魔女と過ごした七日間 の商品レビュー
ラプラスの魔女シリーズ3作目。 AIによる監視システムとかゲノムモンタージュとか、近い未来にありえそうだなと思ったり、場合によってはもう稼働しつつある?なんて思ったりしつつ読む。 父を殺された中学3年生の陸真を中心に物語は進む。 ラプラスの魔女、友人、父の付き合っていた人、腹違い...
ラプラスの魔女シリーズ3作目。 AIによる監視システムとかゲノムモンタージュとか、近い未来にありえそうだなと思ったり、場合によってはもう稼働しつつある?なんて思ったりしつつ読む。 父を殺された中学3年生の陸真を中心に物語は進む。 ラプラスの魔女、友人、父の付き合っていた人、腹違いの妹、刑事などが絡んでいく物語はテンポよく読ませる。 父はなぜ殺されたのか… 父の死後にわかる事実はなかなか重く深く… 中学3年生にはすんなり納得できることではないだろうと思うことばかり。 幼い頃に母も亡くしていたからか大人びていた陸真、父を亡くしさらに大人びていっているように感じた。いろいろと酷だよね…と思いつつ読んだ。 スピード感もあり、ハラハラドキドキしながら一気読み。 ラプラスの魔女、このシリーズ好きだな。
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久しぶりの東野圭吾 ラプラスシリーズとは知らずに読み始めるも引き込まれ系でした ラプラスシリーズ第一は、作り話過ぎててイマイチだった印象でしたが、本作は度が過ぎず程よい感じ 冒頭から引き込まれました 分脈? 表現? 段落の切り方? なんだか、心地よい、東野圭吾だから? テンポ...
久しぶりの東野圭吾 ラプラスシリーズとは知らずに読み始めるも引き込まれ系でした ラプラスシリーズ第一は、作り話過ぎててイマイチだった印象でしたが、本作は度が過ぎず程よい感じ 冒頭から引き込まれました 分脈? 表現? 段落の切り方? なんだか、心地よい、東野圭吾だから? テンポ良い展開で、読み味スッキリでした 途中で???と思うような展開も、最後は回収してくれて、圭吾さん、あざーす 本筋は殺人犯を追うストーリーだが、国家権力の象徴の闇も出てきて、なかなか興味深かった DNA鑑定、ゲノムモンタージュ、マイナ写真、AI照合、個人情報との紐付け これは、フィクションじゃなく、現実にあり得そうで、人権や個人情報保護なんて、表向きだけかよと不安になりますね
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2023年。20230718予約→20240810受取。1年以上かかった。予約、出遅れるとこーなる('_') 羽原円華シリーズ3弾らしい。「ラプラスの魔女」は読んだが(ストーリー記憶なし、自分のBookLog記載読んでもよくわからず)、「魔女の胎動」は読んでいない。 中3の陸真の父が殺された。父子家庭。父は元警察官。指名手配犯の顔から、市居の人々を見て一致するか判断する。陸真の友人純也との友情。円華登場。 陸真には異母妹がいた。エクスチェッドの。その関係で円華登場。魔女だからね。 2人が円華と陸真の父を殺した犯人を捜す7日間。犯人はちょとがっかりw 今時AIが万能と思うヤカラがいるのかなぁ・・・ 親をなくした陸真が養護施設に入るのも切ないね。 と言いつつ、この作家さんはもろもろ調べて小説書いて、コンスタントに本出して、売れて、さすがのプロだと思うのだ。プロ作家。予約しくると、1年待つだけのことはある。
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将来の日本の姿を思わせるような、現実にありそうな話の展開でした。 DNAを採取してデータにするまでは、やはり人の手で意外とアナログなやり方になってしまうのですね。 DNAの採取は、地道にタバコの吸い殻や飲み捨てた飲み物などからという箇所について、実際にもしこれが行われてたらと思うと、怖さを感じました。 話の展開はテンポ良くすぐに読める内容でした。 面白かったです。 空想科学&ミステリーが好きな人はぜひ。
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さすがの東野圭吾先生。一気読みしました。 前2作を読んでからかなり経っているのですが、本の中の時間もかなり経っているみたいです。 前の作品が実際の時代と並行して描かれたのか忘れたんですが本作は近未来なのかな?それとも今と同じくらい?監視社会がすごく進んでいる気がしましたが一般人な...
