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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし の商品レビュー

4.5

66件のお客様レビュー

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2025/03/12

とても身近に感じられる書き方というか話し方で、引き込まれていった本は久しぶり。自分に嘘をつかない潔さが、文章の端端から感じられて、あっという前の読書でした

Posted byブクログ

2025/03/09

軽快な文章でクスッとしながらどんどん読めちゃうのにいきなり号泣させられる。。。 はっと気付かされたり、温かい気持ちになったり色んな感情にさせてくれるエッセイです。

Posted byブクログ

2025/02/14

すごく読みやすいエッセイです。しかも臨場感たっぷり。そして辛そうな内容も、明るく紹介してくれます。心が疲れた時に読むと癒されると思います。

Posted byブクログ

2025/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

misachi68さんのレビューで、文庫化されたことを知りました。ありがとうございます。 とても面白くて泣けるエッセイでした。 以下「はじめに」の部分を要約して引用しますので、これから読まれる方はお気をつけください。 岸田奈美さんは父、母、弟、奈美さんの四人家族でした。 でも中学二年生の時 「パパなんか死んでしまえ」と言ってしまったその夜、お父様は急性心筋梗塞で病院に運ばれ、意識不明になられ2週間後亡くなられてしまいます。 いちばん大好きなお父様との最期の会話がいちばん伝えたくなかった言葉になってしまったそうです。 「パパは救急車に乗るとき、何回も言っていた。『奈美ちゃんは大丈夫や』『奈美ちゃんはオレに似とる』『だから絶対に大丈夫や』」って。たぶん、もう自分が助からなんってわかってたんやろうね」とお母様がおっしゃったそうです。 ある日ぜんぜん大丈夫じゃない奈美さんにお母様からお父様の日記が送られてきたそうです。 その日記には 「だれか、僕が住む街の小説を書いてほしい」と書かれていて、そのだれかというのはわたしのことだと思った奈美さんは書き始めたそうです。 奈美さんのご家族はお母様は車いす生活で弟さんはダウン症だそうです。 それでも奈美さんは負けずにがんばられた家族思いの奈美さんの笑いと涙のエッセイです。

Posted byブクログ

2025/01/26

おもしろすぎた!この人に家族のエッセイを書かせたいから神様はこの境遇にしたのかなと思わせる。たくさんの人に読んでもらいたい本

Posted byブクログ

2025/01/24

Xで流れてきたエッセイを読んで面白い文章を書く人だなと思いそのままの勢いで3冊ほど購入した中の一冊。岸田さんの家族がテーマの本。 これを読む前にもうあかんわ日記を読了していたのでどんな家族かは知っていて、大変だなぁ頑張っているなぁと少し遠巻きに話を聞いている感覚だったが、 家族一...

Xで流れてきたエッセイを読んで面白い文章を書く人だなと思いそのままの勢いで3冊ほど購入した中の一冊。岸田さんの家族がテーマの本。 これを読む前にもうあかんわ日記を読了していたのでどんな家族かは知っていて、大変だなぁ頑張っているなぁと少し遠巻きに話を聞いている感覚だったが、 家族一人一人に焦点を当てた今作は、読んでみると私自身の家族との関係性と本質はあまり変わらないように感じた。 病気や障害で一般的な家庭よりも悩み事は多いかもしれないけれど、私と同じように家族を愛していて相手に幸せになってほしいと心から思うからこその喜びや苦しさや一生懸命さが感じられるエッセイだった。

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2025/01/11

笑ったし泣いた。 最近読んだ本の中でダントツで面白い。 面白いだけじゃなくて考えさせられる内容もあったりする。文章のリズム感が最高! 脳内語りにインストールしたいくらいだ(笑) 2025/01/11読了

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2025/01/03

著者は91年生まれ。飾られていない等身大の言葉がストレートに綴られていた。 父は急逝、母はその後に倒れ下半身付随で車椅子生活、弟は知的障害。こんな家族がいることを聞いて皆さんはまずどう思いますか? きっとこの家族はどんな状況下に置かれても乗り越えていくんだろうなぁと強く感じた。そ...

著者は91年生まれ。飾られていない等身大の言葉がストレートに綴られていた。 父は急逝、母はその後に倒れ下半身付随で車椅子生活、弟は知的障害。こんな家族がいることを聞いて皆さんはまずどう思いますか? きっとこの家族はどんな状況下に置かれても乗り越えていくんだろうなぁと強く感じた。そして、自分自身の家族のことも改めて考えさせられた。素直に良い本だなぁと思えた。

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2024/12/25

良かった。 すごくテンポが良くて語彙力に富んでいて、読みやすく面白かった。 何よりも胸にささる、なるほどなと唸ってしまう感情面を、分かりやすくきちんと言葉(文章)にしているのに脱帽。 すごく素直に生きてきたんだなと感じた。 弟君や、死にたいと言う母や、かきたしのカメラマンとの話...

良かった。 すごくテンポが良くて語彙力に富んでいて、読みやすく面白かった。 何よりも胸にささる、なるほどなと唸ってしまう感情面を、分かりやすくきちんと言葉(文章)にしているのに脱帽。 すごく素直に生きてきたんだなと感じた。 弟君や、死にたいと言う母や、かきたしのカメラマンとの話、グッときた。 中・高生にも読んでもらいたいな。

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2024/12/19

最初から最後まで、何度も涙を流しながら読みました。表紙の絵がかわいくて、どんなイラストレーターの方の作品なんだろうと思っていたら、岸田奈美さんの絵だと知って才能にびっくり。中学生でお父さんを亡くされ、その後にはお母さんが車椅子生活になり、想像できないほど辛い思いをされてきただろう...

最初から最後まで、何度も涙を流しながら読みました。表紙の絵がかわいくて、どんなイラストレーターの方の作品なんだろうと思っていたら、岸田奈美さんの絵だと知って才能にびっくり。中学生でお父さんを亡くされ、その後にはお母さんが車椅子生活になり、想像できないほど辛い思いをされてきただろうに、こんなに軽やかに、面白く文章にされていて、「人を笑わせたい、幸せにしたい」という気持ちの塊のような人なんだろうな。ほかのエッセイも絶対に読みたい。

Posted byブクログ