世界でいちばん透きとおった物語 の商品レビュー
内容は一旦置いといて本の構造が素晴らしくて感動!!! これは紙の本ではないと! 最後は大泣きしました
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作者の労力には本当に頭が下がる思いだが、このアイデアありきの本の作り方は物語の本質を見誤っているのではとも感じた。
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なるほどなあ。 あまり意識しないけれど、本って、文章、装丁、表紙絵、全てがあって本なんだよね。 かさばるのがネックだけれど、やっぱり紙の本が好きだ。
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いやーーーすごかった。びっくりした。 最後の鉤括弧を見た時は思わず変な声が出た。 びっくりしたかったから、変に探らず、前情報もゼロで読んだので、しっかり楽しめた。 文章がとても読みやすくてすぐ入り込めたし、場面もわかりやすくて、読み手のことを考えて書かれてる感じがすごくした。 だからといって、トリックには全然気づけなくて、途中ではっとしてページめくって、めちゃくちゃ感動した。大変だっただろうなぁ。 紙の本は、やっぱりいい!
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最後の衝撃。これに尽きるし、読書にあまり興味のなかった私が、本ってすごい、もっと読んでみたいと思うようになって読書にハマるきっかけになった本。
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トリックには驚かされた。 けれど・・・内容はいたってシンプル。一気読みできるほど軽く読みやすいものだった。 それは、まんまとトリックにハマっているとも言えるのか(汗)
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ネタバレした後に 一体どれぐらいの時間をかけてこんなトリック作ったの…!! というのが素直な感想 トリックは本当にすごかった! 私にはまねできん ただ、ストーリー自体は特にはまらなかったので ☆4つとしました 藤崎翔さんも読んだんだろうか…
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仕掛けに気がついた瞬間、「嘘!?」「本当!?」「えっ!?怖い……!」と大声をあげてしまった。この読後感は初めてでソワソワする。すごいものを読んだ。 「 」の文字が見えた時に涙が出てきて息が苦しかった。杉井光さんは本が好きで、また紙の本での読書を愛しているんだなあ。 私は元々「電子書籍じゃなくて紙の方がいい」などそれに近しい主張の人やコンテンツを避けているところがあって(それは時に電子書籍でしか本を読めない人を排除するものになるから)、この本を読む前に興味と共に恐怖感とちょっとした忌避感があった。 しかし〜〜しかしでした、そういう話ではなくだった。"本によるトリック"ではなく、"紙と印刷によるトリック"だったから紙の本でなければいけないんだ。これは断絶ではなく分離であり割り当てだ、と思う。 主人公がそもそも紙の本がチカチカして読めない子だったしね。まあだからこそのということなのでね……おもしろかったな〜 これからこの本を読む人々が全く1ミリもネタバレに触れずに読むことが出来たらいいな。
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友人が何の前触れもなく突然貸してくれた。作者のことはこれまで知らなかった。面白くない本を頼んでもいないのに貸してくれるわけはないので、どんな作品だろうと楽しみにページを開いた。 ストーリー展開のテンポの良さと文体の滑らかさは自分好みであり、佳作に出会えたと思った。楽しく読み進めた...
友人が何の前触れもなく突然貸してくれた。作者のことはこれまで知らなかった。面白くない本を頼んでもいないのに貸してくれるわけはないので、どんな作品だろうと楽しみにページを開いた。 ストーリー展開のテンポの良さと文体の滑らかさは自分好みであり、佳作に出会えたと思った。楽しく読み進めた。しかし惜しむらくはラストだ。それまでさんざん張られた伏線が一気に解き明かされるのだが、その結末があまりにも他愛なく、些末だった。おそらく作者は推理小説の愛好家で、当作もその仕立てとなったと思われる。あいにく自分は推理小説の類を全く好まない。最後の最後に犯人がこれまでの謎を一気にベラベラしゃべり明かすような流れにこれまで何度もしらけさせられた。もちろんそうでない推理小説もあるのだろうが、自分は出会えておらず、あえて出会いたいとも思えない。ラストを抜きにすれば作品の読み応えはじゅうぶんにあった。作者の力量も感じた。他作品も読んでみたい。
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作家の努力、工夫は大いに買える作品。書き上げるのは大変だったと思う。 こういう読書の楽しみ方もあるんだよ、と初心者にはオススメできる作品。
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