火喰鳥を、喰う の商品レビュー
Xで目に止まったので読んでみた 結果読まなくて良かったなと思ったし、このジャンルの本は今後手を出さなくても良いなと思った 設定がふわふわしていてそれはおかしくない…?と思いつつ見ないふりをして読みましたがふわふわしてたので怖くもなくそのまま片付けられちゃったなー… 理不尽に奪われ...
Xで目に止まったので読んでみた 結果読まなくて良かったなと思ったし、このジャンルの本は今後手を出さなくても良いなと思った 設定がふわふわしていてそれはおかしくない…?と思いつつ見ないふりをして読みましたがふわふわしてたので怖くもなくそのまま片付けられちゃったなー… 理不尽に奪われたり襲われたりするのがホラージャンルの醍醐味だとしても、そこに得るものが何もなかったのが個人的には合わなかったんだと思う
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いやぁ予期せずすげえもの読んじゃったなぁ。雷に打たれたような衝撃がある。これは怖いよ。モダンホラーとミステリの隙のない完璧な融合。 ある日、ささいな出来事をきっかけに起きる怪異とそれに巻き込まれていく人々。 怪異との対決はもちろん読み応え抜群だし、何と言ってもリーダービリティが実...
いやぁ予期せずすげえもの読んじゃったなぁ。雷に打たれたような衝撃がある。これは怖いよ。モダンホラーとミステリの隙のない完璧な融合。 ある日、ささいな出来事をきっかけに起きる怪異とそれに巻き込まれていく人々。 怪異との対決はもちろん読み応え抜群だし、何と言ってもリーダービリティが実にいい。読み始めたらあれよあれよと結末にたどり着いてしまった。 全てのパズルのピースが揃った途端、恐怖に震え上がる。怖いし、面白い。いやぁいいもの読みました。
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祖父の兄の遺品の日記から始まるホラーミステリ。 ではあるが、パラレルワールドと行ったり来たりするのでオカルトSFと言った方が正しいような気がする。 怪異の発端が北斗の横恋慕でしかないのも引っ掛かる。
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怪異に次ぐ怪異で、 どれが現実でどれが幻なのかわからなくなる。 でもうまいこと伏線も回収できて、 きれいに着地できていると思う。 しかしヒクイドリ、そんなに重要かなぁ。 確かにニューギニアに生息してはいるのだろうけど。 物語の核になるほどの存在ではないような気がする。
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え、まじで申し訳ないけど何が面白いの 角川ホラー文庫自体は初めてではないけど、ホラー小説という体裁の小説は割とこの本が初めてだったかもしれない。ミステリー好きな自分からしたら、現実的なことと、SFっぽい明らかに現実離れした怪奇現象的なことが入り組んでて、意味がわからなかった。これ...
え、まじで申し訳ないけど何が面白いの 角川ホラー文庫自体は初めてではないけど、ホラー小説という体裁の小説は割とこの本が初めてだったかもしれない。ミステリー好きな自分からしたら、現実的なことと、SFっぽい明らかに現実離れした怪奇現象的なことが入り組んでて、意味がわからなかった。これはこういうことという受け入れがないと、この本の面白さが理解できないのかも。
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※このレビューにはネタバレを含みます
とってもスリリングな一冊。 確固たるものだと思っていた日常/現実が何かに侵食され崩れていく。どんな手を打っても止められず、そんな主人公の恐怖を読者も震えながら追うしかない。 ちょっと作品世界が主人公に対して理不尽すぎるきらいはあるけど、途中からストーリーがどこへ向かうかわからなくなり、誰の言うことも信じられず、足元があやふやになっていく不安極まりない感覚が恐ろしいのに何故かアガる。 ホラー小説にありがちな怨恨や因習を恐怖発生の源泉にするのではなく、恐怖を与える側の都合みたいなものが明らかになっていく展開も面白い。 新感覚というのは言い過ぎか?それでも他ではなかなか味わえない読書体験だった。
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ホラーってほど怖いことは起こらないんだけど理不尽SFサスペンスだった。 先が気になってずんずん読んだが「赤ずきんと健康」に薫陶を受けた人間にとって、この展開はあまりにつらい。主人公が一体何をやったというのか。面白かったけどもやもや
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- ネタバレ
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戦争で亡くなった大伯父の日記が見つかったことに端を発し、次々と怪異が起こり始め…というホラーとその怪異を起こした犯人は誰かという謎とで読ませる怒濤の展開のお話でした。話としてはすごく面白かったのですが、私的には主人公に感情移入してたので最後はなんか納得いかなかったかも…。
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ホラーとミステリーが融合した不思議な読後感でした! SF要素の方が強い感じがしましたし、かなり人を選ぶ作品なんで読むときはご注意を!!
