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行動経済学が最強の学問である の商品レビュー

4.3

91件のお客様レビュー

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2024/08/21

行動経済学がどのような学問なのか知ることができる。 行動経済学を基礎から体系的に知りたい人におすすめ。 【概要】 ●行動経済学の本質を明らかにし3つのカテゴリーに分け各理論を整理 ●行動経済学は、経済学と心理学が融合した学問 ●3つのカテゴリーは「認知のクセ」「状況」「感情」 ...

行動経済学がどのような学問なのか知ることができる。 行動経済学を基礎から体系的に知りたい人におすすめ。 【概要】 ●行動経済学の本質を明らかにし3つのカテゴリーに分け各理論を整理 ●行動経済学は、経済学と心理学が融合した学問 ●3つのカテゴリーは「認知のクセ」「状況」「感情」 ●これらが影響して人間は非合理な意思決定をしてしまう。 ●大切なのは、正しく知って、いい方向に活用すること 【感想】 ●行動経済学の入門書として整理された本ということで理解しやすい内容になっている。 ●~バイアス、~効果など、各理論が多いため、これらを自分の頭の中で整理して理解するためには積読する必要がある。 ●行動経済学を勉強していくためのきっかけを作れる本であった。

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2024/08/21

情報も物資も選択肢が過多になる中認知のクセやバイアスを意識するのは大事だと思っているが、実際は非合理的に行動してしまうのが怖いこと。しかしSNSや大企業はこの行動経済学を利用していると思うと素直に楽しめなくなる。リスクの少ないことは直感で行動するのありだと思った。

Posted byブクログ

2024/08/17

行動経済学の入門書的位置にいる本。 行動経済学とはそもそもどんな学問なのか、学問が生まれた背景から実際の活用術まで幅広く学べる。 人は全て自分の意思で意思決定していると思いがちだが、その時に置かれている状況やその時の感情によっても意思は左右される。また人には「システム1vsシステ...

行動経済学の入門書的位置にいる本。 行動経済学とはそもそもどんな学問なのか、学問が生まれた背景から実際の活用術まで幅広く学べる。 人は全て自分の意思で意思決定していると思いがちだが、その時に置かれている状況やその時の感情によっても意思は左右される。また人には「システム1vsシステム2」のような認知のクセもあり、自身の認知レベルから非合理的な選択をしがちである。 ここで大切なのは、人にはそのような仕組みが備わっていることを理解し、時に自分が非合理的な選択をする可能性があること、そんな自分や他者を否定しないことだと思う。人は非合理的、自分も他者も大目に見てあげたい。また、この本に書かれている内容をより理解し日常や仕事でうまく活用することで他者とよりwin-winな関係を気付けていけそうな内容でもあるなと感じた。

Posted byブクログ

2024/08/17

予想通りに不合理 よりも読みやすいが、聞いたことのある例えが多い。「予想通りに不合理」を読んだ人は読まなくていいと思います。

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2024/07/26

本書に書かれている心理学的要素を理解し実行できれば人生の豊かさに有効に働くと感じました。 モノの見方が変わります。

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2024/07/25

著者も言うとおり、行動経済学は体系化がされた学問ではない。著者もその克服を意図していたようだが、必ずしもそれは達成されてはいない。そうはいっても、バラバラの法則の中にも、我々の意思決定のヒントとなるパーツはたくさんある。人間は、感情から逃れ得ないのだから、せめてそれをできるだけ多...

著者も言うとおり、行動経済学は体系化がされた学問ではない。著者もその克服を意図していたようだが、必ずしもそれは達成されてはいない。そうはいっても、バラバラの法則の中にも、我々の意思決定のヒントとなるパーツはたくさんある。人間は、感情から逃れ得ないのだから、せめてそれをできるだけ多く意識して生きることがよりよい選択をするための唯一の手段なのだとわかり、本書はその道標を提示てくれる。

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2024/07/18

行動経済学に関する本は初めて読むが、心理学に興味があるため、とても楽しく読むことができた。 本書はビジネス面に注目して書かれていたが、その知識は日常で使えるものばかりだと思う。繰り返し読むことで、少しずつ自分の判断をコントロールできるよう実践していきたい。 日本ではまだ学問が進ん...

