少年と犬 の商品レビュー
動物の言葉は人間にはわからないけれど、気持ちはお互いに伝わっていると実感できます。 身近に動物と暮らしているとグッときます。
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震災のあった釜石から熊本まで大好きな少年にあいたくて5年も旅をする犬、多聞。 旅の途中、男、泥棒、夫婦、少女、娼婦、老人と 共に生きてそれぞれの気持ちに寄り添う 賢くて勇敢な犬、多聞。 最後に会いたかった大好きな少年のもとへ。 震災から心を閉ざした少年が多聞と会い笑顔になる、声が...
震災のあった釜石から熊本まで大好きな少年にあいたくて5年も旅をする犬、多聞。 旅の途中、男、泥棒、夫婦、少女、娼婦、老人と 共に生きてそれぞれの気持ちに寄り添う 賢くて勇敢な犬、多聞。 最後に会いたかった大好きな少年のもとへ。 震災から心を閉ざした少年が多聞と会い笑顔になる、声がでる、言葉を話す、、未来がみえてくる この子とはずっと一緒にいてほしかった でもいつのまにか少年は強くなっていたよ 多聞がいたからだね だからほっとして涙がでました。
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震災の作品を書く意味について考えた。生と死と人の繋がり扱うための効果に使われている作品多いけどそのひとつ
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男、泥棒、夫婦、少女、娼婦、老人、少年、、、 犬と出会った人々の人生。 それぞれの人生。 それぞれの人生の心の支えになった犬。 犬は自分を見つめ直す鏡なのかもしれない
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人間という愚かな種のために 犬は神様だか仏様だかが遣わした生き物 犬は不思議な力を持っていると思う。 タモンは飼い主の春子さんから光を守るようにと メッセージを受け取ったのかもしれない。 役目を果たし。今は大好きな春子さんの側にいて 一緒に光を見守っている。
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犬の勇敢で一途で凛とした姿に心を打たれた。憧れた。自分もあんな風になれたら。何にも情を入れすぎず、芯をしっかりと持っていて、凛としている。生きるためには臨機応変に対応する。自分のロールモデルにもしたいと思うほどに、魅力的な犬だった。 映画も見にいきたい。忘れたくない話。
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「多聞」という犬と出会う人々の視点で話が進む連作短編集。似たようなシュチュエーションが続くけれど、中身はどの章も単調になっていないのが良かった。特に、「少女と犬」と表題作でもある「少年と犬」が好き。犬の持つ不思議な力を信じたくなる。
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普段あまり読まないジャンルの小説ですが、高橋文哉さんと西野七瀬さんがW主演される映画の原作ということで読みました。ネタバレにならない程度に感想を記します。様々な登場人物が犬(多聞)と出会って良くも悪くも変わっていく連作短編で、文体も読みやすいのでサクサク読めました。信頼関係のある...
普段あまり読まないジャンルの小説ですが、高橋文哉さんと西野七瀬さんがW主演される映画の原作ということで読みました。ネタバレにならない程度に感想を記します。様々な登場人物が犬(多聞)と出会って良くも悪くも変わっていく連作短編で、文体も読みやすいのでサクサク読めました。信頼関係のある人と犬の繋がりはとても強いんだなと改めて感じた物語でした。最終章だけでも泣けるけど、それまでの多聞の行動を読んできたからこそ最終章はより泣けました。
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これ映画化される本と聞いて気になったのでと読んでいました。犬がちゃんと少年(飼い主)が大好きなんだろうなっと思いました。私は、犬好きなので読んでいてすごい面白かったし、感動しました!
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初読みの作家さん。犯罪小説のイメージがあり避けていたところがあったが直木賞作品ということで読んでみることにした。 多聞が訪れ飼い主になった者は幸せにもなるが不幸にもなる。幸せの上での不幸に見えるのでまあ良いのか。 多聞はただの犬で何の他意もないのだ。 一節毎の結末があまりにあっさ...
初読みの作家さん。犯罪小説のイメージがあり避けていたところがあったが直木賞作品ということで読んでみることにした。 多聞が訪れ飼い主になった者は幸せにもなるが不幸にもなる。幸せの上での不幸に見えるのでまあ良いのか。 多聞はただの犬で何の他意もないのだ。 一節毎の結末があまりにあっさりしているのも新鮮。何で?という感はあったがこのパターンが続くので、瑠衣の話の時に不穏さが漂った。 飼い主が武さんに代わっても大丈夫かとハラハラさせられたが、この話だけはパターンから外れホッとした。罪を犯してない者には何もないのか。 犬が長距離目的をもって移動するのは昔からよく聞く話なので不自然さはなかった。展開がサクサク進みブラックな感はあったが普段読まないジャンルの作家さんの雰囲気が楽しめた。
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