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世界でいちばん透きとおった物語 の商品レビュー

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1648件のお客様レビュー

  1. 5つ

    507

  2. 4つ

    653

  3. 3つ

    351

  4. 2つ

    60

  5. 1つ

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2024/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごく読みやすくてするする読めた。 色々全部しっかり回収されていて読後感も良い。 最大のキモである「透ける」ことに関しては、所謂“炙り出し”などで透かしの技法自体は比較的古典的なように思える。しかし、レイアウトを完全に本まるまる1冊分統一するという、衰退が叫ばれて久しい紙媒体の本に新たな可能性を示唆したという意味で意欲作である。またその手腕も見事。

Posted byブクログ

2024/08/31

物語の内容やミステリーとしては「まあ面白い」程度の感想になりますが、この書籍に仕組まれた2つのギミックがエンタメとしての価値を高めています。 説明しようとするとどうしてもネタバレになってしまうため、是非実際に読んでほしい1冊です。

Posted byブクログ

2024/08/31

皆様おっしゃってますが、絶対に前提知識なく読んでいただきたい一冊です。 家で読んでいたので、ある瞬間に「うおあああ!!!!」と叫んでしまいました。是非同じ体験をしていただきたい! 筆致が平易で、人物への掘り下げもさほど深くなく、サクッと読めてしまうので、内容自体はあまり刺さら...

皆様おっしゃってますが、絶対に前提知識なく読んでいただきたい一冊です。 家で読んでいたので、ある瞬間に「うおあああ!!!!」と叫んでしまいました。是非同じ体験をしていただきたい! 筆致が平易で、人物への掘り下げもさほど深くなく、サクッと読めてしまうので、内容自体はあまり刺さらない方もいるかもしれません。 ただ、それを差し引いても「体験」すべき一冊です。 作者様、出版に関わった全ての皆様に敬意を表します。

Posted byブクログ

2024/08/31

紙の本がなくならないことを祈る、本好きとしては、こういった試みは本当に嬉しい。 ミステリーでもサスペンスでもなかったけど、一度は読んでみてほしいな。 クリスティの「アクロイド」のときもそうでしたが、からくりについては、なぁんとなくの違和感を感じつつ、文体が整ってなかったり、この作...

紙の本がなくならないことを祈る、本好きとしては、こういった試みは本当に嬉しい。 ミステリーでもサスペンスでもなかったけど、一度は読んでみてほしいな。 クリスティの「アクロイド」のときもそうでしたが、からくりについては、なぁんとなくの違和感を感じつつ、文体が整ってなかったり、この作家さんはこういう筆致なのかと疑いつつ、最後まで見抜けませんでした。 読後、京極夏彦を読みたくなります。

Posted byブクログ

2024/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私にとっても凄く読みやすい本だと思ったけど、予想だにしない仕掛けが隠されたとは。最後の空白に驚かされる。

Posted byブクログ

2024/08/29

ただただネットの情報とか読まずにまず読んでみて欲しい。これほど面白さが保証できる本には久しく出会うことはできない。

Posted byブクログ

2024/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説を読み始めてまだ日が浅い自分としては、 最後までトリックに気付く事はありませんでした。 その為気付いた時の衝撃はすごく、こんな事が出来るのだと感心しました。 かと言って、不自然な場所もなく読みやすく、 確かに「やけに言い回しが長い部分があるな」 「人物の掘り下げがあっさりしているな」と感じる部分はありましたが、その程度の違和感でした。 結局、母親にも父親にも直接伝える事は出来なかったが、最後の5文字に色んな想いが詰まっていたと感じました。 話の内容も仕掛けも面白い一冊でした。

Posted byブクログ

2024/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

電子書籍化不可能につられて購入。タイトルでうっすら仕掛けの予想はついたが、全体に渡る仕掛けについては関心した。そのせいか違和感のある表現もあった。登場人物の掘り下げがあまりなく物語としてはあっさりとした読後感。

Posted byブクログ

2024/08/29

『世界でいちばん透きとおった物語』は、タイトルや製本、そして物語の内容すべてに巧妙なミステリーのヒントが散りばめられています。最初はその仕掛けに一切気が付けませんでしたが、読み進めていくうちに、『ある瞬間』に『ある仕掛け』に気がついてしまいます。 物語自体はシンプルで読みやす...

『世界でいちばん透きとおった物語』は、タイトルや製本、そして物語の内容すべてに巧妙なミステリーのヒントが散りばめられています。最初はその仕掛けに一切気が付けませんでしたが、読み進めていくうちに、『ある瞬間』に『ある仕掛け』に気がついてしまいます。 物語自体はシンプルで読みやすく、一見すると平易なストーリーにも感じられます。しかし、この本の真の魅力は、とにかく作品全体に隠された『仕掛け』にあります。読み終わったときに、作者の巧みさアイディアに、感動を超えて驚愕します。帯にもありますが、この本を子書籍化するのは無理ですね。 とにかく全ての仕組みや構造に感動させられる一冊です。ミステリーを一通り楽しんできた方にも、是非新発想の仕掛けを体感していただきたいです。

Posted byブクログ

2024/08/29

ただひたすらに美しくて綺麗な物語だった〜〜、、 ネタバレのない感想を言うのがむずかしすぎる この美しさ、読んでもらわなきゃ伝わらない 読み終わった時の、紙1ページ1ページに思わず頬擦りしたくなるような愛おしさがたまらなくて、すごく素敵な体験だったな

Posted byブクログ