クローズドサスペンスヘブン の商品レビュー
とある洋館で殺された6人の男女が天国で同じ洋館で遭遇する。生前の記憶は薄れて姿や名前すら分からない。そんな中で殺した犯人を見つけていく。記憶とともに真相が明らかになっていくと何とも言えない切なさや悲しみが生まれてくる。犯人を特定し、無事に成仏できるのか。
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ある屋敷で殺されたはずの6人が、成仏する前に、殺された屋敷と同じ間取りの天国屋敷で、犯人捜しをする話。 登場人物全員死んでいる。クローズドサークルもこんなアプローチがあるのか。 だからこその独特の真相の明かし方ややセリフも面白い。「往生際が悪いぞ」「もう往生しているけど。」みたい...
ある屋敷で殺されたはずの6人が、成仏する前に、殺された屋敷と同じ間取りの天国屋敷で、犯人捜しをする話。 登場人物全員死んでいる。クローズドサークルもこんなアプローチがあるのか。 だからこその独特の真相の明かし方ややセリフも面白い。「往生際が悪いぞ」「もう往生しているけど。」みたいな。
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全員がもう死んでいる中で誰が犯人かを探す物語。 登場人物もみんなわかりやすいあだ名がついており 理解しやすく初心者におすすめのミステリー小説だった。 表紙にも意味があり物語が進んでいくうちに理解ができて楽しめた。 令和のミステリー。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
24/5/8〜5/14 斬新な設定が面白い 気合いで生き返るとか 年齢操作については、オジョウが古風なので早くから気づいていたが性別も操作できたんだね 見えているものが真実とは限らない、という感じが『名探偵に甘美なる死を』ぽい 殺人の動機がちょっと弱いかな 最後で急に失速してしまった メイドさんは、こんな殺され方に満足していないはず、と思って読んでいたので、最後にもう一悶着あるのかと期待したんだけどな
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自分の死んだ理由を探すストーリーって割とみるけれども、この本はちょっと新しい要素があって面白かった!サクサク読めました!
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☆3.5。 タイトルと表紙をきちんと回収されてるのは、とても良き。新潮文庫を読むのが久しぶりすぎて、文字の間隔やフォントが始めの内は慣れなかった。 主人公のヒゲオは何度も何度も推理を間違えながら真相に辿り着く姿は、名探偵ではなく一般人が頑張る姿で、こんなフィクションな世界観だが...
☆3.5。 タイトルと表紙をきちんと回収されてるのは、とても良き。新潮文庫を読むのが久しぶりすぎて、文字の間隔やフォントが始めの内は慣れなかった。 主人公のヒゲオは何度も何度も推理を間違えながら真相に辿り着く姿は、名探偵ではなく一般人が頑張る姿で、こんなフィクションな世界観だが、そこはリアルだった。 ただ、殺人の動機、登場人物の見せ方がなんとも……。もちろん悪くは無いし、展開も読めなかったが、自分の中に引っかかるものは何も無かったので、星3.5で。
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ミステリー読みたいけど、殺される描写は少ない方がいい人にオススメ! なぜなら、既に全員死んでいるから。 死んでしまった理由が何なのか、自分は何者だったのか、犯人は誰なのか、分かるようで分からないドキドキ感が楽しかった。 映画など、映像でも見てみたい小説でした。
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こんなぶっ飛んだ設定が出てくるなんて!これだからミステリ(サスペンス?)漁りはやめられねぇ…!全員死んでいるからこそ、どう転がるかわからない話の展開にわくわくしながら一気読みでした。死んでるし天国なんだからファンタジーですよ。なのにこのリアルさはなんなんだ?湊かなえさんも仰ってい...
こんなぶっ飛んだ設定が出てくるなんて!これだからミステリ(サスペンス?)漁りはやめられねぇ…!全員死んでいるからこそ、どう転がるかわからない話の展開にわくわくしながら一気読みでした。死んでるし天国なんだからファンタジーですよ。なのにこのリアルさはなんなんだ?湊かなえさんも仰っているように破綻したところがない。道尾秀介さんのこの上なく美しいラストシーン、の言も理解しました。表紙のイラストも秀逸だと思います。イメージはまさにこんな感じなんだ…。おっとりした中に切なさとやるせなさも含んだとんでもねぇ作品。変化球で脳みそを刺激したい方はぜひ…!
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世界観は楽しくて好きでした。 死んでから自分達を殺した人を探す話。 だけどミステリーとしてはうーーーん という感じ。
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死んだ人々が天国屋敷に集まり殺人犯を探すというまったく新しいタイプの推理小説。ところどころゆるっとした雰囲気もあり楽しく読めました。
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