しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人 の商品レビュー
奇抜な仕掛けと現実離れした展開は作者ならでは。 緻密な伏線もあり、軽い文体とは裏腹に推理は本格的。 重厚感のある話が好きなので、本来好みではないはずなのだけど、なぜか嵌まってしまうんだよなあ〜。
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タイトル通り、しおかぜ市一家殺害事件と迷宮牢の殺人の2つが平行する。理解の悪い私は初め繋がらなくて??となったが、読み物としては面白かった。犯人が屑過ぎる。 そして最後まで読んだ結果、登場人物の行動が意味不明過ぎて虚構部分と現実部分を混同が余計していたことに気づいた。共感的羞恥。
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'23年9月11日、読了。早坂吝さんの小説、初体験でした。 面白かった、ですが…ちょっと期待が大きすぎたかな。 正直、「迷宮牢の殺人」の章の最後は、迷宮の図案を見ながら、「???」でした。でも…「捜査」の章の最後で、なるほど!と納得。そうくるか!と…でも、なんかなぁ...
'23年9月11日、読了。早坂吝さんの小説、初体験でした。 面白かった、ですが…ちょっと期待が大きすぎたかな。 正直、「迷宮牢の殺人」の章の最後は、迷宮の図案を見ながら、「???」でした。でも…「捜査」の章の最後で、なるほど!と納得。そうくるか!と…でも、なんかなぁ┐(´ー`)┌ 以下、ネタバレを含むかも…未読の方、ご注意を! 冒頭からラストまで、良く練られているなぁ、とは思います。繰り返しますが、面白かった! でも…その「病気」を、今まで全く知らなかったので…読みながら、大事な箇所を、作者の誤りだと思っていました。そして、それをどんでん返しのタネとするには、ちょっとなぁ…なんというか、ズルくない?僕が知らないだけで、一般的には知られた症状なのかな? あと、聴覚障害者に暴行をしようとするシーンは、読んでいて吐き気がしました。最悪です( ⚈̥̥̥̥̥́⌢⚈̥̥̥̥̥̀) 以前から、早坂吝さんの超有名な、メフィスト賞受賞作を読みたいと思いながら、未だ未読でしたが…これを機会に、そろそろチャレンジしてみようかな…。
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表紙がずるい!!そりゃ騙されますわ(^^) しおかぜ一家事件と迷宮事件、関連を頑張って探そうとした自分、お疲れ。
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餓田という主人公が破天荒な登場の仕方で一家殺人事件を起こしたと思えば舞台は暗転、迷宮牢の殺人になっていてえっえっと思っているうちに迷宮ものがサクサク進みまた暗転。となかなか構造自体が謎解きになっていて面白かった。でも主人公が最低。気持ち悪い。
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実によくできた推理小説だと思う。 最初の事件から急に飛んで迷宮に入り込む。 この迷宮でのゲームも未解決事件の犯人を集めたと言うが、年齢も性別も違う7人。 1人ずつ殺されていくのだが…。 伏線を回収しながら行き着いた先は、全ては何だったのかと完全に騙される。 何が自分に合わないのか...
実によくできた推理小説だと思う。 最初の事件から急に飛んで迷宮に入り込む。 この迷宮でのゲームも未解決事件の犯人を集めたと言うが、年齢も性別も違う7人。 1人ずつ殺されていくのだが…。 伏線を回収しながら行き着いた先は、全ては何だったのかと完全に騙される。 何が自分に合わないのかと言うとキャラの濃い登場人物の中での迷惑系ユーチューバーの台詞である。 今どきなのかもしれないが、どうも馴染めない。 軽くなってしまう感が残念。
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いきなり残忍な事件から始まり、どうなるかヒヤヒヤして読み進めましたが、この作者特有のとんでも展開で驚きでした。 あまり後味の良いストーリーではありませんでしたが、エキセントリックな感じは面白く読めました。
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タイトルにもなっている、しおかぜ市の殺人事件の犯人がクズすぎて読むのをやめてしまおうかと思うほどでしたがなんとか読破。 全体の構成やトリックはとてもよく考えられてて、え!そういうこと!?と思えてよかったのですが犯人がクズすぎるので再読したいと思えず星2つに。犯人はあくまでも憎むべ...
タイトルにもなっている、しおかぜ市の殺人事件の犯人がクズすぎて読むのをやめてしまおうかと思うほどでしたがなんとか読破。 全体の構成やトリックはとてもよく考えられてて、え!そういうこと!?と思えてよかったのですが犯人がクズすぎるので再読したいと思えず星2つに。犯人はあくまでも憎むべき存在として書きたかったのかもしれませんが残念です。
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しおかぜ市のパートは陰惨でつらく感じるところもあったが、迷宮牢のパートは会話に独特のリーダビリティがあって全体的にとてもおもしろかった。著者らしさ全開の本格ミステリの快作だと思う。 最後の部分については読んでいて何度も違和感はあったものの、まったく気づけなかったので驚いた。そうきたか。
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2023.7.7読了。 トリッキーなイメージがある早坂さんですが、序盤から巧みに伏線が張られており、ラストで一気に回収する様は圧巻の一言。 綾辻さんと有栖川さんへの愛を感じる1冊でもありました。
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