女子大生、オナホを売る。 の商品レビュー
めちゃくちゃ面白かった。 これ以上にマーケティングの本で面白いのがあるならむしろ教えて欲しいってくらい自分にはあってた!
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マーケティングの本質(個人的に大事だと思っている、ユーザーインサイト)を語ってくれている。 インサイトを徹底的に知りに行く、ユーザー視点を起点に考える著者の知的好奇心が溢れ出している本でもある。 オナホを売っている本人は女性で、なおかつ下ネタでさえ嫌いというユーザーと真逆のペルソ...
マーケティングの本質(個人的に大事だと思っている、ユーザーインサイト)を語ってくれている。 インサイトを徹底的に知りに行く、ユーザー視点を起点に考える著者の知的好奇心が溢れ出している本でもある。 オナホを売っている本人は女性で、なおかつ下ネタでさえ嫌いというユーザーと真逆のペルソナなのがミソ。 商材の経験、性別の違いに左右されずにモノは売れると証明した。 インサイトを理解しようと自ら体験しに行く熱意が自分の目標とする森岡毅さんと近いマーケターだと感じた。 これからも大切にしたい貴重なマーケの本。 神山理子さん。いつかお会いしてみたい。
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1章 事業領域の選定 ・参入するべき市場は「冒険したくなる市場」、「欲求の深い市場」、「決済者と受益者が異なる市場」 理由)「安さ」の優先度が下がる。 ・新規参入は既存の商品と同じ土俵で戦わない。既存商品では盲点だった、かゆいところを最大の需要とする。 ・他社(特に大手)が参...
1章 事業領域の選定 ・参入するべき市場は「冒険したくなる市場」、「欲求の深い市場」、「決済者と受益者が異なる市場」 理由)「安さ」の優先度が下がる。 ・新規参入は既存の商品と同じ土俵で戦わない。既存商品では盲点だった、かゆいところを最大の需要とする。 ・他社(特に大手)が参入しづらい領域。ベンチャーが開拓し終わったタイミングで大手に資本力で殴られてしまう。 ・信頼できる販売チャネルを選ぶ。虎の威を借る。 2章 インサイト発掘 ・思い込みを排除。自分と他のマーケターでは、周囲にいる人の属性が違う可能性がある。 ・インタビューで顧客の本音を探る。自分の身の周りの人間のみにとどまらない。思い込みを捨てる。 ・競合商品のリサーチし、カテゴリー分け。 ・顧客になりうる層をセグメントに振り分け、対象者を見つける。 〈おすすめセグメント〉 →これから買おうか検討している人、現在も使っている人、過去に使っていた人 ・インタビューは「どうして?」責め。相手の考えをひたすら深掘り。その際、本気で相手に興味を持つことで、その人すらも気づいていないインサイトが見つかる。 ・話を聞いた上での仮説を立てて、それを検証。 ・マーケターの生息地へ出向く。 3章 コンセプトの極意 ・「まだ解決されていない重大な悩み」を選ぶ。本人すら気づいていない悩みがある。 ・表現要素→その商品の持つ最大の特徴と、ユーザーベネフィットがすぐにわかる。一文で表現できる。 ・既存の商品と違うパターンでインパクト。「いきなり!ステーキ」、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」 ・顧客がワクワクするようなゴールを定義して混ぜる。 ・多少情報を減らしてでも顧客が気を引くキャッチコピー。 ・多くても13文字以内!
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マーケティングの基本をものすごくわかりやすく噛み砕いて伝えている。顧客視点に立った徹底的な分析によるインサイト情報→そこからのコンセプト作成のメカニズムがとてもわかりやすかった
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まず筆者の経歴を見て驚いた。タメの女の人が楽曲のグロースをしたり海外で事業を企画したりと経験値がすごい。自分も行動力は自信のある方だったが、上には上がいるんだなーと痛感した。 全くマーケティングに関して知識がないが、筆者の体験したオナホ事業を軸に話が展開されていくので、自分でもで...
まず筆者の経歴を見て驚いた。タメの女の人が楽曲のグロースをしたり海外で事業を企画したりと経験値がすごい。自分も行動力は自信のある方だったが、上には上がいるんだなーと痛感した。 全くマーケティングに関して知識がないが、筆者の体験したオナホ事業を軸に話が展開されていくので、自分でもできそう?みたいな感覚になるくらい具体的でわかりやすかった。
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こりゃとんでもない本だ!いい意味で。 何せこのタイトル。真面目なビジネス本だということは知ってはいるが、 電車の中で読むのははばかられるタイトル、そして表紙。 (でも読んだけど。前に座ってた若い女性に足を踏まれたのは、 単にその人のマナーが悪かったからか、私が持っていたこの本のせ...
