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「おかえり」と言える、その日まで の商品レビュー

4.3

33件のお客様レビュー

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2024/08/26

道の目印簡素すぎる問題どうにかならんか。 木にペンキで書いたものだったり(道の目印にではない場合もある)、リボンやテープをくくりつけたものだったり。もしかして有志の方が付けているとか??挙げ句の果てに風で矢印の向きが変わったり…。 なぜ見つからないかがよく分かった。山に登るとき...

道の目印簡素すぎる問題どうにかならんか。 木にペンキで書いたものだったり(道の目印にではない場合もある)、リボンやテープをくくりつけたものだったり。もしかして有志の方が付けているとか??挙げ句の果てに風で矢印の向きが変わったり…。 なぜ見つからないかがよく分かった。山に登るときは青色の物を身に付けます!

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2024/08/19

地元丹沢で一般登山道だけでは物足りず破線ルートバリルート廃道、近頃は沢登りも始めたいなぁと考えていた私にはとても見慣れた場所でのお話が載っていました。長いこと山を続けている方々に話を聞いているとみんな一度二度は自身が遭難したりご遺体を発見することがあるようです。どこか他人事のよう...

地元丹沢で一般登山道だけでは物足りず破線ルートバリルート廃道、近頃は沢登りも始めたいなぁと考えていた私にはとても見慣れた場所でのお話が載っていました。長いこと山を続けている方々に話を聞いているとみんな一度二度は自身が遭難したりご遺体を発見することがあるようです。どこか他人事のように思えてしまいますが身を引き締めて山を楽しみたいですね 私のような中途半端な実力の山屋では助けたいと思っても助けられないしもし遭難しても無茶な行動はせず救助を待とうと思えることで大幅に生存率が上がると思います、捜索隊の方々には本当に頭が下がります

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2024/08/17

なぜ、どこで遭難してしまったのか?残された家族に寄り添う著者は探偵のようでもありカウンセラーのようでもあります。登山をする人、またその家族に読んでもらいたい本です。そして登山をする時はぜひ保険に入って青いリュックでお出掛け下さい!

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2024/08/10

登山は怖い…その一言!! ちょっとした間違いで遭難してしまう 怖いのは標識が風などでズレて、違う方向を指すとか… ニュースになってないけど、遭難している人って多いんだろーな 警察って、案外早く捜査打ち切りにするのね そこから、民間の捜索隊に依頼する人がいるか 行方不明にな...

登山は怖い…その一言!! ちょっとした間違いで遭難してしまう 怖いのは標識が風などでズレて、違う方向を指すとか… ニュースになってないけど、遭難している人って多いんだろーな 警察って、案外早く捜査打ち切りにするのね そこから、民間の捜索隊に依頼する人がいるか 行方不明になって 死体が見つからないと、どこかで元気に暮らしてると思ってるしまうわ 死体が見つかるまで落ち着かないし 時間がかかるってことは、捜索費も高くつくし 保険に入ってないと残された家族は大変だ

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2024/08/03

ニュースになるのはほんの一部で、山の遭難事故はたくさん起こっているんだなぁ。 軽装備といわけでも、無謀な計画というわけでもなく、それでもアクシデントが起こってしまうのは自然相手では当たり前なのかもですね。 遭難したご本人はもちろん、ご家族の方々の目の前が真っ暗になったであろう気持...

ニュースになるのはほんの一部で、山の遭難事故はたくさん起こっているんだなぁ。 軽装備といわけでも、無謀な計画というわけでもなく、それでもアクシデントが起こってしまうのは自然相手では当たり前なのかもですね。 遭難したご本人はもちろん、ご家族の方々の目の前が真っ暗になったであろう気持ちを想像すると、なんか泣けてくるなぁ。 救助隊の皆様、ありがとうございます。 あと、国際山岳看護師なるものの存在を初めて知った~。すごい~。

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2024/06/21

著者は、山岳看護師。山岳遭難捜索の現場の実態及び自身の経験を語ったノンフィクション。 中高年の登山ブームで、毎年のように遭難事故が起きている。登山家が高所で遭難する事例を想像しがちだが、実際は「こんな山で」と思うような低い山でも遭難は起きている。原因として多いのは、道に迷う、転...

著者は、山岳看護師。山岳遭難捜索の現場の実態及び自身の経験を語ったノンフィクション。 中高年の登山ブームで、毎年のように遭難事故が起きている。登山家が高所で遭難する事例を想像しがちだが、実際は「こんな山で」と思うような低い山でも遭難は起きている。原因として多いのは、道に迷う、転倒、滑落、病気、疲労、天候の悪化など。それから登山者本人の性格も影響する。強気で前向きの性格の人は、無理してしまう傾向があるらしい。 著者は民間の捜索団体を立ち上げ、警察と協力しながら行方不明者の捜索を行っている。登山者としての経験は短いが、ベテランの登山家とは違う視点で、素人の山好きの行動を分析・推測し、成果を上げたこともあるようだ。この本で取り上げられた6つの事例は、アマチュア登山者に様々な教訓を与えてくれる。山登りを楽しんでる人も、自分が遭難者にならないように、一読しておくと良いと思う。 明日は我が身。

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2024/06/16

低山や里山で遭難したニュースを目にすると、どうしてそんなところで見つからなくなってしまうのかと疑問に思ってた。人はちょっとしたことで、ルートから外れる。ちょっと外れただけで想像以上に難しい危険な場所に入り込んでしまう。行方不明となって、捜索が打ち切られてしまった遭難者を、民間の捜...

