こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 の商品レビュー

標野凪(著者)

2024/09/11

社会に出て色んな人たちと出会って
揉まれて
心がうーってなりそうなときでも
日常は続いていく。

そんな中で一息つく良さ
一息ついて考えてみる良さを教えてくれる
喫茶ドードー

2024/09/08

言葉って時には刃にも変わる。

相手に伝えるキーワードによって、相手が傷つき、また自分が傷つく。
人とのコミュニケーションで必ず起きてしまう。
傷ついた傷つかれた、そんな人達が喫茶ドードーに来店して、
そろりさんの客観的なアドバイスで心が軽くなっていく。

せかせかするのではなく、相手のペースも尺度も、
何を考えているのか理解したうえで言葉を発する。
相手が何に悩んでいるのか耳を傾け、読み取る。
そういえば親や同僚にも言われたことを思い出し、
読んだあとは、まずは一歩俯瞰して考える...
自分のコミュニケーションもまだまだだなぁと。

2024/08/31

くたくたになってしまった心をふんわりふかふかに戻してくれる空間、時間を持ちたい。雨宿りを赦してくれる静かな軒先のような、喫茶店のような。

2024/08/24

出てくる料理が本当に美味しそうで、読んでいてお腹がすいてしまうほどだった。悩みや生きづらさみたいなのは人それぞれだし、いわゆる地雷みたいなものもそれぞれだけれど、出てくるキャラクターたちの了見が前作と比べてちょっと狭いなと感じてしまったのがもったいない。そろりさんの過去も気になる。

2024/08/17

他人には他人の地獄がある という言葉を思い出した。他人の見えてる表面だけをすくいとって、自分には無いものを持っている人だと羨むが、その人にはその人なりの悩みや地獄がある。
表面だけで比べるのは良くない。その背景まで想像出来る人間でありたいと思った。

喫茶ドードーはおひとり様専用カフェ。
店主の持つ雰囲気、閃いたら即行動して色々手に入れてしまう好奇心、閃いたことを形や料理にするセンス、言葉選び、どれも心地よくて、自分がカフェにいるかのような癒しを感じることが出来た。

2024/08/09

今回も主人公達が抱えている悩みが辛い･･･、辛すぎる。
でもそこが割と好き。
生きてりゃ色々ありますけど、やっぱり何事も受け取り方なんだなとは思います。
でも、全てを良いようには受け取れないから。
それでも結局自分の機嫌を取れるのは自分だけだから。
近所に『喫茶ドードー』が出来ないかなと思う日々です。

第五話が一番好きでした。
そろりさんのあの台詞。
大声で叫びたいものです。

2024/07/28

再読。
喫茶ドードーシリーズの2作目で、この作品だけでも楽しめるけど、1作目を読んでからだとより楽しめると思います。
フィクションの作品ですが、現実と同じような時間が流れていて、わたしにも喫茶ドードーの看板を街中で、実際に見つけられるんじゃないかと、作品を読んでわくわくしました。
おいしくて優しい作品が好きな人に、おすすめです！

2024/07/26

前回のはコロナが物語に出るのが嫌だったが、今回は出ている前提で読んだ

こうした形式は大好き
前に登場した人物が次のメインにチラリ、と脇役でも出てる
そして出てきた人物がどうしているのかが最後に描かれていて良かった
次作も出るらしいので楽しみ

2024/07/25

私はめっっちゃ好きな本だった！
とても読みやすく、短編集となっているのですが
ん？と思うような展開もあったりしてとても面白かったです。
わたし的には喫茶ドードーの店長（？）が人生に
役立ったり、楽になったりする言葉をかけてくれるシーンがとても好きで印象に残っています！
短編集なので飽き性の人でもかなり満足して貰えるかなと思いました！
この本の他にも、今宵も喫茶ドードーのキッチンで
という喫茶ドードーがテーマとなった本があります
この本も心が温まる本でした。
興味のある方はぜひ手に取って見てください！

2024/07/24

きのこグラタン食べたいきのこグラタン食べたいきのこグラタン食べたい( ˙-˙ )
5章それぞれに悩みとか不満とか？抱えた人が出てきて、喫茶ドードーと巡り合うことで気持ちが楽になるってテーマだから仕方ないけど、それぞれが抱えている悩みが共感性高く悲しみ…
でも最後の5章で今までの方の今後も見られて、受け取って貰えなかった品も活用できてて素晴らしきฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