破局 の商品レビュー
おもしろかった 芥川賞をとった作品ということで身構えてしまったが全然読みやすかった。 人間味のない感じに逆に人間味を感じた。
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ここがいちばん書きたかったんだろうな〜と思うところ以外、いらないと思ってしまった 小説読むという行為の前提に元も子もないけど、そこ以外の付属品全部必要性を感じてあげられないしエッセイとかでよかったのになと思った、 だからエッセイとかの方を好んでいるのかな最近、余裕がないと余白を楽...
ここがいちばん書きたかったんだろうな〜と思うところ以外、いらないと思ってしまった 小説読むという行為の前提に元も子もないけど、そこ以外の付属品全部必要性を感じてあげられないしエッセイとかでよかったのになと思った、 だからエッセイとかの方を好んでいるのかな最近、余裕がないと余白を楽しめない 読む上でのスピード感読みやすさは抜群 (感想が阿呆すぎる)
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芥川賞私小説シリーズ。 こういうまったく共感でできない主人公の話を読めるのがシステム化してに本を読むいいところ。まぁ上手くいってるような人でも生きづらさを持っているという典型的な話。
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下品、下品すぎる笑笑 クソ真面目な顔して下ネタぶっぱなしてるのなんなん、読んでて気が狂いそう笑 誰かの視線を感じる描写が下ネタと同等に多かった 登場人物全員マトモじゃない
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どこかでチラ見したこの本の感想に惹かれて一気に読んだ。いわゆる今の日本のいい大学の学生なんて大体こんなものだと思う。社会の一員として、自分がどう自分の頭で考え生き抜いていくのかを訓練されない日本だからこそ、こんな若者が量産され、日本は取り残されるのだ。それにしても、人生の破局っぷ...
どこかでチラ見したこの本の感想に惹かれて一気に読んだ。いわゆる今の日本のいい大学の学生なんて大体こんなものだと思う。社会の一員として、自分がどう自分の頭で考え生き抜いていくのかを訓練されない日本だからこそ、こんな若者が量産され、日本は取り残されるのだ。それにしても、人生の破局っぷりが、脳天文字通りぶっ放されすぎる展開でした。
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みんな本当はこんなヤバさを秘めてるでしょ?っていう共感を求められているようで読んでいて疲れてしまいました。さほど面白いストーリーでもないし、文学としても重箱の隅をつつくようなテーマかなと思います。
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第163回芥川賞受賞作。自分も他人も傷つけながら進んでいく割れたガラスみたいな登場人物たち。主人公の「異物感」の感覚的には『コンビニ人間』に通ずるところもあるが、周囲とのずれの自己認識の仕方が異なる。どちらの作品も発達障害やそのグレーゾーンの登場人物の話と切り分けてしまう読み方も...
第163回芥川賞受賞作。自分も他人も傷つけながら進んでいく割れたガラスみたいな登場人物たち。主人公の「異物感」の感覚的には『コンビニ人間』に通ずるところもあるが、周囲とのずれの自己認識の仕方が異なる。どちらの作品も発達障害やそのグレーゾーンの登場人物の話と切り分けてしまう読み方もできるだろうけど、個人的には現代のありふれた当たり前の人間の描写のように感じる。発信と承認、メタ思考と視野狭窄。SNS全盛時代に現れる人間の歪さやリアルな人間関係の危うさを切れ味鋭く描いた傑作。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◼︎面白かったか 面白かったと思います。行き帰りの通勤時間ですぐ読み終わりました。 ◼︎なぜそう思ったか 彼なりに色々頑張ったのにことごとく上手くいってなくて可哀想だけども、希望はなんだかありそうなところが良かったような気がします。具体的には思い出せませんが、クスッと笑えるところもいくつかあったと思います。 ◼︎他人に勧めようと思うか 思いませんでした。 ◼︎どんな人におすすめか コンビニ人間とかが好きな人とかにおすすめです。作者も芥川賞受賞の会見で何らかの影響を受けているかもしれない作品として挙げていました。 ◼︎読もうと思ったきっかけ 芥川賞受賞の会見の様子を偶然YouTubeで見かけて、この人の作品は好きかもしれないと思ったからです。あと、コンビニ人間が好きだったからです。 ◼︎この星の数にした理由 すぐ読み終わりましたし、面白かったですが、登場人物にめちゃくちゃ共感したとか価値観が変わったとかそういうのはなかったので星4にしました。
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謎めいた感じの主人公で、感情を描写するのではなく、こうするべきだからこうする。というスタイルでした。 実際にこういう考えで行動している人もいるのかもしれない、と数人の知り合いを思い浮かべました。感情を排除した小説として心に残りました。好みとしてはそんなに好きではなかったです。
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