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赤い月の香り の商品レビュー

3.9

253件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2023/11/27

1作目のように、空気感や色、植物たちの艶感の表現が綺麗でした。今回の主人公は1作目の主人公とは真逆の感情で動きがかなりあったので、どうなるのか少しハラハラしました。読み始めた時は私も新城と同じく「何で男!?」となりましたが、まさかそういう答えだったとは。いつも掴みどころのない朔さ...

1作目のように、空気感や色、植物たちの艶感の表現が綺麗でした。今回の主人公は1作目の主人公とは真逆の感情で動きがかなりあったので、どうなるのか少しハラハラしました。読み始めた時は私も新城と同じく「何で男!?」となりましたが、まさかそういう答えだったとは。いつも掴みどころのない朔さんの考えとか感情にほんの少しだけど触れることができたような気がしてよかったです。

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2023/11/25

一作目ほどの驚きはないが、同じクオリティで、趣向を変えて、テーマを変えてアプローチしてるところが良かったです。 この話、構成自体が面白いから何にでも繋げられるのがいいところですね。

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2023/11/20

調香師・朔の第2弾。 今回は、怒りやすくバイト先の周りから嫌われている朝倉満が洋館で働く。 満がキレやすいのが影響して騒がしく、また題名にもある赤い月が、ちょくちょく出てきてそれに恐怖する姿も謎で、今回は前回みたく落ち着いた感じにならないなと思っていた。 しかし満の過去が分かり、...

調香師・朔の第2弾。 今回は、怒りやすくバイト先の周りから嫌われている朝倉満が洋館で働く。 満がキレやすいのが影響して騒がしく、また題名にもある赤い月が、ちょくちょく出てきてそれに恐怖する姿も謎で、今回は前回みたく落ち着いた感じにならないなと思っていた。 しかし満の過去が分かり、朔との意外な関係性も分かったところで、満に対するモヤモヤがすっとなくなった。 一香と朔のつながりもあり、洋館に訪れていたので安心。 依頼人としてチョイ役かと思っていた持田さんが良い人!

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2023/11/18

シリーズ2作目。 小川朔は相変わらず、香りでなんでも視える。一香の後任浅倉満。前科持ちで、大柄な見た目から怖がられてしまう。幼少期のトラウマが彼を蝕んでいる。 今回もミステリアス色が濃いところと源さんの作る美味しそうな野菜やハーブを使った料理、朔のボディーソープにシャンプー、洗剤...

シリーズ2作目。 小川朔は相変わらず、香りでなんでも視える。一香の後任浅倉満。前科持ちで、大柄な見た目から怖がられてしまう。幼少期のトラウマが彼を蝕んでいる。 今回もミステリアス色が濃いところと源さんの作る美味しそうな野菜やハーブを使った料理、朔のボディーソープにシャンプー、洗剤や柔軟剤に化粧水に憧れながら盛り沢山な一冊に満足。

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2023/11/16

だいたいにおいて「続編」や「シーズン 2」というのは、前作より劣るもの…という思い込みがあったのだが、前作に負けず劣らず良かった。 匂いと記憶の結びつきは本当に凄い。数十年前のことであっても、匂いがその記憶を呼び起こすこともある。朔のいる洋館の匂いに包まれてみたい。

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2023/11/16

まさか続編が出るとは思っていなかったので歓喜した。 前作と同様に静謐でどこか危うげな雰囲気があり、この感じが好きなんだよなと噛み締めながら読んだ。

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2023/11/15

『匂い』が見えるというのは、たいへんなストレスだと思います。 他の情報と違い、隠そうとしても上手く隠せるものではないし、こちらからシャットアウトするのも難しい… そういう中で成長してきた主人公の幼少時代も垣間見ることが出来た続編です。

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2023/11/14

時が止まっているような静かな洋館。 その洋館に満は少々不似合い。 でも良いアクセントとなって いじめや母子の問題など 現実の世界の話へと展開していく。 源さんや朔の過去も知ることができ もどかしい一香と朔の関係も垣間見られ 次回作への期待がたかまっていく。 香りは奥が深い。

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2023/11/12

前作の主人公は、はたから見るとあんなに浮世離れしていたのだろうか。続きが読めるのは嬉しいが、主人公と今までの彼らがあまり融合せずに終わってしまったのが残念。

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2023/11/10

透明な夜の香りの続編。また一香に会えて良かった。 今回も静かに物語はすすんでいくのだが、朔が醸し出す雰囲気?文章全体?世界観が他の本とは全く違っていてとにかく引き込まれた。 臭いを感じないって世界も怖いなーっと思ったし、朔みたいに…

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