行動経済学に関する本は初めて読むが、心理学に興味があるため、とても楽しく読むことができた。 本書はビジネス面に注目して書かれていたが、その知識は日常で使えるものばかりだと思う。繰り返し読むことで、少しずつ自分の判断をコントロールできるよう実践していきたい。 日本ではまだ学問が進んでいないようなので、今後の研究に期待したい。

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2024/07/16

普段の行動において、いろいろな心理学的背景をもとに行動していることがわかった。きちんと理解してうまく活用したいと思う

Posted byブクログ

2024/07/03

行動経済学の本質とは、人間の「非合理な意思決定のメカニズム」を解明する学問、である。 ダイエット中なのにコンビニ寄ったらついお酒やスイーツ買っちゃったり。 朝からジム行こうと思ってたのに予定より30分遅く起きただけで諦めちゃったり。 言われるままに仕事を引き受けてたら操縦桿が埋...

行動経済学の本質とは、人間の「非合理な意思決定のメカニズム」を解明する学問、である。 ダイエット中なのにコンビニ寄ったらついお酒やスイーツ買っちゃったり。 朝からジム行こうと思ってたのに予定より30分遅く起きただけで諦めちゃったり。 言われるままに仕事を引き受けてたら操縦桿が埋もれてしまって沈没したり。 ...お恥ずかしい話だけど、本書を読むまで「行動経済学って何ぞや?」状態で、なんか今イケてる学問らしいなーくらいの軽い気持ちで本書を手に取りました。 曰く、合理的に考えればAするはずなのにBしてしまう、という人間の非合理な行動の謎を、合理性が大前提の経済学的観点から解明するのは限界があるので、 行動心理学的観点もプラスすることで、どういうときに人間は非合理な選択をしてしまうのかという傾向と対策を踏まえてビジネスを設計しましょう、という論旨。 つまり、行動心理学+経済学=行動経済学。 その行動経済学を、学問として体系化した入門書となるのが本書です。 たしかに、ファスト&スローとか、ナッジ理論とか、アンカリング効果とか、どこかで聞きかじったことのある知識もあって、あぁこれが行動経済学の理論だったのねと、知識が統合・整理されてゆく感覚でした。 知れば知るほど思い当たる節ばかりで、人間って複雑なのに変にチョロくて面白い! 人間の思考や行動のクセについての果実をいくつか見たことある状態だったのが、1本の大きな樹木として行動経済学を理解できるようになる、私のような初心者の方にぜひオススメしたい1冊です。 ----- なぜ世界のビジネスエリートは行動経済学を学ぶのか?それは「経済(活動)」とは「人間の行動」の積み重ねであり、だからこそ「人間の行動」を理解することこそがキモになるからです。 p.19 結局、ビジネスの中心は「人間の行動を変えること」です。 p.20 誘惑に負けないようにしようと意志の力で頑張るより、「自分は誘惑に弱い」と認識し、仕組みを作ることが大切です。 p.107 人は垂直なものを見ると、無意識のうちに「人の上に立つ」「出世する」「優位性」といった感覚を抱くのです。 p.138 人は曇りの場合、キャンパスの綺麗さなどの外形的な要素ではなく、優れたカリキュラムなどに代表される実質的な要素を過大評価するという結果も報告されています。 p.173 ネガティブ・アフェクトは無視したり、抑え込んだりするほど悪影響になる可能性があるので、緊張していることを受け入れて、それを「ワクワク」だと捉え直すといいでしょう。 p.286 ネガティブ・アフェクトが入り込む間もなく、とりあえず始めることによって、小さな成果が出ます。そうすると、自分の中にポジティブ・アフェクトが生まれます。「始めた」というだけで成果ですし、たった5分の努力でも小さな達成感が出てきます。また、いったん始めると現状維持効果が働いて、維持できます。 p.287 ネガティブ・アフェクトを生み出さないだけではなく、ポジティブなアフェクトを生み出すのも、習慣化するには大切です。しかし、それはお金でも、モノでもなく、「頑張って運動できた!なんて自分は偉いんだ!」と自分で自分を褒めること。それによって生まれるポジティブ・アフェクトが、何よりのご褒美となることはいくつかの実験でも示されています。 p.288 例えば健康や教育など、「自己投資として使ったほうがいいお金」はカードで支払う。なぜなら手渡しする現金では、「払うことの痛み」をもっと身近に経験し、使うのを惜しんでしまうからです。 p.294

Posted byブクログ

2024/06/23

事例とともに学べてものすごく読みやすく、分かりやすい。ちょうど、仕事の中でバイアスについて学ぶ機会があったため、その内容ともリンクして理解しやすかった。

Posted byブクログ