1,800円以上の注文で送料無料

「能力」の生きづらさをほぐす の商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/03/19

【◯◯力に飽きてた私に刺さる一冊】 人材開発業界が成功した 「能力」の商品化 常に「◯◯力」が足りないと 欠乏を突きつけられる現代社会 なぜ能力は商品になったのか どこまでいっても 能力が足りないのはなぜか 能力という強い光の裏側に迫る どんな能力も 1人きりでは発揮で...

【◯◯力に飽きてた私に刺さる一冊】 人材開発業界が成功した 「能力」の商品化 常に「◯◯力」が足りないと 欠乏を突きつけられる現代社会 なぜ能力は商品になったのか どこまでいっても 能力が足りないのはなぜか 能力という強い光の裏側に迫る どんな能力も 1人きりでは発揮できないよ

Posted byブクログ

2023/03/11

言い回しがややくどいので読みづらかったけど、改めて「個人の性格やメンタルまでもが『能力化』されてしまっている」と気づかされる一冊だった。 ずっとモヤモヤしてた、メンタルの「強い」「弱い」という言葉。これも会社など業績を図られる、競争させられる現場で使われることが多い。そもそもそ...

言い回しがややくどいので読みづらかったけど、改めて「個人の性格やメンタルまでもが『能力化』されてしまっている」と気づかされる一冊だった。 ずっとモヤモヤしてた、メンタルの「強い」「弱い」という言葉。これも会社など業績を図られる、競争させられる現場で使われることが多い。そもそもそのメンタルは環境や関係性にフィットしているかどうかでしかないうえに、職場以外の要員も複雑に絡み合ってくるので、その二項対立で語る方が間違っている。 あくまでその人のパフォーマンスは「関係性次第」というのが筆者の主張。僕もそう思ったし、そう考える経営者が増えていって欲しいなと切に願う。 あと何かのプロット図で、引用されていたYさん、まさに自分のことかと思った。めっちゃ人の顔色気にするタイプなのです。リモートワーク、ずっとしんどかったのってまさにそれが原因なのかもしれないなあ。

Posted byブクログ

2023/02/27

組織開発のコンサル事業を行う著者のリアルな事例も交えた、内省の仕方など。大きな組織改革の話に見えて実は自分で変えるヒントなども。社会人の初めに、著者に巡り会えたことに改めて感謝。

Posted byブクログ

2023/02/19

感想 業績評価の限界。能力とは個人の素質と環境の掛け算。1人の個人の中にあるものではなく外部との境目に存在する。理解せずに能力開発は困難。

Posted byブクログ

2023/02/07

「能力」という言葉に振り回されながら生きていることを痛感。 お子さんに対する対話形式の文章も読みやすかった。 マクレランドのコンピテンシーの説明がとても分かりやすく腑に落ちた。 「葛藤の除去に盲進しない」という言葉が印象的で目の前にあることを大事にしていきたいなと強く思った一冊。...

「能力」という言葉に振り回されながら生きていることを痛感。 お子さんに対する対話形式の文章も読みやすかった。 マクレランドのコンピテンシーの説明がとても分かりやすく腑に落ちた。 「葛藤の除去に盲進しない」という言葉が印象的で目の前にあることを大事にしていきたいなと強く思った一冊。

Posted byブクログ

2023/04/03

『#「能力」の生きづらさをほぐす』 ほぼ日書評 Day628 ご自身が乳癌と闘病中の著者が、万が一にも命を失うことになったら…という想定で、15年後の愛する子供達に送るメッセージ。 "お兄ちゃん"である、新卒2年目で「できない奴」のレッテルを貼られ悩んで...

『#「能力」の生きづらさをほぐす』 ほぼ日書評 Day628 ご自身が乳癌と闘病中の著者が、万が一にも命を失うことになったら…という想定で、15年後の愛する子供達に送るメッセージ。 "お兄ちゃん"である、新卒2年目で「できない奴」のレッテルを貼られ悩んでいるところへ、元人事開発コンサルの母が降臨するという、メチャクチャな設定ながら、それに続くストーリーは"HR基礎"の副読本として十分にオススメできる内容。 過去の実績を、その人の「能力」として捉える「メリトクラシー」。本来、「能力」とは未来に向けたポテンシャルも含めて評価すべきものではないか、という批判的考察。 さらに日本の能力主義では、学力(より正確には、学業の実績)が最重要視されてきたが、1980年代以降は「人間力」「生きる力」「コミュ力」等にも目を向ける「ハイパー・メリトクラシー」が台頭した。 同時に個性を重視する風潮も強まったが、その最先端を行くとされた慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)の卒業生が就職先企業で"進歩しすぎ"(で協調性がない)として評判が下がり、結果、カリキュラムも"標準的"なものに修正されたとのこと。 ひとりひとりの「能力」よりも重要なのは「組織風土」、それを形作るのはトップの「リーダーシップ」、リーダーたるべき人に共通して見られる行動パターン、すなわち「コンピテンシー」モデル、さらには「性格」のように容易に変えられない要素を、いかに陽の光のもとに晒し、それらを活用して組織づくりを行うか。 「あなたは発達障害です」のような確定診断を得ても、事態は変わらない。 そんなこんなが、母と息子&娘の会話形式で、さりげなく語られる。 https://amzn.to/3HFrDuk

Posted byブクログ

2023/01/23

能力は環境次第で移ろうもの。能力という言葉を使った社会の仕組みを母と子の対話でほぐしていく感じがとても良かった。今まで読んだ能力主義に関する本とは別の着地点であり新鮮でした。

Posted byブクログ