さすがの東野圭吾先生。一気読みしました。 前2作を読んでからかなり経っているのですが、本の中の時間もかなり経っているみたいです。 前の作品が実際の時代と並行して描かれたのか忘れたんですが本作は近未来なのかな?それとも今と同じくらい?監視社会がすごく進んでいる気がしましたが一般人なので分かってないだけで現実にはこのくらい進んでいるのか。。 前にキャメロン監督の作ったダークエンジェルという作品でホバドロンというドローンを使った監視カメラシステムが稼働している社会を見て寒気がしたものですが、そう遠くない未来に実現してしまいそうな気がします。
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待ちに待っていた魔女シリーズの続編。 AIによる監視システムの強化、DNAデータベース、ゲノムモンタージュ…今後の世の中を表しているよう。 チャットGPTが話題になっている世の中、この本の世界になるのも時間の問題な気がするし、この本のように世には公表されてはいないものの水面化では動いていると思う。
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ラプラスの魔女シリーズの中では、いまいち面白みが1番少なく感じた。スムーズに話の流れが入っていくのだけど、ラストが呆気ないというかなんというか…
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※読後備忘録なので、ネタバレしています。 超能力者羽原円華シリーズ3作目。SFチックになるので、東野圭吾作品の中では個人的にはあまりおもしろくないシリーズ。ちょっとした超能力が使えたら面白いなという発想から来てるのかなぁ。 ここではルーレットに自由に球を入れることができる話がでてくるけど、それが面白いとは思えないのだけど。不可能に近いけん玉とか追手に投げたTシャツが顔にあたるとか。 ただ映像的には面白いのだろう、映画化もされている。今回も主人公の中学生が女装して闇賭博場に潜り込む話など映像向き。とは言え文章で読んでもあまりおもしろくない。迎合過剰サービスに思える。 警察の最新の捜査方法は面白い。すべてのタクシーの位置情報は持っているので、慌てて車の尾行をする必要がないというのは本当なんだろうか。 元見当たり捜査員が殺害されるのだが、見当たり捜査も今ではAIがするらしい。Nシステムがあるので瞬時にできそうだ。 それに関連して、DNAから仮のモンタージュ写真をつくることができ、後はそれとマイナンバーの写真と合致させればホンモノの写真と切り替えることができ、写真もDNAもすべてそろった国民データーベースができる。それに関係しての殺人事件という真相となる。なので犯人はその関係者。 これなどはかなりリアル。ありそうな気がしてくる。
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真相に驚きはそこまで無かったが、スムーズに入ってくるストーリーだった。 AIの進んだ世界はもうすでにそこまで来ているのかもしれないと思うと、少しの怖さとともに、人間の可能性に対する未知もまだまだ未解明なのだろうなと考えさせられた。 未知なものに怯えるのではなく、芯を持った人間にな...
真相に驚きはそこまで無かったが、スムーズに入ってくるストーリーだった。 AIの進んだ世界はもうすでにそこまで来ているのかもしれないと思うと、少しの怖さとともに、人間の可能性に対する未知もまだまだ未解明なのだろうなと考えさせられた。 未知なものに怯えるのではなく、芯を持った人間になりたいと思う。
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ラプラスの魔女シリーズ。 前作の記憶はあまりないのですが充分楽しめました。 おもしろくて一気読みです。 主人公は中学生3年男子。 普通の毎日を過ごしていたある日、父が突然帰らぬ人になります。父親の死の真相をもとめて、親友とも言える友人と動くうち、不思議な女性と出会い、真相に近づ...
ラプラスの魔女シリーズ。 前作の記憶はあまりないのですが充分楽しめました。 おもしろくて一気読みです。 主人公は中学生3年男子。 普通の毎日を過ごしていたある日、父が突然帰らぬ人になります。父親の死の真相をもとめて、親友とも言える友人と動くうち、不思議な女性と出会い、真相に近づいていきます。 事件解決までのストーリーもですが、主人公の心情、友だちとの関係、さわやかで良かったです。
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