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ギフテッド の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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2023/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022/12/16予約 2 主人公の高学歴の伯母である凛子が、中学受験をする姪の莉緒の家庭教師をする。 凛子は妹の長女である莉緒となら、あるがままの自分で話せる。 それは、ある意味ふたりが同じように賢いから、おかしな遠慮などなく、そのままの意味で話を受け止めてもらえる安心感なのだろう。 凛子の妹は、整形外科医の夫との間に、3人の子どもがいる。長女の莉緒、次女のまひる、長男の真之介で、次女はダンスに夢中でお勉強はそれほど…、長男は少し発達障害の疑いがあるらしい。 凛子と妹、妹と夫の岡田さん、凛子と友人の精神科医やNPO法人の代表との関係など、中盤までは深く切り込んでいくのに、ラストはあっさり終わってしまう。 ところどころ出てくる、凛子の子どもの頃の思い出の『流れ星の君』の行く末も、あれっ、という感じ。 『ギフテッド』という言葉を簡単に使ってはいけないように思う。

Posted byブクログ

2022/11/01

賢い子どもに生まれたって、強く生きられるわけじゃない。 賢い子どもを産んだって、簡単には育てられない。 高い知能を持つことは、神様からのギフト? それとも試練? 国内トップの大学を卒業し一流企業に就職したものの退職、現在はフリーランスの翻訳者として慎ましく暮らす凛子。 姪の莉緒...

賢い子どもに生まれたって、強く生きられるわけじゃない。 賢い子どもを産んだって、簡単には育てられない。 高い知能を持つことは、神様からのギフト? それとも試練? 国内トップの大学を卒業し一流企業に就職したものの退職、現在はフリーランスの翻訳者として慎ましく暮らす凛子。 姪の莉緒は、読書と昆虫が大好きで論理的思考が得意だが、融通が利かずコミュニケーションに難がある、危うい小学生だ。 莉緒の中学受験に伴走することになった凛子は、周囲の期待にうまく応えられなった自分の半生を振り返るーー

Posted byブクログ