とわの庭 の商品レビュー
なんというか…こんなことがあってはいけないし、物語だけれどもなかなか苦しい。 けれど当の本人は結構前向きな性格なので(本人曰く出会いで変わった)まだ読めたかな。
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全盲で母に捨てられたトワちゃんが、周りの力を借りながら、一歩ずつ前に進んでいくお話。一瞬一瞬が奇跡の連続。私も、世界にある美しい物を沢山見つけよう
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目の見えないとわちゃん。大好きだったお母さんとの突然の別れ。暗闇のどん底で想像も出来ないほどの不安や恐怖があったと思う。それでも挫けず自ら外の世界への扉を開いたことでいくつもの素敵な出会いに繋がった。 読んでいてハラハラしてどうなるんだろうと自然ととわちゃんを心配しながら読み進めてました。力強く生きているとわちゃんを見て本当に「生きているって、すごいことなんだねぇ」と感じました。今当たり前に感じてしまうことが多い日常への感謝を忘れず、自分自身もいっぽ、にほ、さんぽと新しいことに挑戦していこうと思いました。
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この物語のかわいらしいカバー装画のような、親子の甘美な生活が続くのかと思いきや暗雲が立ち込め、想像もできない壮絶な生活へとおちていく。 目の見えない少女は、嗅覚や様々な感覚を使って光を取り戻していく物語。引き込まれました。
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この小説は考えさせられるようなものだった。 盲目の主人公が一度は人生について苦しみ、闘ったが、大人になってから出会う様々な人物や生き物に助けられてながらかつ、自身で「生きる」ことを渇望し続けるということは、決して容易なことではない。 生きるとは素晴らしいことだと感じることができた。
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失恋後22作目 すごいなぁの一言では済まないけれど、びっくりするくらいの幼少期。壮絶なのに、重くなり過ぎず、おまけに暗さの濃度も薄め。それなのにキチンと伝わる。 明るいとか前向きとかってなんなんだろう。さてと私は五感が優れてる訳ではないけれど、きっと自分の方から周りに興味を持って...
失恋後22作目 すごいなぁの一言では済まないけれど、びっくりするくらいの幼少期。壮絶なのに、重くなり過ぎず、おまけに暗さの濃度も薄め。それなのにキチンと伝わる。 明るいとか前向きとかってなんなんだろう。さてと私は五感が優れてる訳ではないけれど、きっと自分の方から周りに興味を持って、毎日を過ごしていけるようになるといいなぁ。 私にとっての「とわの庭」って一体なんだろう。過ぎてしまった過去は過去として、もう少し頑張って生活しないとな…
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あまりにも壮絶な幼少期の描写に、心が苦しくなりました。装丁の優しい雰囲気では想像出来ない…現実には決してあってほしくないですが、物語という世界を通してならと。それぞれの切羽詰まった状況を想像して、思いを巡らせることが出来ました。
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ふわっと。 気付けば頬を涙がつたっていました。 正直はじめは読みづらかったです。 でも、気付けば後半で、どんどん世界が広がっていきました。 丁寧にゆっくり、できれば晴れた日の公園ではじめから最後まで読めたら全員が読んでよかったと思える気がします!
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前半は、このように生活してる人が 世の中のどこかにはいるのかもしれないと思うと 何とかして見つけてあげれたらと思った。
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盲目の少女のお話。 前半はもう辛くてどうしようかと。 救いはないのかと思いながら読み進めた。 とわが決心して、自分で踏み出した一歩で人生が変わる。 目が見えないっていうのはどれほどの恐怖なんだろう・・・ ジョイと出会ってからのとわが輝いていて、本当に良かったと思う。
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