52ヘルツのクジラたち の商品レビュー
表題、そういう事でしたか。。。 キリコとイトシ。幸せに生きれるといいな。 …にしても、主税、怖かった。 美晴みたいな友達が果たして私にいるだろうか? 村中みたいな人も一人は欲しい。。。 って、平凡が一番良き。 私にはきっと52ヘルツのクジラの鳴き声は聞こえない。 でも、聞こえるよ...
表題、そういう事でしたか。。。 キリコとイトシ。幸せに生きれるといいな。 …にしても、主税、怖かった。 美晴みたいな友達が果たして私にいるだろうか? 村中みたいな人も一人は欲しい。。。 って、平凡が一番良き。 私にはきっと52ヘルツのクジラの鳴き声は聞こえない。 でも、聞こえるように、耳を澄ませていたいなとは思う今日この頃。
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親から虐待を受け続け、義父の介護を押し付けられた生活から、ようやく抜け出せた貴瑚。 貴瑚を救い出した安吾、貴瑚を求める主税… 疲れ果てた貴瑚は、祖母と暮らした大分の小さな村へ… 貴瑚は、母から虐待を受け、喋ることのできない愛と出会う… 貴瑚は愛を救えるのか… ひどい親ばか...
親から虐待を受け続け、義父の介護を押し付けられた生活から、ようやく抜け出せた貴瑚。 貴瑚を救い出した安吾、貴瑚を求める主税… 疲れ果てた貴瑚は、祖母と暮らした大分の小さな村へ… 貴瑚は、母から虐待を受け、喋ることのできない愛と出会う… 貴瑚は愛を救えるのか… ひどい親ばかりで気分が滅入る… 貴瑚の親は酷すぎる。そこまでできるのか… 愛の母親もひどいが… 本当にそんなことができるのか、実の子供に。 愛の母方の祖母、義理の祖父がいい人で救われる。 アンさんがなぜ貴瑚に告白しないのか、なぜ⁇ だったが、そういうことだったのか… 彼女もひとに言えない悩みを抱え続けていたんだと思うと、やるせない。 自ら命を断つ必要はなかったのではないか… なぜ⁇ 助けを求められない人、悩みを打ち明けられない人は、いっぱいいるんだろう… 気づかないだけで… 昔はなかったんだろうな、児童虐待なんて。
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前向きなラストだったけども自分的には終始少し霞がかかったような物語でした。もちろん暴力や虐待は許されないけれども、琴美、会長、主税も捉え方によってはある意味”52Hzの鯨”であって、誰か支えになってくれるような人がいればよかったのになんて少し思ったりもして…なかなか難しいですね。
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- ネタバレ
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最近は家庭に問題が結構あるな……みたいな気持ちになる本が売れ筋なことが多くて、目新しさがなかったから星を4つにしてしまった 田舎の悪いところと良いところどちらも書いてくれたのが田舎に住む人間として、解像度が高くてよかった! トランスジェンダーの人が出るけど、それは少しイメージがトランスジェンダーの一面に寄りすぎているかな?と思ったりもしました
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想像していたよりも重くズンとなる内容。先が気になって一気に読み終えてしまった。 正義感を振りかざす人ほど周りが見えていなかったり、身内であるほど問題解決の糸口を見つけられず見て見ぬふりをしてしまいがち。 「家族」って深い闇だなぁ。
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読み進めるうちに何回も泣いてしまった。 過去のつらい経験をやさしさに変えられる人はなんて強いんだろう。私ももうそろそろ人に与える側の人間になりたいものである。
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ストーリー的に重たいってかんじがした。 親からの虐待、自身が愛してると思っていた人からの虐待…。それに対して声をあげられない少年と大人になった主人公のきこの出会いからのストーリー。 今でこそ虐待って言葉はニュースとかで耳にするようにはなったけれど、今回の作品は虐待された人らの想い...
ストーリー的に重たいってかんじがした。 親からの虐待、自身が愛してると思っていた人からの虐待…。それに対して声をあげられない少年と大人になった主人公のきこの出会いからのストーリー。 今でこそ虐待って言葉はニュースとかで耳にするようにはなったけれど、今回の作品は虐待された人らの想いをリアルに表現していたような印象かな。 現実問題、虐待問題を取り上げてても被害者、加害者のその後はどうなってるんやろ… 虐待がひどくなる場合、最悪は死の可能性やってあるのに虐待の制度って現代社会であんまりないような印象ある
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ずっと前から気になっていた本。文庫本化されていたため手に取ってみた。 物事がすんなり解決しすぎず、でも解決する時はきっちり納得できる形になっているためすんなり読めた。(話は重めなため気持ち的にはすんなりではないが) 私は誰かの52Hzの声を聞くことができるだろうか。アンさん、美...
ずっと前から気になっていた本。文庫本化されていたため手に取ってみた。 物事がすんなり解決しすぎず、でも解決する時はきっちり納得できる形になっているためすんなり読めた。(話は重めなため気持ち的にはすんなりではないが) 私は誰かの52Hzの声を聞くことができるだろうか。アンさん、美晴、そして貴瑚のように誰かのために必死に行動できるだろうか。とても考えさせられる本。 何か躓いた時、どうにもならなくなってしまった時読んでみるといいかもしれない。
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一気に読んだ。 親からの暴言や虐待など読んでいて辛い部分もあるが、声を聴いてくれる人がいるという希望がもてる作品。 誰かを救いたいと思った時に、自分が救われているんだな、と思った。
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筆者の「本作におけるテーマ」が見え透いた物語は、興醒めしてあまり好きではないのだけれど。この本は心がジンワリ。52Hzのクジラは今どこにいるのだろう。
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