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イクサガミ 地 の商品レビュー

4.2

100件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

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2023/06/12

Amazonの紹介より 東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。 夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。 東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。 文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部...

Amazonの紹介より 東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。 夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。 東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。 文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部作。待望の第2巻! 三部作の二作目ですが、もう続きが読みたくなるくらい、今後の展開が気になりました。 ちなみに、第一作目から読むことをお勧めします。普通だったら、「前回のあらすじ」のような最初の段階で、こういった展開があったという内容があるかと思いますが、この作品では、後半までじっくりと前作の内容と絡んでいくので、この作品から初は、色々「?」が発生するので、注意が必要です。 中盤までは、デスゲームの行方よりも、主人公の「兄弟」事情を中心に描かれているので、行方が気になる身としては、ちょっと失速感があるように感じました。 しかし第一作では、その部分をあまりじっくりと描かれていなかった印象があったので、物語をより奥深くしているなと思いました。 中盤から、デスゲームの方も前面に出てきます。迫り来る強者達との戦いは、スピード感や躍動感・スリルがあって、読み応え抜群でした。実際にいた人物も登場するので、より興奮度も上がりました。 今回もそうでしたが、ここで終わり⁉︎の所で終わり、また1年待つのかと思うと、歯痒さが積もりました。 果たして、一行は東京に着けるのか?「兄弟」との絆や黒幕との対決⁉︎といった色んなことが気になるばかりでした。 読みやすいので、おどろしい場面がありますが、色んな方にこの興奮を味わって欲しいなと思いました。

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2023/06/05

面白かった!一巻に続き今回も続きが気になるっ!一体どのようにして物語は結びを迎えるのだろう。楽しみです。

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2023/06/04

全3巻構成の2巻目。 舞台は明治初期の日本。 時代の移り変わりと共に武士の存在そのものが消えゆく中、突如開催された武芸者のバトルロワイヤル「蠱毒」。 今作では蠱毒の黒幕に迫りつつ、新たな強者との出会いもありつつ、多方面で動きを見せそうな展開に興味は引かれっぱなし。 次作が...

全3巻構成の2巻目。 舞台は明治初期の日本。 時代の移り変わりと共に武士の存在そのものが消えゆく中、突如開催された武芸者のバトルロワイヤル「蠱毒」。 今作では蠱毒の黒幕に迫りつつ、新たな強者との出会いもありつつ、多方面で動きを見せそうな展開に興味は引かれっぱなし。 次作が完結巻となる予定ですが、きちんと畳めるのか勝手に心配しつつ、期待して待ちます!

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2023/06/03

相変わらずの怒涛の展開 登場人物もグッと増えて、大きく物語が進んだ印象 ただ、ゴリゴリのバトルアクションなのかと思いきや、政治的な背景も。 わたし的にはこの政治的な部分が少し話しを重くしたかなと感じたのと、この混戦のなかでの双葉の存在がちょっとイラっとしてしまいました それでも...

相変わらずの怒涛の展開 登場人物もグッと増えて、大きく物語が進んだ印象 ただ、ゴリゴリのバトルアクションなのかと思いきや、政治的な背景も。 わたし的にはこの政治的な部分が少し話しを重くしたかなと感じたのと、この混戦のなかでの双葉の存在がちょっとイラっとしてしまいました それでも自作で完結してしまうのが惜しい、だけど早く読みたい!

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2023/06/03

イクサガミの中巻。 上巻では、大金を得るために「蠱毒」と呼ばれるデスゲームに参加した愁二郎は、双葉を連れて目的地である東京を目指していた。 中巻では、旅路を共に行く双葉が攫われた先で愁二郎の兄姉妹と再会を果たすがそこで宿敵に出遭う。 そこから話が進んで行き、そもそも「蠱毒」と呼ば...

イクサガミの中巻。 上巻では、大金を得るために「蠱毒」と呼ばれるデスゲームに参加した愁二郎は、双葉を連れて目的地である東京を目指していた。 中巻では、旅路を共に行く双葉が攫われた先で愁二郎の兄姉妹と再会を果たすがそこで宿敵に出遭う。 そこから話が進んで行き、そもそも「蠱毒」と呼ばれる遊びは誰が何のために発案したのかが明らかになっていきます。 それが引き金となりデスゲームだけでなく別のところでも紛争が巻き起こって、、、読者にとって続きが気になって気になって仕方のない終わり方をしてくれた今村翔吾さんである。

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2023/06/02

1巻では漫画的な本格バトルものが、この2巻に入って実在の人物が絡んできてリアリティをまし、明治維新後の陰謀劇のようになってきた。これはこれで面白いが、純粋なバトルもので振り切っていっても良かったのにとも思った。

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2023/06/03

読書記録 2023.5 #イクサガミ 地 #今村翔吾 舞台説明と登場人物の顔見せ的な前巻に続き、本巻では蠱毒の黒幕が、愁二郎の過去や背景が、明らかになる。そして圧倒的な力を持つ敵の登場。いよいよ役者がそろい、東海道を駆け抜ける。 次巻は決戦の地、東京。 そこに待つものは。 ...

読書記録 2023.5 #イクサガミ 地 #今村翔吾 舞台説明と登場人物の顔見せ的な前巻に続き、本巻では蠱毒の黒幕が、愁二郎の過去や背景が、明らかになる。そして圧倒的な力を持つ敵の登場。いよいよ役者がそろい、東海道を駆け抜ける。 次巻は決戦の地、東京。 そこに待つものは。 #読書好きな人と繋がりたい #読了

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2023/05/29

シリーズ二作目。 更に面白くなってきた♪ 『蠱毒』の首謀者や開催理由が明らかになり、色々な問題が複雑に絡んできました! 今回もハラハラドキドキとほろりとする人情や絆。 バトルシーンは天下一武道会みたい!※あくまで個人の感想です(笑) 続きが楽しみでしかない(*´艸`) 早く...

