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こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 の商品レビュー

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134件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2023/05/29

人生に寄り添った本でほっこりと読み進むことができる。この本が好きな人は、あなたの人生片付けますや、あなたのゼイ肉落とします も好きだろう。 私も好き。

Posted byブクログ

2023/05/24

図書館で。 コロナ真っただ中で生活している人を書いた作品って初めて読んだかもです。今は大分緩和されてきましたが、最初は確かに色々ピリピリしていて、紙や金属の上だとウィルスが3日生きるとか言われてたなぁなんて思い出しました。 不思議なもので、人間って身近な人の意見よりも赤の他人の...

図書館で。 コロナ真っただ中で生活している人を書いた作品って初めて読んだかもです。今は大分緩和されてきましたが、最初は確かに色々ピリピリしていて、紙や金属の上だとウィルスが3日生きるとか言われてたなぁなんて思い出しました。 不思議なもので、人間って身近な人の意見よりも赤の他人の意見の方を尊重したりするんだよな、と読んでいて思いました。個人的には会ってすぐのよくわからないカフェのマスターの助言よりも自分とかかわりのある人たちときちんと話し合った方が生産性が高いというか、建設的に思うんだけどなぁ…という感じです。それじゃお話にならないけど(笑) この間ツイッターか何かで見かけたのですが、すべてのアドバイスは基本は否定である、とあって、それがものすごく腑に落ちたことがあります。「こうしたら良い」とか「こういう手段もある」というのは良かれと思っての言葉ですが、その人が行っていることを間接的に否定することになる、と。自分にはなかった着眼点で、気を付けないとおためごかしになっちゃうんだろうな~イカンな~とも思いました。 とりあえず人の意見は聞いてもそれに振り回されない、自分の意思できちんと決定するという事が大事なんだろうな、なんて思いました。

Posted byブクログ

2023/05/21
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気持ちが落ち込むことがあった。そんな自分の心に染み入る言葉がたくさんでてくる本だった。「心が穏やかじゃないから余計傷つく。だからなるべく平らな心でいることが大切。」 「言葉は言霊だから、大切にしなくてはいけない。けど、相手のことを思って、傷つけないようにって考えすぎると、何も言えなくなってしまう。」 「放ってしまった言葉は戻らない。うやむやにして隠すのではなく、挽回しよう。素直にごめんなさいと伝えよう。」 「存在することに意味を求めるのではなく、意味があるから存在している。」 贅沢とは穏やかな時を過ごせること。休日に読書をしていると、確かにそうかもと感じた。

Posted byブクログ

2023/05/19
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今回も楽しませていただきました。 本当においしそうなメニューと様々な人生模様。 生きていくのは決して楽じゃないんだよねぇ。 でも、近くにこんなお店があったら行きつけて、美味しいものを食べて、明日も大丈夫と思えるかもしれないなぁ。 次の巻が出てほしいと願います。

Posted byブクログ

2023/05/19
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喫茶ドードーの第二弾。 店主のそろりさんのダジャレメニューの 真の意味も面白いし、そのメニューが なぜあなたに効くメニューなのかの説明も 面白かった。全体を通して感じたのは 作中にも出てくる「一度、口に出して発して しまった言葉には魂が宿る。」って事。 自分が言われて嫌な事は当然相手だって 嫌だってことを案外忘れがちでわたしも 何も考えずに良かれと言った言葉だって 相手からしたら刃だらけの言葉かも しれないってことを肝に銘じました。 悪意のない労いや励ましの言葉に 傷つくことだってある!ほんとにそうですね。 言葉には魂が宿る。わたくしおバカなので すぐ忘れちゃいそうだけどしばらくは 心の中にとどめておこうと思いました。

Posted byブクログ

2023/05/18
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ほっと息がつける本。 どの話も、「ああ、わかる…」っていう気持ちになるので、最後、少し肩の力が抜ける。 「良かれと思って」かけられる言葉って時々しんどいよね。ありがたがらなきゃいけないし…これに怒ったら多分私がおかしな人だし…っていう言葉。

Posted byブクログ

2023/05/17

今回はムツコイソガイさんがプレゼントしてくれたドードーの絵が語り手。 様々な事でつまづいたり、落ち込んだりした人たちがやってきて、そろりのことばとたべもので心動かされる。 最後に渡そうとしたプレゼントは誰も受け取らなかったが、最後にそれらを使って人々にプレゼントが届く。 自...

