せて薄まったり、誤解や気の迷いで捩れちゃったりするものだけど。それでも信じたいものを信じる選択、或いはその衝動は弱い人間の小さな勇気が生めるものだと思う。過程も結果も綺麗なものじゃないかもしれない。逆に勝手に美化されてるかも。それでもその信じた気持ちを誤魔化さずに、軽やかに責任もてるように、そう生きたいと思えた。 誰かが「幸せは充足感だ」と言っていた。寒い冬に、熱いお風呂に入った瞬間。断食の後に飲むコーンスープ。徹夜明けのふかふかのベット。その一瞬の充足感がとてつもなく幸せで、そのために人は生きるんだと。でもふっと感じれる幸せもたまにある。遊んで帰った日に用意してくれてたおにぎりとか、。人の優しさに触れて心が暖かくなるとき。そういう一瞬を少しだけ引き延ばして、共有できたらいいな。そして見逃さずにいれたらいいな。
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その人にとって いいと思う考えや環境は その人にとっては幸せな事。 でも 他人に押し付けたり 強制したりは 不幸な事。それが たとえ 自分の子供でも。 子供は親の所有物ではない。 変わった装丁?の本ですね 受け入れる つばさの家族がフラットで気負いもなく いい感じです。 ばななさ...
その人にとって いいと思う考えや環境は その人にとっては幸せな事。 でも 他人に押し付けたり 強制したりは 不幸な事。それが たとえ 自分の子供でも。 子供は親の所有物ではない。 変わった装丁?の本ですね 受け入れる つばさの家族がフラットで気負いもなく いい感じです。 ばななさん 自身の1番好きな場所 そこなんですね なんかわかります。
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