シリーズ二作目。 更に面白くなってきた♪ 『蠱毒』の首謀者や開催理由が明らかになり、色々な問題が複雑に絡んできました! 今回もハラハラドキドキとほろりとする人情や絆。 バトルシーンは天下一武道会みたい!※あくまで個人の感想です(笑) 続きが楽しみでしかない(*´艸`) 早く最終巻出ないかなー!今年中を目標にしてるとか(*´∀`)♪

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2023/05/28

待望の続編登場! 全巻より始まった東海道の剣豪達のデスゲーム!? 主人公の嵯峨愁二郎の使う京八流の奥義継承者達の状況が明らかに! 貫地谷無骨だけでも手一杯なのに、それ以上の強敵登場!! 是非、仲間になって欲しい騎士と女傑の登場! そして、蠱毒の黒幕の登場・・・ 実在...

待望の続編登場! 全巻より始まった東海道の剣豪達のデスゲーム!? 主人公の嵯峨愁二郎の使う京八流の奥義継承者達の状況が明らかに! 貫地谷無骨だけでも手一杯なのに、それ以上の強敵登場!! 是非、仲間になって欲しい騎士と女傑の登場! そして、蠱毒の黒幕の登場・・・ 実在する歴史上の人物達がストーリーに絡んできます。 そして、前作のラスト以上に次巻を読みたくなる終わり方がたまりません!!! 雑な言い方をすれば、【ピースメーカー】と【るろうに剣心】を合わせたような物語です。 本当に命が軽くて札が重い・・・

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2023/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

蠱毒によるデスゲームと京八流の継承戦という大きな争いが2つ絡む展開はややもすると煩雑で消化不良になりそうなところ、これは上手い落とし所。特に継承戦に関しては過去にもおそらくこの展開を考えた事がある作家はいると思うけど、お目にかかったことは無い珍しい顛末(まだ途中だけど)。これは史実上の人物、オリジナル問わず多彩なキャラが次々と登場するからこそ可能になったストーリーの「整理」かも。京八流の欠点や継承にまつわる矛盾も面白かったし、なによりこの殺伐としたストーリーで章タイトル「郵便屋さん」読む前はなんじゃこれ……と思ったもののここから蠱毒運営の正体が判明し、かつ史実上の人物が次々に登場し、ある事変に繋がる大事な章だった(と一応ネタバレを伏せてみてもこの巻最終章のタイトルで何なのかバレバレだけど)。とにかく、当初はオリキャラバトル(さすがに完全にそれで完結まで通すというわけは以下ないだろうけど)と思ってたけど、ここまでスムーズに史実とオリキャラ達が繋がっていくのは見事という他なく。ヤバ…… 特に最終章の決戦カードが「え?これどうなるの!!!???」ていう組み合わせ。イマイチな作品だとネームドキャラの対手が主人公ばかりになりがちなんやけどこの作品は然に非ず、結末も含め非常に興味深い対戦であり、かつ重要なオリキャラのさらなるキャラ立ても見込まれる鬼手かと。 そして、この巻では個人的に最も応援したくなかったキャラから最も応援したくなったキャラに変わった人物がいて、それは狭山進次郎。双葉と共にほぼ非戦闘要員でお荷物的存在だった彼の目覚ましい活躍。双葉はもともと愁二郎ら周囲に与える精神的影響、際立った行動原理などがあったのに対し、進次郎はこれまで特にそのような要素もなくただただ主人公チームに試練を与えるだけの存在かとも思えたし、正直適当なところで切り捨てかとも思っていたけどまさかの才能が発揮されてもうがんばれ!としか言えなくなった……んだけど、東京に入れるのは最大あと8人に対して進次郎も勘定すると候補が11人いるのが非常に厳しい……東京に最初に入った人物からメタ的に嫌な逆算すると、実質5名は確定で残る3席を他の強キャラ5名と争うわけで、うーん。しかもまだ見ぬ強敵が控えている可能性もゼロではなく、ほんま厳しい。 そして、本編と並行して謎の剣士の物語が描かれている本巻。これはいったい誰のことなのか?先に書いたまだ見ぬ強敵なのか?個人的には無骨ではないかと予想を立てているんだけど、全く根拠なしの当て推量で、しかもところどころ無骨だとしっくりこない点もあり、これが誰なのかも次巻の楽しみのひとつ。しかし無骨も得体が知れない人物よな……強いんだろうけど、言うほど強くなさそうな感じもして、なんというかワンピースの黒ひげみたいな印象。あと、とある流派の秘密が明かされたんだけど、そっちじゃなくてこっちの名前が無骨……んん???これもしかしてなんかある??? というわけで、キャラ的にもストーリー的にも蠱毒ギミックの種明かし的にも史実との連動的にも全てが楽しみな次巻最終巻「人の章」が待ち遠しすぎぃいい!!!! 以下ネタバレ PS/ちなみに蠱毒の黒幕が明かされた時、前巻冒頭で鬼神のような剣を奮った蠱毒運営チームおそらく最強の剣士は藤田五郎ではないかと思いました(発想が浅いよ) PS2/伊賀同心である響陣監視役が響陣の動きについて行けず交代となって、新たに響陣担になった運営の本名が多羅尾(甲賀の名家)なのにはフフ……てなりましたね。

Posted byブクログ