こりゃとんでもない本だ!いい意味で。 何せこのタイトル。真面目なビジネス本だということは知ってはいるが、 電車の中で読むのははばかられるタイトル、そして表紙。 (でも読んだけど。前に座ってた若い女性に足を踏まれたのは、 単にその人のマナーが悪かったからか、私が持っていたこの本のせいか、、) 女子大生がオナホールを売るなんて、キワモノビジネスか?と思い読み進めたが、 そうではなかった。 市場は2000億、絶対上場企業は参入しない、中国企業が上位、 ユーザーは商品選びに困っている(試せないので) 有名なTENGAは使い捨て。 実は市場は性体験の少ない一人住まい男性にあり、何度も使いたい、、、 こんなブルーオーシャンがあるなんて! これを女子大生が、インタビューを繰り返し、コンセプトを作り上げるなんて! こんな女子大生ほんとにいるのか? 写真が出てる。1997年生まれ明大卒。うちの二女と1つしか違わない。 マグロ漁船やひよこ雄雌選別でバイトしたり、 冷たいごはんがいやで学校に炊飯器と七輪を持ち込んだり、、、 いるのか。ほんとうに。 いまやこの事業は売って、更に次に立ち上げた事業も売って、、、 こういう若い人がいれば日本の未来は明るいぞ。 感動した!
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題名に惹かれて買いました。 女子大生がオナホを売るってなんか凄いとしか最初は出なかった 中身はマーケティングのノウハウ本というか、世の中にいる起業家はこういう考え、行動するからどんどん事業展開するんだなって
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ホワイト企業就職とか配信で稼ごうとかではなく、彼女は新規事業参入に有利な分野を発見し、分析し真摯に市場調査を行い、(潜在含む)ユーザーと1対1の対話で「隠れたインサイト」も発見し商品のコンセプト開発に結びつけた。「日に16時間働き、年内に間に合わせようとクリスマスには2000個の...
ホワイト企業就職とか配信で稼ごうとかではなく、彼女は新規事業参入に有利な分野を発見し、分析し真摯に市場調査を行い、(潜在含む)ユーザーと1対1の対話で「隠れたインサイト」も発見し商品のコンセプト開発に結びつけた。「日に16時間働き、年内に間に合わせようとクリスマスには2000個のパッケージングした」という/適齢期女子に「出産・育児」をさせようという少子化対策担当者にこの半分のプロダクト能力あればなあ/セクハラ対策進展でセックスフレンドを得るまでの困難はますます高くなり文明国は少子化、文化断絶に苦しんでいる。オナホは、ただちにその状況を改善するとは言えないが、性的成熟=安定した性生活の確立に一助になる可能性はある。
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★オナホ領域を選んだ理由(事業領域の選定) ①クリエイティブで勝負が決まりやすい領域に、コンセプト力で参入できる余地があったから。「なんとなくいいな」を明確に「買う理由」にもっていく。(例)音楽性というクリエイティブ力が争われる市場に対して、小説を題材にした楽曲という明確なコンセ...
★オナホ領域を選んだ理由(事業領域の選定) ①クリエイティブで勝負が決まりやすい領域に、コンセプト力で参入できる余地があったから。「なんとなくいいな」を明確に「買う理由」にもっていく。(例)音楽性というクリエイティブ力が争われる市場に対して、小説を題材にした楽曲という明確なコンセプトで参入したYOASOBI ②買う側がちょっと冒険したくなる市場を選ぶ。さらに欲求が深い市場であればなお良い。(「決済者と受益者が異なる市場」も狙い目) ③まだ解決されていない重大な悩み(需要が満たされていない)が存在している領域。既存商品と同じ土俵で戦わない ④自分の強みを活かせる。他社がコンプライアンス的に参入できない。めちゃくちゃ好きといった狂った熱量は想像以上に強い武器になる。 ⑤製造コストが低く、高価格帯で売りやすい領域。流行りやイメージに左右されない。 ⑥商品企画時点から、販売チャネルもあらかじめ考えておく ⑦定番ブランドが存在していない領域。TENGAの知名度が圧倒的に強い使い捨てオナホ商品より、洗って何度も繰り返し使うオナホのシェアの方が高く、そこには定番ブランドはなかった ★事業成功のポイント ①良いコンセプトとは良いインサイトに突き刺している。顧客の気持ちを顧客以上に理解して、彼らすらも気づいていない悩みを代わりに見つけてあげること。気づいてない悩みに先回りして解決策を提供する。 「自分がターゲット顧客層ではない領域でも、顧客の本当の悩みを理解して、解決策を提供すること」さえ守れば、事業は必ず軌道に乗る
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題名はとてもキャッチーだが、内容は至って真面目なマーケティングの基礎の基礎を復習できる本。 特に、どうすれば顧客のインサイトを掴めるかとか課題を本質的に解決できるのかを考えるために読み直した方がいい1冊だなと思った。
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