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やがて訪れる春のために の商品レビュー

4.3

40件のお客様レビュー

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2024/03/21

庭にまつわる自然とそこに共存する家族。 ありがちな話題をありのままに、そして優しく感動的にまとめられていて癒やされました。

Posted byブクログ

2024/03/21

嘘の無い力強い言葉が読んだ人に届く本ではないかと思います。 飾らす、夢物語過ぎずにでも希望を持つ事が出来るお話です。 人生は上手くはいきません。でも上手くいかなかった事に目をそらし人の話を聞かないでいると真実が分かりません。 出来ないと思う事でも今の自分が出来る事をやらなければ本...

嘘の無い力強い言葉が読んだ人に届く本ではないかと思います。 飾らす、夢物語過ぎずにでも希望を持つ事が出来るお話です。 人生は上手くはいきません。でも上手くいかなかった事に目をそらし人の話を聞かないでいると真実が分かりません。 出来ないと思う事でも今の自分が出来る事をやらなければ本当に出来ません。 生きていくうえで分かっているはずなのに知ろうとしなかった大切な事を教えてくれる本です。 読めばタイトルを皆が納得出来ると思います。 解説も是非読んで欲しいです。

Posted byブクログ

2024/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なにもおおきなことではなく、できることをやればいい。なんのためにとか、そんなことはこだわらなくてもいい。むずかしく考える必要はない。自分がやりたいことを、自分のやり方で、できる範囲でやればいいのだ。 . 「私だってね、忘れたくて忘れるわけじゃないのよ。私のことを、勝手に決めないでほしい。ふつうにしてほしいだけなの」 . 自分というものは、自分の記憶の集積によってできている。そう考えると記憶を失っていくことは、自分の一部をもぎとられていくことに等しい。未来が限られていると知る者には、それはなおさらせつない試練となるだろう。 .

Posted byブクログ

2024/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

”ただふつうにしてほしい” 認知症のおばあちゃんが 口にした言葉が印象的だった 庭を通じて主人公がだんだん 変わっていくのが 読んでてすごく楽しかった 春を待つ今の季節に 読んで欲しい心温まる1冊です

Posted byブクログ

2024/02/27

とても好き。温かい。大事に手元に置いておきたい本。こういう出会いがあるから読書が好き。主人公が仕事辞めてやりたいこと見つける流れが、歌舞伎座の怪紳士に似てるなとも思った。

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2024/02/08

最後の一文になるほど。 小さい頃の思い出の庭を再生してまた新しい出発をした主人公が素敵だった。 最後の解説を読んで、自分が成長したと感じる一方で成長を見守っててくれた家族は年をとっていくけれどこれからどう一緒に過ごしていくか改めて考えたいと思った。

Posted byブクログ

2024/01/22

素敵なお話でした。 荒れ果てた庭を、ハルばあちゃんが帰ってくる日のためにと庭を再生させようとする真芽。 その中で、真芽はいろいろな事に気がついていき、成長していきます。見えているようで見えていない事って、誰にでもきっとたくさんありますよね。 そしてお花や植物のもつ力の大きさに...

素敵なお話でした。 荒れ果てた庭を、ハルばあちゃんが帰ってくる日のためにと庭を再生させようとする真芽。 その中で、真芽はいろいろな事に気がついていき、成長していきます。見えているようで見えていない事って、誰にでもきっとたくさんありますよね。 そしてお花や植物のもつ力の大きさにも改めて気が付きました。このお話を読んでいるだけでも、たくさんのお花に囲まれたような温かな気持ちになりました。 『人は花に惹かれ、癒され、ときに顔を上げる力を与えてもらう』まさにそうですね。ラストにタイトルの本当の意味を知り、ほっこりしました。

Posted byブクログ

2024/01/14

いわた書店の一万円選書の中に入っていた一冊。届いた本の中で1番自分の心に響いた本。 この本を読んで、親代わりになって育ててくれた今は亡き祖父母のことを思い出していた。 暖かくなったら、祖母の大事に日していた庭の再生に私も挑戦してみようと思う。

Posted byブクログ

2023/12/31

岩田書店一万円選書の一冊目。 自分じゃ選ばない本だなと思った。でもやはりそういう本からもらう刺激のような新鮮さが自分にはとても心に響いた。 とても心温まる1冊。主人公のまめとは年齢が近いせいか境遇が似ている。老健の話も独り身の祖母も、今後のことを話す両親もこの年代はみんな境遇が...

岩田書店一万円選書の一冊目。 自分じゃ選ばない本だなと思った。でもやはりそういう本からもらう刺激のような新鮮さが自分にはとても心に響いた。 とても心温まる1冊。主人公のまめとは年齢が近いせいか境遇が似ている。老健の話も独り身の祖母も、今後のことを話す両親もこの年代はみんな境遇が似ているんだなー 穏やかな気持ちになるし前向きになる気持ち。 庭や植物が好きな人にはとてもおすすめしたい。

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2023/12/13

2023.12.10〜12.13 「この土地、知っている」と思って購入。なんとなく土地勘があるので、「あそこ辺りだな」と想像しながら読んだ。 忘れたくて、忘れるわけじゃない、の一言。インパクト、ありすぎ。 1人取り残され、誰も来ない庭をどうしようもできない。気力が湧いてこない。...

2023.12.10〜12.13 「この土地、知っている」と思って購入。なんとなく土地勘があるので、「あそこ辺りだな」と想像しながら読んだ。 忘れたくて、忘れるわけじゃない、の一言。インパクト、ありすぎ。 1人取り残され、誰も来ない庭をどうしようもできない。気力が湧いてこない。 未来の自分が本の中にいるような気になった。 でも、今の自分ができること、ただ、やっていこう、そう思って進んでいかなきゃ。日々、一歩ずつ進んでいく。

Posted byブクログ