どちらかが彼女を殺した 新装版 の商品レビュー
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妹から「裏切られた」という、ネガティブな電話を受けた兄。自殺しそうな雰囲気の妹で、月曜にななっても出勤していないと妹の会社から聞いた警察官の兄は、車を飛ばして妹の家に行く。そこには自殺したような形で、感電死している妹がいた。他殺と思われるような気になるものを回収し、警察には自殺と思わせて自分は復讐を企む。 妹の元カレと妹の友達が付き合っていることを知り、これが妹が死んだ原因ではないかと疑う。 結局、犯人はどっちだったんだ?? 自殺かと思いながら読んでたら他殺っぽくなり、最後は他殺という流れになってたが犯人がどちらかは書かれていない。 元彼は、殺そうと思って住居に侵入したが、胸を打つような手紙を発見し、殺害を思いとどまる。 友人も殺害しようと住居に侵入したが、その場で彼氏と出会し、2人とも殺害を思い直した。 で、そのあと。殺意がなくなったフリをしたどちらかが戻り、殺害したとのことだけど、どっちなんだ!?!?
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気になってどんどん読み進めたが、なかなか難しくて最後までどちらが殺したのか分からなかった。 犯人を明確に言わないことには驚いた。 解説を読んでトリックがわかり理解できた。
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お兄さんが妹の部屋に入る時に静電気が走ったのがもしかするとそのタイミングで何らかの仕掛けが発動し、通電して妹を殺したのは兄だった、という救いのないラストになると思いながら読んでいたがそうではなく、ある意味タイトル通りの結末であった。たしか東野圭吾さんがミステリー界に喧嘩を売りたかった的な帯コメントを見て購入したのが本書であったが、ポジティブな新しさであればよかったが、あくまでも犯人が最後までわからないというオチは拍子抜けではあった。あと刑事が謎のキャラ立ちをしていたので、再登場したら面白いかも。
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新体験の推理小説、犯人を見つけるのは読者である自分自身。ひらめきと発想、自分の推理力を試すことができる一冊。 最後まで犯人が分からない、犯人を突き止めるのは読者である自分でしたが、結局、私の脳では犯人が分からず... しかし、本の最後には袋綴じがあり、読めば犯人が誰か分かりま...
新体験の推理小説、犯人を見つけるのは読者である自分自身。ひらめきと発想、自分の推理力を試すことができる一冊。 最後まで犯人が分からない、犯人を突き止めるのは読者である自分でしたが、結局、私の脳では犯人が分からず... しかし、本の最後には袋綴じがあり、読めば犯人が誰か分かりました。流石です、東野先生。
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初めての加賀恭一郎シリーズ。たったひとりの肉親を失った兄の狂気に満ちた復讐劇のお話。登場人物はメインが5人だけと、恐ろしいほど少ない。それなのに事件の真相は半分読んだあたりでも解明せず、どんどん謎が増えていくだけ。その描写の手腕が凄かったけど、これ、兄側が捜査に協力的だったら、もっと早く事件が終わっていただろうなあと思わざるを得ない。己の手で真相を解明したいからこうなるのは仕方ないんだけども。真犯人をバラさずに物語を終える本は初めて読んだ。面白かった。
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〝犯人当て〟小説の意味が読み終わるとわかります。袋綴じ解説を読んで犯人の謎も解決した…はず。 東野圭吾さん、さすがの構成でした。
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東野圭吾からの挑戦状と言われる本作だが、まさに完敗であった。 自殺(他殺)現場の状況が鮮明に読者に提示され、物証や会話のやり取りをもとに本当に答えを導くことが可能であるが、自分には全く犯人は分からなかった。 これまでミステリ小説と呼ばれる作品を何冊か読んではいたが、本当の意味での...
東野圭吾からの挑戦状と言われる本作だが、まさに完敗であった。 自殺(他殺)現場の状況が鮮明に読者に提示され、物証や会話のやり取りをもとに本当に答えを導くことが可能であるが、自分には全く犯人は分からなかった。 これまでミステリ小説と呼ばれる作品を何冊か読んではいたが、本当の意味でのミステリというのは本作が初と言える。ミステリの世界は奥が深い。 描写がリアルだからこそ実際の警察官になった気分で読めて非常に面白く、最後のハラハラ感はとても良かった。 袋綴じになっている推理の手引きを一度読んでも理解できなかったが、何度も読むうちに理解することができた。以下は自分の推理。 佃準一は右利き 弓場佳世子は恐らく左利き(園子と同じく箸や筆は右利きかもしれない) 園子は左利き、袋を開ける時も左利きの開け方 自殺に見せかける為(ただし本当は殺人の為に使用)に開けられた2つ目の睡眠薬は、1つ目同様右利きの開け方。即ち佃準一が犯人。 弓場佳世子は直前の睡眠薬の開け方が左利きの開け方だった。
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最初は殺害された女の人のお兄さん(主人公)が犯人じゃないのか、そうでなくとも怪しいなとずっと思っていました。(警察に事実と少し異なることを伝えたり、物証を隠したりしていたり、刑事に何度も呼ばれその度に刑事から隠してることはないかと怪しい目で見られていたため) その理由については、...
最初は殺害された女の人のお兄さん(主人公)が犯人じゃないのか、そうでなくとも怪しいなとずっと思っていました。(警察に事実と少し異なることを伝えたり、物証を隠したりしていたり、刑事に何度も呼ばれその度に刑事から隠してることはないかと怪しい目で見られていたため) その理由については、犯人に復讐するためだったんだと終盤で確認できてほっとしましたが、犯人については物語には触れずに読者の私たちに想像させる終わり方はとても面白く感じましたが、同時にモヤモヤも残りました。
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2択なのに、読み進めても読み進めても、 どちらが彼女を殺したのか分からない。 つい最近「あなたが誰かを殺した」を読み、 加賀シリーズは2冊目。
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久しぶりに東野作品を読んだ 復讐劇なのかな そうではないのかな 読み終わった後もよくわからない あの刑事が居なければ、主人公はどうしていたのだろう
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