低山や里山で遭難したニュースを目にすると、どうしてそんなところで見つからなくなってしまうのかと疑問に思ってた。人はちょっとしたことで、ルートから外れる。ちょっと外れただけで想像以上に難しい危険な場所に入り込んでしまう。行方不明となって、捜索が打ち切られてしまった遭難者を、民間の捜索団体が遭難者のプロファイリングをし、どのように捜索し、発見に至ったのか興味深く読んだ。 同時にどんなに気軽に行ける山であっても、やはり準備が必要であると感じた。あっという間に読んでしまったのでもう少し読みたい。

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2024/06/12

子供たちがハイキングで登るような里山でも遭難が起こる。著者の中村さんは山登り初めて1年のうちに2件のご遺体と遭遇してることにも驚きのエピソードだったのですが、捜索活動はデッドラインと呼ばれる72時間以内に救助しなければ生存の可能性が低くなっていく。1週間の警察や消防の捜索が打ち切...

子供たちがハイキングで登るような里山でも遭難が起こる。著者の中村さんは山登り初めて1年のうちに2件のご遺体と遭遇してることにも驚きのエピソードだったのですが、捜索活動はデッドラインと呼ばれる72時間以内に救助しなければ生存の可能性が低くなっていく。1週間の警察や消防の捜索が打ち切られると、ボランティアや民間の捜索会社が捜索に当たることになるけれど長期化し発見される頃には白骨化したご遺体になっているケースもあるようです。 本章では坊ノ折山、飛竜山、秩父槍ヶ岳、丹沢、皇海山、巻機山の6つのケースが紹介されていました。いずれも関東の山で登ったことないのでどんなルートで歩いたのか興味湧きました。 捜索するにあたり遭難者の性格や当日の服装や持ち物、スケジュールや天候など、プロファイリングするのに依頼を受けた家族をケアしながら情報を得るのに時間をかけ、最捜索にはいる。安易に行動する人か、慎重な人かでも遭難後の足取りは違ってくるし家族のもとに帰らせてあげたいって気持ちがひしひしと伝わってきました。 私も1度、師匠の知合いが遭難したとのことで捜索にお供したことあるのですが手がかりの一つも見つけることできませんでした。また、同日、同じルートを先行された方が滑落されご遺体で5日後に発見されたこともあるのですが、滑落した場所を私たちは数時間後に通ってたのですが全然気づきませんでした。翌日報道で同じルートを通った行方不明者がいることを知り情報提供したのですが発見されたときには滑落してほば即死だったとのことで残念でなりませんでした。 ご遺体を発見して、その人が最後にみた景色を焼きつけながら供養する中村さんの姿が印象的でした。

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2024/06/04

先日行った低山ハイキングで救助隊に背負われている人を見かけ、そのかっこよさに興味を持ち関連した本を見かけたので手に取る。 遭難、滑落、死亡事故というと初心者が登るような山では想像できなかったが、どれも身近に感じる山ばかり。実際に行ったことがある場所もあり、本書の事例をとても身近に...

先日行った低山ハイキングで救助隊に背負われている人を見かけ、そのかっこよさに興味を持ち関連した本を見かけたので手に取る。 遭難、滑落、死亡事故というと初心者が登るような山では想像できなかったが、どれも身近に感じる山ばかり。実際に行ったことがある場所もあり、本書の事例をとても身近に感じた。また、単独遭難が圧倒的に多く、単独登山の危険性はもとより、出かける前に身近な人に告げていくという事の重要性も感じた。過信、楽観視せずしっかりと備えておくことの重要性を考えさせられた。自然の脅威は身近にあることを忘れずに楽しみたい。

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2024/05/03

 母から勧められて読んだ本でした。山で遭難された方々の発見を待つ家族の心境を知る事ができ、「そうか。遭難して何年も見つからなかった場合、死は事実として決して受け入れられるものではなく、ご遺族は心の中でまだ生きているかもしれない、という希望と共に、亡くなっているかもしれない、という...

 母から勧められて読んだ本でした。山で遭難された方々の発見を待つ家族の心境を知る事ができ、「そうか。遭難して何年も見つからなかった場合、死は事実として決して受け入れられるものではなく、ご遺族は心の中でまだ生きているかもしれない、という希望と共に、亡くなっているかもしれない、という不安と共に生きていくしかないのか」と、当たり前のことかもしれませんが、そう感じた本でした。  私は怖がりなので、山に登ってみたいと思いつつも、遭難の怖さなどが先立ってしまい、まだ登った事はないのですが、この本から山登りをするさいの心得を学ぶ事も出来ます。 ・遭難した時は、沢に降るのではなく、上を目指した方が圧倒的に発見してもらいやすいこと ・登山用具は、青色が良いこと。青じゃなくても出来るだけ自然界に存在しない明るい色 ・山に登る時は山岳保険に入っておくと良い事 ・LiSSは民間の山岳遭難捜索チームである  また、どのような状況でも相手の立場で物事を考える事の大切さ。経験が増えるほど、初心者や未経験者の考えに疎くなるため、これはだいぶ意識しないといけない。性格によって行動も大きく変わるので、相手の事を少しでも多く知る事が問題を解決する方法に繋がること。人生の学びが多いと思える本でした。

Posted byブクログ