ある愛の寓話 の商品レビュー
好きな作家さんの1人。 「訪れ」は良かったけど 他はちょっと入り込めなかった。1番印象に残ったのは ネコが 最期の時に 人間の言葉を話す。ってお話。 本当にそんな事もあるかもしれない。
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1番最初のお話から涙。 切なくあったかい短編集。 人の欲の甘美さをとても綺麗に表していると思う。 悲惨な歴史こそ若い者に伝える必要があるというのは、アタシにもわかります。 だけれども、正直言ってそういうのはもう、さんざん語り尽くされてきたんじゃないのかな。 まだ足りないというんなら、知るべき側の努力こそ足りないからでしょう。 その通りだ。 興味を持つことがまず大事なんだ。 何に対しても言える。
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いつもなら文庫本が出るのを待つのですが、表紙の絵に一目惚れして購入しました。全部好みの雰囲気の物語で、読んでよかったなぁとしみじみ思いました。その中でも「グレイ・レディ」が一番好きです!
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共感こそ出来なかったものの、こういった趣味・嗜好もあるのだという自身の考えの幅が広がる。自分にとって経験することのないことや感情を知ることのできる、そんな本だった。 愛というものはやはり定義づけられるものではない多様性をもっているものであり、その価値観は人それぞれであると改めて感...
共感こそ出来なかったものの、こういった趣味・嗜好もあるのだという自身の考えの幅が広がる。自分にとって経験することのないことや感情を知ることのできる、そんな本だった。 愛というものはやはり定義づけられるものではない多様性をもっているものであり、その価値観は人それぞれであると改めて感じた。そしてこの本を読んでほっとする人がきっとどこかにいるのだろう。 しかし、しばらくは読み返すことはない
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「晴れた空の下」「同じ夢」「世界を取り戻す」 「グレイ・レディ」「乗る女」「訪れ」 6話収録の短編集で村山由佳さんのデビュー30年記念作品。 人ならざる者、カエルのぬいぐるみや恋人の犬、捨てられた猫、世界で最も美しいかご、馬、過去の記憶など。 言葉を交わせないものたちとの交情を...
「晴れた空の下」「同じ夢」「世界を取り戻す」 「グレイ・レディ」「乗る女」「訪れ」 6話収録の短編集で村山由佳さんのデビュー30年記念作品。 人ならざる者、カエルのぬいぐるみや恋人の犬、捨てられた猫、世界で最も美しいかご、馬、過去の記憶など。 言葉を交わせないものたちとの交情を描いた作品。 意思疎通がなくても互いへの深い愛情が感じられる。 喪失を埋めてくれたり心のよすがとなったり。 淡々と紡がれる文章の中に確かな熱を感じた。 なにか一つでも心から愛情を注げるものがあれば人は生きていける。 様々な愛の形を描いた珠玉の作品集。
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村山由佳デビュー30周年記念作品 村山由佳が「人」と「人ならざる者」の愛を描いた短編集、と聞いてかなり激しいものを想像して気合を入れて読み始めたのだけど、いい意味で予想を裏切られたね。 第一章、「晴れた空の下」で切なさの極致に。幼い時、いつも抱いて寝ていた大事な友達のような人形が自分にもあったな、と。消えゆく記憶の中で、その友だちとの思い出を「担当医」に語る。そのしかけに胸の中で幼い自分が切なく泣いた。 犬や猫や馬との心の交歓、そして籐のカゴからの愛、すべてがささやかで温かい愛に溢れている。 優しい幸せに浸りながら読み続けて、たどり着いた少し景色の違う最終章。 『風よ あらしよ』ではなく、この一冊を集大成とした意味がここにあるのだろう。終戦から4年間をラーゲリで暮らした老人の「自分史」。彼の語る歴史とその歴史を紡ぐライター。生まれたときから始まる終わりへの時間。ひとりひとりの物語をこれからも村山由佳は紡いでいくのだろう。そこに愛がある限り。
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とても良かった。6つの小さな寓話たち。 そのなかでもとくに好きだったのが、 猫ちゃんとの最期を描いた「世界を取り戻す」 ナンタケットバスケットと女性の一生を描いた「グレイ・レディ」 乗馬を通じて出逢う愛しい思い出「乗る女」 が、とくに好きでした。 あたたかくて優しい物語たち。
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久々に涙が出た短編集。 この物語に出てくるカエルのぬいぐるみ、恋人の飼い犬、捨て猫などは当然ながら言葉を交わせない。 だけど同じ時間を過ごすうちに、彼らを愛おしいと思えるようになる。 そんな優しくて温かい〈人〉と〈人ならざるもの〉との交流を通して、愛することの尊さに気づかせてくれ...
久々に涙が出た短編集。 この物語に出てくるカエルのぬいぐるみ、恋人の飼い犬、捨て猫などは当然ながら言葉を交わせない。 だけど同じ時間を過ごすうちに、彼らを愛おしいと思えるようになる。 そんな優しくて温かい〈人〉と〈人ならざるもの〉との交流を通して、愛することの尊さに気づかせてくれる。 特に「晴れた空の下」が好きだな。
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本当に良かった!全部の話で「あぁ良かったな」って思う。完全にパケ買いだったけどこの本に出会えて良かった。 どの話も心がほっと温かくなる。特に犬の話が好き。あらすじだけ聞いても絶対理解できない!けど読めばいい愛だ、と思う。こんな愛を知ることができて良かった。 この本大切にしたいと思...
本当に良かった!全部の話で「あぁ良かったな」って思う。完全にパケ買いだったけどこの本に出会えて良かった。 どの話も心がほっと温かくなる。特に犬の話が好き。あらすじだけ聞いても絶対理解できない!けど読めばいい愛だ、と思う。こんな愛を知ることができて良かった。 この本大切にしたいと思うのに読み始めでスピンを味噌汁につけてしまいました。買い直そうかな…。でも、出会ったこの本を大切にしたいと思う気持ち多分わかってもらえると思います。
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新刊で届いた際にパラパラとめくっていたところ、日高管内の地名が目に入り、びっくりして手を止めました。 本作は「人ならざる者との愛」をテーマにした作品集で、その中の一編でした。馬の話だったので「乗る女」かと思います。(確認しようと思ったのですが、貸出中のため断念しました。) ちなみ...
新刊で届いた際にパラパラとめくっていたところ、日高管内の地名が目に入り、びっくりして手を止めました。 本作は「人ならざる者との愛」をテーマにした作品集で、その中の一編でした。馬の話だったので「乗る女」かと思います。(確認しようと思ったのですが、貸出中のため断念しました。) ちなみに【平取町】が出ていたかどうかはうろ覚えですので(笑)、後で本が返却されたら確認して情報修正しようと思います!! (平取町) 【追記2/25】確認したところ「乗る女」で合っていましたが、平取町は出てきませんでした!浦河町が舞台となっていて、他の日高管内の地名もちらほら出てきています。
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