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グランドシャトー の商品レビュー

4.1

41件のお客様レビュー

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    16

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/05/03

第一幕はなかなか楽しかった。 ただキャバレーを、自分たちの居場所として生き残らせるという後半にあまり共感できず、それが、おばあちゃんになったルーがキャバレーをやめさせないというオープニングにつながっているのだと思うと、なかなか興が乗らなかった。 すでに時代に取り残され消えていく...

第一幕はなかなか楽しかった。 ただキャバレーを、自分たちの居場所として生き残らせるという後半にあまり共感できず、それが、おばあちゃんになったルーがキャバレーをやめさせないというオープニングにつながっているのだと思うと、なかなか興が乗らなかった。 すでに時代に取り残され消えていくものを、「この世界では繁栄を続けている」という大嘘をさも本当のことであるかのように語るわけでもなく、少しだけ消えるのが遅くなっているだけという中途半端なリアルさにのれなかった。 一つには、おばあちゃんとキャバレーというとりあわせに対する抵抗感も大きかったかもしれない。

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2025/12/03

大阪のキャバレー、グランドシャトーのNo.1とNo.2のホステスの人生、生きざまを描いた物語り。プロローグは全編読み終わって読み返すとまた違った見え方がする秀作です。普段、知らない世界を垣間見るワクワク感は高殿さんの作品の随所に表現されていて読んでいて流石というか、とにかく面白い...

大阪のキャバレー、グランドシャトーのNo.1とNo.2のホステスの人生、生きざまを描いた物語り。プロローグは全編読み終わって読み返すとまた違った見え方がする秀作です。普段、知らない世界を垣間見るワクワク感は高殿さんの作品の随所に表現されていて読んでいて流石というか、とにかく面白いです。

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2025/10/17

入社して間もない頃、上司に連れられて行ったミナミのキャバレーの雰囲気を思い出した。かなり昔の昭和感がすごくて、大きな舞台がありボックス席が大量にあって、少し宮殿っぱい雰囲気にすごく圧倒された。あの頃の上司と共に懐かしく思い出された。 主役のルーは、悲惨な子供時代を過ごしたにもかか...

入社して間もない頃、上司に連れられて行ったミナミのキャバレーの雰囲気を思い出した。かなり昔の昭和感がすごくて、大きな舞台がありボックス席が大量にあって、少し宮殿っぱい雰囲気にすごく圧倒された。あの頃の上司と共に懐かしく思い出された。 主役のルーは、悲惨な子供時代を過ごしたにもかかわらず、常に前向きでどんどん自分の思うがまま進んで大物になっていく姿が、見事に描かれていた。真珠ねえさんの一生は、なにか悲しい人生に思ったが、すごく心に残る作品だった。

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2025/07/27

BK制作の朝ドラと同じ匂いがした。本作で語られる時代の文脈や人々の息遣い、光の濃淡が朝ドラのそれとほとんど同じ。ただ一つ違うのは、主人公がキャバレーのホステスで、絶対に朝ドラでは取り上げられないだろう題材だということだ。 朝ドラは、本物の光の側を生きる人々しか主人公になり得ないが...

BK制作の朝ドラと同じ匂いがした。本作で語られる時代の文脈や人々の息遣い、光の濃淡が朝ドラのそれとほとんど同じ。ただ一つ違うのは、主人公がキャバレーのホステスで、絶対に朝ドラでは取り上げられないだろう題材だということだ。 朝ドラは、本物の光の側を生きる人々しか主人公になり得ないが、本作はにせものの光に縋るしか生きる術を持たない人々にスポットライトをあてた。不幸なことから夜の世界へ足を踏み入れることになるも、持ち前のキャラクターと負けん気でのし上がる主人公のルー。一方、店のナンバーワンでありながらも貧乏暮らしを続け(この理由は最後に明かされるのだが)、ルーに「ねえさん」と慕われる真珠は、裏主人公と言って良いだろう。この2人が織りなすシスターフッドも見所のひとつだ。 戦後から高度経済成長期、バブル期、そして平成初期を生き抜いた、2人の女の生き様が凝縮された見事な小説だった。

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2024/12/30

装丁から想像していたストーリーとは違ったけど、元気いっぱいのルーが時代を生きているのが楽しかった。 今は当たり前にあっても、時代と共に廃れていくもの。 いつの間にか無くなってしまったもの。 そういう哀しさも寂しさもある。 地蔵長屋での丁寧な暮らしに、私は憧れる。

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2024/08/25

お馴染みの街を舞台にした戦後すぐから平成、令和までの物語なので、ふーんそうだったんかなとか、わかる分かるとか思いながら読みました。時代は流れていくなかで、世の中も街も変わっていくけれど、結局、人そのものはあまり変わらなくて、同じようなことの繰り返しも多くてこの世の中は進んでいく、...

お馴染みの街を舞台にした戦後すぐから平成、令和までの物語なので、ふーんそうだったんかなとか、わかる分かるとか思いながら読みました。時代は流れていくなかで、世の中も街も変わっていくけれど、結局、人そのものはあまり変わらなくて、同じようなことの繰り返しも多くてこの世の中は進んでいく、それが人間。そんなことも作者は表現したかったのかなと思いました。

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2024/08/15

京橋を舞台にした物語。天満など馴染みのある町がでていて、身近に感じる話でした。人情を感じる、温かみのある本です

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2024/07/18

読みやすかった。京橋の昔の様子が浮かんできた。この本を読むまでグランドシャトー知らなかったが、読んでからはなぜあの建物に気付いていなかったが疑問。

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2024/08/24

クリームソーダ。嘘っぽい鮮やかな色彩としゅわしゅわとした炭酸に酔いそうで、クリームの甘さに笑顔になるような。 ルーの潔さとテンポの良さがキレッキレで、彼女の渇望するものがよくわかる。美しい竜宮城の物語だなーって思うけれどクリームソーダのような甘ったるさが優しくて救われる。 ご馳走...

クリームソーダ。嘘っぽい鮮やかな色彩としゅわしゅわとした炭酸に酔いそうで、クリームの甘さに笑顔になるような。 ルーの潔さとテンポの良さがキレッキレで、彼女の渇望するものがよくわかる。美しい竜宮城の物語だなーって思うけれどクリームソーダのような甘ったるさが優しくて救われる。 ご馳走様でした。

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2024/03/16

私自身は大阪に住んで2年。さすがに兵庫の方ということで方言が鼻につくこともなく、差別的なのが引っかかるわけでもなく古いもの苦手な私にもすっきりめに読めた。熱くなるところも多かった。にせものの光とか自分も最後に棄てるのかとか。

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