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しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人 の商品レビュー

3.6

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2023/11/11

女名探偵の死宮遊歩は迷宮牢で目を覚ます。姿を見せないゲームマスターは「六つの迷宮入り凶悪事件の犯人を集めた。各人で殺し合い、生き残った一人のみが解放される」と言うが、ここにいるのは七人の男女。全員が「自分は潔白だ」と言い張るなか、一人また一人と殺害されていき… 本格ミステリーの要...

女名探偵の死宮遊歩は迷宮牢で目を覚ます。姿を見せないゲームマスターは「六つの迷宮入り凶悪事件の犯人を集めた。各人で殺し合い、生き残った一人のみが解放される」と言うが、ここにいるのは七人の男女。全員が「自分は潔白だ」と言い張るなか、一人また一人と殺害されていき… 本格ミステリーの要素満載ですが、そこは早坂吝さん。二転三転で面白かったです。

Posted byブクログ

2023/11/01

2つの話がそれぞれあり、それが繋がっていくところはなるほどなと。疑問に思ってた伏線もしっかり回収してくれました。ただ、酷い描写もあり、なかなかオススメしにくい作品ではあります。

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2023/10/27

最後の一行まで目がそらせなかった。 迷宮牢に集められた七人の男女。彼らに命じられたのはデスゲーム。真犯人によって一人また一人と殺されていくが。 あちこちに散りばめられた伏線の数々は見事だし、クライマックスはすでに快感の域ですらあった。この謎が解けるか!

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2023/10/25

相変わらずヤバい、トリッキーなストーリー。 この発想、褒め言葉として"変態"としか言いようがない。 だけどミステリー的には多分フェアで、それがなぜだか悔しくもある。 おもしろい、でも絶対人には薦め(られ)ない。 おもしろい、でも★5つはつけにくい。   ...

相変わらずヤバい、トリッキーなストーリー。 この発想、褒め言葉として"変態"としか言いようがない。 だけどミステリー的には多分フェアで、それがなぜだか悔しくもある。 おもしろい、でも絶対人には薦め(られ)ない。 おもしろい、でも★5つはつけにくい。    ・・・つまり、らしさ全開の1冊だと思う。

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2023/10/21

早坂吝と言えば『らいちシリーズ』がありエロ要素のあるミステリー小説のイメージでしたが、今作で評価は覆りました! 二つの事件はどのように繋がるのか?最初の『しおかぜ市一家殺人』を読んだ時は胸糞悪くなりました!名探偵死宮遊歩が主役の『迷宮牢の殺人』も先が気になりながら読み進めていき...

早坂吝と言えば『らいちシリーズ』がありエロ要素のあるミステリー小説のイメージでしたが、今作で評価は覆りました! 二つの事件はどのように繋がるのか?最初の『しおかぜ市一家殺人』を読んだ時は胸糞悪くなりました!名探偵死宮遊歩が主役の『迷宮牢の殺人』も先が気になりながら読み進めていきました。 終盤真相が判明した時は久しぶりに驚愕しましたし、このような仕掛けもあったんだなと勉強になりました、多分年末のミステリーランキングにもランクインするはず!?

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2023/10/14

やられた〜〜!!確かにタイトル通りの事件だった。 まんまと騙されたし面白かった。のは事実なんだけどどうしても好きとは言えないし薦めたいとは思えないし、でも面白かった。ミステリとしてフェアなことすら腹立たしいのはどうして。 〇〇〇〇〜みたいに投げたくはならない。

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2023/10/09

学生選書ツアー2023選書図書 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/search?q=9784334915285

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2023/10/05

奇抜な仕掛けと現実離れした展開は作者ならでは。 緻密な伏線もあり、軽い文体とは裏腹に推理は本格的。 重厚感のある話が好きなので、本来好みではないはずなのだけど、なぜか嵌まってしまうんだよなあ〜。

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2023/09/27

タイトル通り、しおかぜ市一家殺害事件と迷宮牢の殺人の2つが平行する。理解の悪い私は初め繋がらなくて??となったが、読み物としては面白かった。犯人が屑過ぎる。 そして最後まで読んだ結果、登場人物の行動が意味不明過ぎて虚構部分と現実部分を混同が余計していたことに気づいた。共感的羞恥。

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2023/09/11

'23年9月11日、読了。早坂吝さんの小説、初体験でした。 面白かった、ですが…ちょっと期待が大きすぎたかな。 正直、「迷宮牢の殺人」の章の最後は、迷宮の図案を見ながら、「???」でした。でも…「捜査」の章の最後で、なるほど!と納得。そうくるか!と…でも、なんかなぁ...

'23年9月11日、読了。早坂吝さんの小説、初体験でした。 面白かった、ですが…ちょっと期待が大きすぎたかな。 正直、「迷宮牢の殺人」の章の最後は、迷宮の図案を見ながら、「???」でした。でも…「捜査」の章の最後で、なるほど!と納得。そうくるか!と…でも、なんかなぁ┐⁠(⁠´⁠ー⁠`⁠)⁠┌ 以下、ネタバレを含むかも…未読の方、ご注意を! 冒頭からラストまで、良く練られているなぁ、とは思います。繰り返しますが、面白かった! でも…その「病気」を、今まで全く知らなかったので…読みながら、大事な箇所を、作者の誤りだと思っていました。そして、それをどんでん返しのタネとするには、ちょっとなぁ…なんというか、ズルくない?僕が知らないだけで、一般的には知られた症状なのかな? あと、聴覚障害者に暴行をしようとするシーンは、読んでいて吐き気がしました。最悪です(⁠ ⁠⚈̥̥̥̥̥́⁠⌢⁠⚈̥̥̥̥̥̀⁠) 以前から、早坂吝さんの超有名な、メフィスト賞受賞作を読みたいと思いながら、未だ未読でしたが…これを機会に、そろそろチャレンジしてみようかな…。

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