墨のゆらめき の商品レビュー
三浦さんの作品は裏切らない面白さ。新作があればその度読みたいと思う。またら新しいストーリーで書き下ろしてもらいたい。
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正しい表現かどうかわからないが、私には絶妙にちょうどいい小説だった。 主な2人の登場人物がそれぞれに魅力的だ。 まったく関心のなかった書道の世界に興味が湧いてくる。 知的好奇心をうまくくすぐっている。 猫の存在感もポイントとなった。 猫好きには好感度高いはず。 伏せられていた過去...
正しい表現かどうかわからないが、私には絶妙にちょうどいい小説だった。 主な2人の登場人物がそれぞれに魅力的だ。 まったく関心のなかった書道の世界に興味が湧いてくる。 知的好奇心をうまくくすぐっている。 猫の存在感もポイントとなった。 猫好きには好感度高いはず。 伏せられていた過去の話も悲惨なのだが、それに見合う救いがある。 なんとも後味が良い小説だ。
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かわいいふたりのおじさんの、遅れてやってきた友情の話って感じ? 微笑ましく読ませていただきました♪ 書道の凛とした空気感が物語の根底に張り詰めていて、心地よい時間でした。 後ろ数ページのカネコ氏の肉球落款印がたまらんっ!
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表紙の雰囲気から勝手に水墨画小説のような真摯なストーリーと芸術鑑賞のヒントを期待してたのですが なんだかざっくばらんな感じで 「まほろ町…」のようなイメージで物語が展開 間に釧路へ行くところは、無くてもいいんじゃない? どこが墨の話?と思ったんだけど まぁ主人公の性格のルーツと...
表紙の雰囲気から勝手に水墨画小説のような真摯なストーリーと芸術鑑賞のヒントを期待してたのですが なんだかざっくばらんな感じで 「まほろ町…」のようなイメージで物語が展開 間に釧路へ行くところは、無くてもいいんじゃない? どこが墨の話?と思ったんだけど まぁ主人公の性格のルーツという事で必要だったんかな? 話しかけやすい主人公と小学生と猫がいいですね 自分が子供の頃通っていた教室を思い出したよ 和室に長机が懐かしい
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面白かったです。三浦さんの作品は相変わらず読みやすいし、内容もイメージしやすい。キャラクターを浮き立たせる技術も秀逸です。 書家の遠山薫が、紺色の作務衣姿で登場した時点で、僕の中では「武田双雲」としか思えませんでした!男前というからなおさら。 主人公の続力(つづきちから)の視点で...
面白かったです。三浦さんの作品は相変わらず読みやすいし、内容もイメージしやすい。キャラクターを浮き立たせる技術も秀逸です。 書家の遠山薫が、紺色の作務衣姿で登場した時点で、僕の中では「武田双雲」としか思えませんでした!男前というからなおさら。 主人公の続力(つづきちから)の視点で話は進んでいきますが、読了後は遠山の想いを想像せざるをえませんでした。 幼い頃から過酷な状況で育った遠山。あるトラブルをきっかけに刑務所に入ることになります。しかし、その後書家の遠山春彦と出会う。これが遠山の人生を変えるきっかけになります。人間万事塞翁が馬という言葉がありますが、遠山の人生をトータルでみるとこの言葉が自然に浮かんできました。人生なにが起こるか最後までわかりません。 今後、続力と書道教室の生徒みんなと、ぜひとも動物園に行って頂きたいです。 内容以外でも素晴らしいところがたくさんありました。例えば、巻頭の紺色のページがとても綺麗でした。遠山の作務衣の色と合わせた色でしょうか?好きな色でとても癒されました。また、最後のページに出てくる、墨で書かれた猫ちゃんの足跡がとっても可愛いかったです。 三浦さんの他の作品をこれからも読みたいです。
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まほろ駅前多田便利軒を彷彿とさせるような2人組。真面目にお仕事に取り組んでいる姿も両名ともかっこよい。書に纏わるうんちくも楽しくて、心地のよい文章に夢中になって読んでいたらラストにかけて暗雲がたちこめてきて。緩急の付け方もホント素敵で三浦しをんさんワールド万歳‼️ 続編出たら追い...
まほろ駅前多田便利軒を彷彿とさせるような2人組。真面目にお仕事に取り組んでいる姿も両名ともかっこよい。書に纏わるうんちくも楽しくて、心地のよい文章に夢中になって読んでいたらラストにかけて暗雲がたちこめてきて。緩急の付け方もホント素敵で三浦しをんさんワールド万歳‼️ 続編出たら追いかけて行きたい作品だなぁと。しみじみ。
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あれ?なんかこんな 書家が出てくるドラマ 最近見たような… (ばらかもんでした) 一流のホテルとか旅館とかだと こういう筆耕のお仕事が あるのかな〜 初めて知りました まったく書道と無縁ですが とても面白く読めたし 書道に興味津々です (興味だけ) これも実写化するのかな...
あれ?なんかこんな 書家が出てくるドラマ 最近見たような… (ばらかもんでした) 一流のホテルとか旅館とかだと こういう筆耕のお仕事が あるのかな〜 初めて知りました まったく書道と無縁ですが とても面白く読めたし 書道に興味津々です (興味だけ) これも実写化するのかな…
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「舟を編む」以後初の三浦しをん。これは映画やドラマにはならないですね。 書について、もう少し深く書きそうで、そうでもなく、さらっと読めました。
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各書評では、色んな筆致ができる書家ということであったが、そこはさほど深くなく、主人公と書家の変な?友情物語。 さらっと読んでしまった。 面白い。
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昔から字が綺麗な人に憧れる。なぜなら自分がちょっと悲惨なくらい字が汚いから。この物語には美文字かつ様々な筆致が書ける書家が登場し、さらにイケメンでざっくばらんな性格で魅力マシマシだ。そして主人公は仕事上で書家と知り合ったホテルマンの男性。はじめはマイペースな書家に戸惑うも、彼の端...
昔から字が綺麗な人に憧れる。なぜなら自分がちょっと悲惨なくらい字が汚いから。この物語には美文字かつ様々な筆致が書ける書家が登場し、さらにイケメンでざっくばらんな性格で魅力マシマシだ。そして主人公は仕事上で書家と知り合ったホテルマンの男性。はじめはマイペースな書家に戸惑うも、彼の端正な字や意外と真面目な仕事ぶり、気取らない雰囲気に惹かれて親交を深めていく。文章、キャラクターともに凄く面白いが、とある設定だけは腑に落ちず首を捻った。だがこの本の飄々としながらも温かい雰囲気が大好きで『舟を編む』以来のヒット。
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