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ものすごく奇妙な読書体験でした。 どっちかというとホラーよりかはSFな気がする。でも、読者をしっかり恐怖に陥れてくる。そりゃ大賞受賞するよな、と思った。これがデビュー作とか、期待大やん!読んで良かった!是非考察しながら読んで欲しい。でも、パラレルワールドとか、非現実的な物語が苦手...
ものすごく奇妙な読書体験でした。 どっちかというとホラーよりかはSFな気がする。でも、読者をしっかり恐怖に陥れてくる。そりゃ大賞受賞するよな、と思った。これがデビュー作とか、期待大やん!読んで良かった!是非考察しながら読んで欲しい。でも、パラレルワールドとか、非現実的な物語が苦手な人は合わないかも? 物語は全十日間、起きている時間と、夢を見ている時間に分けられる。 大伯父の墓が荒らされた所から物語が始まるのだが、そこから不可解な現象が起き始める。怨念的なものが作用しているのか、もしくは誰かのイタズラか、主人公たちは原因を探っていく。 【中盤までのネタバレ注意】 この本を読む上で重要なカギを握るのが夢の存在だ。全十日間に夢を見る描写があり、これがまた読者を混乱させる要因でもある。 主人公の身の回りに起きていることに関係する悪夢を見る。悪夢は様々な形となって主人公を襲う。起きている時も悲惨で残酷な現実に押しつぶされそうになるのに、夢の中も安心はない。 だが、読み進めていくうちに、読者側に対して曖昧な伏線を残す。そしてこれが考察するヒントとなり、読み進める手が止まらないほどの面白さを引き起こしている。 主人公は勿論、夢から覚める。悪夢の中に少しだけだが事件を紐解くヒントが隠されていた。だが、主人公は目覚めると夢の内容を忘れてしまう。ここが凄くもどかしい。 【ラストまでのネタバレ注意】 ラストはとても衝撃的だった。こんなに怖い締め方は知らない。 物語でちょくちょく出てくる千弥子という人がいるが、ここがどうもわからなかった。もう少し掘り下げて欲しかったなぁ。 現実世界ではなくて別世界の話なのか、主人公は問題を解決出来たのか多くは語られなかったが、私はあることに気づいてしまいましたよ! 起きている時から夢を見る時に変わる時は必ず、● このマークが付けられていますよね。ラストはヒクイドリの顔をした貞市を追い詰めました。そのあとに●があるんです。つまり、起きている時の物語は追い詰めた所で終了しているのです。そして夢パートに移る。夕里子と新婚旅行に行くのは主人公ではなく、北斗。しかも笑っている。とても不気味な終わり方です。でも、夢の中ということは、夢オチになるのではないのでしょうか。違うかもしれないけど(汗) 結局、起きている時の結末が明瞭としていないから、単純に夢オチでよかったねとも言えないのが怖い要素。 夕里子の結婚相手は主人公ではなく北斗、という夢を見るのも、「夕里子が無事なら私はどうなっても良い」という考え方から来たのか、北斗に焼かれた夕里子の悲惨な姿を見た主人公がトラウマとなって生み出したのか………うーんよくわからない!みんなの考察教えて!
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