今回はムツコイソガイさんがプレゼントしてくれたドードーの絵が語り手。 様々な事でつまづいたり、落ち込んだりした人たちがやってきて、そろりのことばとたべもので心動かされる。 最後に渡そうとしたプレゼントは誰も受け取らなかったが、最後にそれらを使って人々にプレゼントが届く。 自信は自分を信頼すること。 また続きが読みたい作品。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 言葉を発する際に、いったん立ち止まって相手の立場や背景を想像したほうがいい。 言葉が持っている力のことを「言霊」というんだそうだ。 「でも、あまり考えすぎてしまうと、何も言えなくなってしまう。だから訓練をするんです。戻ったり、やり直したりしながら」

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2023/05/15

☆4 前作に引き続き、「喫茶ドードー」の店主であるそろりさんの何気ない言葉によって主人公たちが救われていく連作短編集。 心に響く言葉がたくさん散りばめられていたので、気持ちが落ち込んだ時などにまた読み返したいなぁと思いました。(そろりさんの言葉に私も背中をそっと押してもらいたい...

☆4 前作に引き続き、「喫茶ドードー」の店主であるそろりさんの何気ない言葉によって主人公たちが救われていく連作短編集。 心に響く言葉がたくさん散りばめられていたので、気持ちが落ち込んだ時などにまた読み返したいなぁと思いました。(そろりさんの言葉に私も背中をそっと押してもらいたいと思います!)

Posted byブクログ

2023/05/14

そろりさんの過去が少し見えて、ますます 喫茶ドードーへ行きたくなった。 どの章も共感できてつらく感じても 最後は寄り添ってくれるので気持ちが平穏になる また続編が読みたい

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2023/05/05

「君が正解のオムレツ」 あー、これ私だ。わたしもせっかちで、すぐ結果を出したくなる。だから結果も雑になりがち。夏帆が言われる事が自分に言われているようで辛かった。でもそろりの言う通り、今後も自分のペースでやっていくしかないのだろうけど。 「傷つかないポタージュ」 お父さんを亡くし...

「君が正解のオムレツ」 あー、これ私だ。わたしもせっかちで、すぐ結果を出したくなる。だから結果も雑になりがち。夏帆が言われる事が自分に言われているようで辛かった。でもそろりの言う通り、今後も自分のペースでやっていくしかないのだろうけど。 「傷つかないポタージュ」 お父さんを亡くしたばかりの和希。 周りの人から(よかれと思って)発せられる言葉に戸惑うが、ドードーの常連の睦子さんにその言葉に「傷ついた」という事を受け止めるべきだと言われ、気持ちに正直になる。 「時を戻すアヒージョ」 子供のいない夫婦の話。これも辛い。ウチにも子供はいなかいから。でもやっぱり無神経に聞いてくる人は多いし、無神経ではなくても「いる」のが当たり前みたいな感じで接してくるのも辛い。 子供がいる人達の苦労は、私には分からないと言われたら、それもそうだと思う。でもやっぱり梓は無神経だと思ってしまう。 「自信が持てるアンバタートースト」 朱理は頬にある痣があり自信が持てない女性。 そろりに自信とは「自分を信頼する」と言われ 少し自信をもっていけるようになる。 「春一番のコトダマ」 常連の睦子さんの話。 それとそろりの過去を少し。彼も色々あって現在に至っている様子。 睦子さんはかっこよくて、素敵だ。 今回もそろりの飄々とした態度に癒される。

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