とわの庭 の商品レビュー
結構衝撃作だった。 最初は児童文学っぽいのどかさと不思議な空気感で満ちてたけど、次第に不穏な展開に。 話の展開はともかく、小川糸さんの作品はほとんどがご飯がすごく美味しそうで、物語をより魅力あるものにしているなあと思った。 とわが作った牛丼美味しそう。
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勝手にこっそり娘を産み落とし、社会に触れさせず、学校にも行かせず、外に出さないから靴さえも買ったことはなく、そんな娘を置いて蒸発し、そのように育てられた娘だから、社会的な生活が送れず、異常な生活で何年も一人で過ごす でも、途中からは前向きにいろんなことに挑戦して幸せですよ! という感じの物語。 いろいろツッコミどころのありすぎる作品だった。 そして、オットさんはなぜ途中で物を持ってくるのをやめたんだろう?ワンピースの色は何色だったんだろう?
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思ったよりも序盤が重くて胸が苦しかった。とわの人生がだんだんと光差していって良かった。一夏の恋の表現が素晴らしかったです。
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前半の壮絶さの描写にびっくりし、そこから抜け出し、社会の中で助けを得ながら自立して生きていくとわこの後半の描写のギャップに少しついていけない感じもありましたが、心に残るお話しでした。 後半では、目が見えない人でもこんなにたくさんのことが一人でできるんだ、ということに驚きました。...
前半の壮絶さの描写にびっくりし、そこから抜け出し、社会の中で助けを得ながら自立して生きていくとわこの後半の描写のギャップに少しついていけない感じもありましたが、心に残るお話しでした。 後半では、目が見えない人でもこんなにたくさんのことが一人でできるんだ、ということに驚きました。(きっと現実にはそこにたくさんの不便さや、大変さがあるのでしょうが)。作者の方は、たくさん取材されて書かれたのでしょうね。 盲導犬は、動物が大好きなユーザーさんにとっては、生活のためだけではなく、本当に心の支えになることでしょう。
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人は、奇跡の連続で生きている。毎日当たり前のように生きて、いろんな感情を抱いているけど、一つ一つが奇跡の連続だということを、改めて感じられる。
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母との幸せな暮らしから一転して、孤独や飢えに苛まれる描写が痛々しかったです。そこで終わらず、自分の足で立ち上がり、他者とのかかわりをもつ中で人生が再生していく救いのあるお話でした。 視覚に頼らない、嗅覚、聴覚、触覚を通した世界の描写が素敵でした。
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なんだろう、最初はとても良い親子に見えたけど、母親が静かに「変質」していく気味の悪さ。おぞましさ。それらの描写が秀逸だと思った。 言葉にするのがちょっと難しいけど、幸せに見える日常と、不穏な日々が地続きであることを感じさせる筆力がすごいと思った(伝われ!)。 (ただ、ストーリー...
なんだろう、最初はとても良い親子に見えたけど、母親が静かに「変質」していく気味の悪さ。おぞましさ。それらの描写が秀逸だと思った。 言葉にするのがちょっと難しいけど、幸せに見える日常と、不穏な日々が地続きであることを感じさせる筆力がすごいと思った(伝われ!)。 (ただ、ストーリーが進むとその日々の何もかもが暗く反転してしまうけど) 物語が進んでいくと、それまで息を潜めていた輝きが眼前に広がっていくのを感じた。 十和子の手料理が、図らずもマリさんの慰めになってるのも感慨深かった。 写真の真相も、すごく温かかった。 良かった。大切な存在と和解することができて、良かった。 傷つきながら、それでもここまで生きてくれて良かった。
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二十数年、自分の世界しか知らない、そして誰にも自分の存在を知られないという、まあまあ衝撃的な展開。前半読んで、まだ半分なの!?という印象が強かった。 知らぬが仏、な事実を知るようになる過程ってなかなか残酷だと思うけど、この主人公はよく上手く馴染めたなあと思う。
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盲目のとわが殻を破って自分の力で光を見つけてく物語 人一倍美しいものを感じ、置かれた境遇に感謝する前向きなとわの生き様に心打たれる
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うわー こんなお話だったんですね。 前半(特にお母さんがいなくなってから)は、 可哀想と一言では言い表せないぐらい大変 目が見えなくて、家の中がすべてで それが誰もいなくなんて… 自分が子供の頃、 一人で留守番して 母親が帰ってこなかったらどうしようと 悲しくなったことを思...
うわー こんなお話だったんですね。 前半(特にお母さんがいなくなってから)は、 可哀想と一言では言い表せないぐらい大変 目が見えなくて、家の中がすべてで それが誰もいなくなんて… 自分が子供の頃、 一人で留守番して 母親が帰ってこなかったらどうしようと 悲しくなったことを思い出しました。 それどころでは無いですよね。 前半が辛すぎて 後半、社会復帰(?)出来ていくのですが、 前半の印象が強すぎて…
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