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レーエンデ国物語 の商品レビュー

4

422件のお客様レビュー

  1. 5つ

    136

  2. 4つ

    148

  3. 3つ

    92

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

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2024/02/24

家に縛られてきた貴族の娘ユリアは、英雄の父ヘクトルと旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。 久しぶりの異世界ファンタジーだったので、物語に入り込めるか不安でしたが、とても読みやすくすぐに世界観に浸ることができました。 ユリアがレ...

家に縛られてきた貴族の娘ユリアは、英雄の父ヘクトルと旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。 久しぶりの異世界ファンタジーだったので、物語に入り込めるか不安でしたが、とても読みやすくすぐに世界観に浸ることができました。 ユリアがレーエンデで出会った人々との関わりで、逞しく強くなっていく姿が良かったです。特に魅力的なのはトリスタンで、トリスタンの考え方・生き方に共感しながらも切なくなりました。 まだまだ序章に過ぎない一巻ですが、この先も追っていきたくなる中毒性がある作品でした。

Posted byブクログ

2024/02/23

世界観やストーリー展開は良かった。ただ、特に前半の会話部分が、そんなこと言う?という箇所が多いのと、人物描写が浅いのか性格が掴みきれず違和感があり、途中でしばらく読むのをやめてしまった。後半からは怒濤の展開なので、とりあえず読み切ることをおすすめします。

Posted byブクログ

2024/02/23

今回の本屋大賞候補作品であるだけでなく、ファンタジー小説は、日本でも上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」に始まり、小野不由美さんの「十二国記シリーズ」最近では阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」白川紺子さんの「後宮の烏」と良作がたくさん発表されており、どれも好きな作品です。今回多崎礼さ...

今回の本屋大賞候補作品であるだけでなく、ファンタジー小説は、日本でも上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」に始まり、小野不由美さんの「十二国記シリーズ」最近では阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」白川紺子さんの「後宮の烏」と良作がたくさん発表されており、どれも好きな作品です。今回多崎礼さんがどんな世界観のファンタジーを描かれたのか読まずにいられませんでした。 本作は空想の世界でも、ヨーロッパを思わせる世界を背景にしていて、登場人物も、やはりカタカナ。苦戦するかなと内心ヒヤヒヤしながら読み始めたのですが、読み進めると人物像がしっかり出来上がっていて、頭の中で名前がなくても動いてくれ、最後まで難なく読み終えることができました。 不治の病に犯された青年との初恋、聖母マリアのように父なき子を出産する主人公ユリアに、ハラハラ、ドキドキ、そして天命のような結末にこの作品の未来が見える気がしました。 すでに発売された2巻、3巻が手元にあるのですが、特に2巻はかなりの長編です。どんなお話が待っているのかこれまた楽しみです。

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2024/02/23

後、数ページでこの物語終わるの?と感じながらあっという間に読了。 私は悲しみの方が強く残った。トリスタン、君はすごいよ 2作目に期待

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2024/02/23

ファンタジー苦手な私でも、すんなりと読めました。 ユリアとトリスタンのお互いを思う強さとまっすぐさに 心打たれた。 ファンタジー苦手だからなのか、 私の読解力の問題なのか、最後まで疑問に思う部分も。

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2024/02/22

半分までは全然面白くないが、後半になって少し面白くなったけど終章で最後説明してめでたしめでたしってどうなんだろう。全体的に会話が幼稚でなんか読んでて恥ずかしい。敵のセリフ大体いつもクソがって言ってる。もう少し何とかならんかったかな。

Posted byブクログ

2024/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

架空の国を舞台とした物語。ユリアはシュライヴァの王の姪で不自由に暮らしていた。恐ろしいが魅力的なレーエンデに向かう父に同行する。そこでトリスタンなどと出会い、強く、意志を持って生きることに目覚めていく。様々な人々の思惑により、友と離れ離れになったりするが、父やトリスタンの愛の元、強く生きていく。

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2024/02/19

2024年本屋大賞ノミネート作品。 ユリアはシュライヴァ州の首長の姪である。父ヘクトルと共に憧れていたレーエンデ国に行く。レーエンデ国には美しい自然があるものの、特有の風土病、銀呪病という不治の病かあり… 立ち読みしたときには1ページ目で挫けたのですが、YouTubeの紹介動画...

2024年本屋大賞ノミネート作品。 ユリアはシュライヴァ州の首長の姪である。父ヘクトルと共に憧れていたレーエンデ国に行く。レーエンデ国には美しい自然があるものの、特有の風土病、銀呪病という不治の病かあり… 立ち読みしたときには1ページ目で挫けたのですが、YouTubeの紹介動画を観てから再度読み始めたところ、すっと世界観に入れました。 国のために他国に嫁ぐことを当たり前としているユリア。弓の名手でありながら人と距離をとって生きるトリスタン。戦いの英雄であり首長の弟ヘクトル。銀呪病に恐れながらもこの3人が何を考え、人々と力を合わせながら国や愛する人のために何を犠牲にするか—という物語です。 銀呪病など物語の設定が面白く、自然や満月の夜の描写は壮大でとても美しいです。でもそれ以上に登場人物の会話の言葉の幼さが気になりました(この会話いらんやろ、と何度も思った)。設定や会話でないところが上手いだけに、そのギャップが残念。 終章は感動して読了。終わり良ければ全て良しです。

Posted byブクログ

2024/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表現がきれいでファンタジー感を味わえた 独自の用語にはルビを振ってほしかった 所々いい意味でフラグを折られてよかった 戻ってからが続編かなと思ったら 終章で慌ただしく終わってしまったのが悲しかった 帰ってからをもう少し掘り下げて欲しかった

Posted byブクログ

2024/02/18

あまり心は動かされなかった……。 少女の恋や友情物語が、ただ目の前を通り過ぎていっただけのような感じ。

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