独学の地図 の商品レビュー
学びの地図は、目的から逆算して作っていくべきもの、ではなく、好奇心を起点に、結果として自分の文脈の中で紡ぎ出されていくもの。学びを計画し、楽しみ、2ミリの学びを削り取る。赴くままに学びを楽しみたくなった。
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「あなたは今、何を学んでいますか」の問いを、少しの空いた時間でも問いかけることで、新たな世界の見え方を手に入れられる。何からでも学べるし、同じ経験をした人でも学び方は異なる。
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読みやすくサクサク読むことができた。 学ぶことにwhyの問いを追求すると必然性のある学びしか目に入らない危険性、学びの差分を削り出すための3ステップ、経験を動詞ね語る、ラーニングパレット(これはまだ自分ごとで落とせていない)などの気になる内容が多くあった。 今後の学びを考える上で...
読みやすくサクサク読むことができた。 学ぶことにwhyの問いを追求すると必然性のある学びしか目に入らない危険性、学びの差分を削り出すための3ステップ、経験を動詞ね語る、ラーニングパレット(これはまだ自分ごとで落とせていない)などの気になる内容が多くあった。 今後の学びを考える上で必要な一冊。
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ビジネス書としての「効用」を求めすぎず、慎重に丁寧に学びの豊かさを伝えようとする著者のやさしさを感じる。 1 独学のトライアングル「疑問」「差分」「他者」 ◯「why」の問いは最初は意識しない。必然性のある学びしか目に入らなくなる危険性がある。面白そうだから学ぶ以上の理由は必要...
ビジネス書としての「効用」を求めすぎず、慎重に丁寧に学びの豊かさを伝えようとする著者のやさしさを感じる。 1 独学のトライアングル「疑問」「差分」「他者」 ◯「why」の問いは最初は意識しない。必然性のある学びしか目に入らなくなる危険性がある。面白そうだから学ぶ以上の理由は必要ない。無理にそれらしい理由を捻り出すのではなく「why」が立ち現れることを辛抱強く待つ。 ◯学びのスタート地点に「問い」を置く。イシューではなく「疑問」のレベルでいい。興味さえあればそれでいい! →問い立ての例)対象↔︎自分×過去↔︎未来 ◯学び=経験の前後の差分 ・既知の「それっぽい一般論」は単なる感想。蓋をせず、「自分だけの具体論」まで落とし込んで差分を削り出す ◯3ステップ 1.素直に感じたこと(=感想)をアウトプットする 2.「それっぽい一般論」がないかチェックする 3.「自分だけの具体論」に変換する。無骨でいい。 ◯些細な2ミリの学びの積み重ね ◯理解したから他者に語るのではなく、他者に語るからこそ理解する 2 独学のための5つの能力 ①自己批判:自分の中の他者 ②保留:複雑で意味不明なコンテンツに向き合う ③抽象化:共通項発見ゲーム ④具体化:観察を通じた微妙な違い ⑤表現:他者の優れた表現をストック 3 ラーニングパレット ◯経歴を動詞でまとめる ◯構造化し、これからの学びを考える 〜べきだけではない学び、構造化、弛まぬ学び
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3月に発売されたばかり。 荒木博之さんの本、2冊目。 学びとは、経験の前後の差分。 第二章のこの始まりにしびれました。 まさに本質だ。 それを知る、経験する前の自分と、それを知った、経験した自分との差が学び。 言われてみればその通りなんだが、言われてみるまで気づかなかった。 ...
3月に発売されたばかり。 荒木博之さんの本、2冊目。 学びとは、経験の前後の差分。 第二章のこの始まりにしびれました。 まさに本質だ。 それを知る、経験する前の自分と、それを知った、経験した自分との差が学び。 言われてみればその通りなんだが、言われてみるまで気づかなかった。 この他にも学ぶという行為の構造についてわかりやすく解き明かし、「意識的に学ぶ」ということへのハードルを下げてくれる内容。 効果的に引用される書籍についても別ページに荒木さんの愛ある解説つきで丁寧に記載してある。 ビジネスパーソンとは縁遠い生き方をしているので、ラーニングパレットなんかは自分ごとに引き寄せるのが難しいけど、それでも過去の学びの小さなタネを棚卸しするきっかけにはなった。 日々の生活の些細な出来事にも学びのタネは転がっていて、40年以上も生きていれば、若かったあの時この時にかけられた言葉、経験したこと、読んだ本、観た映画なんかからも、その時には気がつかなかったナニカが後になって今に至るナニカと伏線のように繋がって、今見えている世界の解像度が上がるなんて経験をたくさんしてきている。 無意識であれ、ラーニングパレットにのせた色がそんな経験の積み重ねで新しい世界を描いてくれることもあるんだろう。いずれにせよ、意識的にこれを構造化するのは私には難しそうだけど。 またこの本は思うまま、知りたいから知るというスタンスで学んでいくことの楽しさをも全力で肯定してくれている。 この肩の力が抜けた感じがいい。 それを学んでどうなりたいの? 何を目指してるの? 将来的になんのメリットがあるの? 40半ばを過ぎて、教養の本を読んだり数学の学び直しに参考書で問題解いたりしていると、そんなことを聞かれることもあるし、たまに自分でも?って思うこともあるのだが、その都度自答する。 何も目指していないし、なんなら途中でやめちゃってもいいんだ。 (実際数学は今ちょっと停滞中) 結局のところ面白いから、知りたいからやってる。コレが最強。 わたしのことだから、意識して学ぶということに、飽きちゃったりすることもあると思う。だけど、日々の些細な経験や、些細な疑問が学びであり、生きることなんだと思うと、やはり人生は捨てたものではないな、と思えてくる。 その紆余曲折が独学の地図を作るのかも。 いやぁ、荒木博之さんの本はやっぱりテッパンだわ。 (これ、帯も捨てられない笑) ホント、良い読書ができました。
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独学とは学んでから時間差で「あれってこういうことか」と分かるもの。効率的に学びをピックする方法もあるが、余白を残して自分の頭で考える隙間をあけるのがよい。 ほとんどの学びは一般論化してしまうとどこかで聞いた学びになってしまう。いかに、自分事化し、無骨な言語化ができるかが記憶の定着...
独学とは学んでから時間差で「あれってこういうことか」と分かるもの。効率的に学びをピックする方法もあるが、余白を残して自分の頭で考える隙間をあけるのがよい。 ほとんどの学びは一般論化してしまうとどこかで聞いた学びになってしまう。いかに、自分事化し、無骨な言語化ができるかが記憶の定着につながる。 分かりやすいアクションとしてはアウトプットありきでインプットすること。 30分後にアウトプットすると決めたらそれにあわせたインプットになる。 適切で手ごろなアウトプットの場があると良いかもしれない。
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